「プラウドタワー岡山」、第 1 期 164 戸が即日完売

プラウドタワー岡山の建設地 マンション探訪記
「プラウドタワー岡山」の建設地の様子(筆者撮影)

野村不動産株式会社とJR 西日本不動産開発株式会社は、両社が参画する「岡山市駅前町一丁目 2 番 3 番 4 番地区第一種市街地再開発事業である新築分譲マンション「プラウドタワー岡山」の第 1 期販売を 2024 年 11 月 30 日(土)~12 月 7 日(土)に実施。最高販売価格 3 億 6,998 万円の住戸を含む販売戸数 164 戸全戸に申込みが入った。登録申込総数は 164 戸に対して 353 件、最高倍率 8 倍、平均倍率は 2.15 倍。地元岡山県中心に、首都圏や関西圏等からも申し込みが入った。JR「岡山」駅徒歩 3 分の再開発という立地に加え、免震構造、長期優良住宅の取得等、安心して快適に暮らせる仕様等が特に評価された。

「岡山市駅前町一丁目 2 番 3 番 4 番地区第一種市街地再開発事業について

プラウドタワー岡山

「プラウドタワー岡山」の建設地(筆者撮影)

本事業は、岡山県のターミナル駅である「岡山駅」の目の前に位置。岡山駅周辺は、商業・業務施設などが高度に集積。鉄道・路面電車・バスなどの乗継拠点であるなど交通の要所として機能。一方で、低利用・未利用の土地が多く、既存建物の老朽化も進んでいたことから、都市機能の再整備が望まれる状況に。

本地区は、国の定める「都市再生緊急整備地域(岡山駅周辺・表町地域)※1」内に位置すると
ともに、岡山市の定める都市計画マスタープランでは、商業・業務、医療・福祉、コンベンション施設などの高次な都市機能や回遊性・賑わい、交流機能が充実し、市全体や都市圏の発展をけん引する都心位置とされている。本プロジェクトを通じ、持続的に発展できる都市づくりとして、岡山の玄関口にふさわしい機能を持った「都心拠点」を創造していく。

プラウドタワー岡山

「プラウドタワー岡山」の完成予想図

環境・省エネ対策と安心安全の災害対策を実現し、さまざまな世代・世帯ごとに求められるニーズに合わせた、総戸数 422 戸の大規模タワーマンションとなる住宅棟「プラウドタワー岡山」、観光やインバウンドを見据えたホテル棟、日々の生活のライフラインを提供する商業施設、多様なコミュニティ形成や地域コミュニティの活力を高める、コンベンション施設などの拠点機能を設ける。まちづくりのコンセプトである「OKAYAMA GATE PLACE」を元に、周辺地域との連携したイベントの検討などにより賑わいを創出し、岡山市のランドマークとなるまちづくりを目指していく。

《物件概要》
所 在: 岡山県岡山市北区駅前町一丁目3番(地番)
交 通 : JR「岡山」駅 徒歩 3 分
構造・規模 :鉄筋コンクリート地上 31 階 地下 2 階建て
竣 工 時 期 :2026 年 4 月下旬(予定)
入 居 時 期 : 2026 年 8 月下旬(予定)
敷 地 面 積 :3,249.22 ㎡
総 戸 数 :422 戸(分譲 367 戸)
間 取 り :1LDK ~4LDK
専 有 面 積: 44.92 ㎡ ~ 193.87m ㎡
バ ル コ ニ ー面積: 10.36 ㎡ ~ 46.12 ㎡
売 主 :野村不動産株式会社、JR 西日本不動産開発株式会社
施 工 :奥村組

編集付記 :岡山駅周辺では、これ以上ないと言ってもいいような駅前の好立地。岡山県内の注目度が高いのは、当然だろう。地方都市の売れ行きを見ると、新幹線停車駅から近い立地の好調さが目立つ。価格はどの地域も上昇しているが、希少立地のニーズはいつの時代もある。