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「パークシティ中野 ザ タワー」反響1万件超PJのコンセプトルーム見学

53 階建タワー「hitoto 広島 The Tower」竣工

「hitoto 広島 The Tower」の外観(2020年7月撮影) マンション探訪記
「hitoto 広島 The Tower」の外観(2020年7月撮影)

広島大学本部跡地に「hitoto広島」が誕生。学びと出会いのある街づくり

かつて広島大学の本部があり文教の街として賑わった広島市中区千田地区。その跡地の再開発プロジェクト「hitoto広島」の住宅棟である「hitoto 広島 The Tower」が竣工しました。

「hitoto 広島 The Tower」と「CLiP HIROSHIMA」(2020年7月撮影)

「hitoto 広島 The Tower」と「CLiP HIROSHIMA」(2020年7月撮影)

「hitoto広島」を構成するのは、地域に密着した6つの多彩な施設。スポーツクラブ ルネサンス広島東千田、翠清会梶川病院、ケアハウス ラポーレ東千田、CLiP HIROSHIMA(自動車ショールーム)、「hitoto広島 ナレッジスクエア」、「hitoto広島 The Tower」。6施設が連携し、広島初となる環境負荷を低減し、街の防災機能を高める「スマートコミュニティ」を導入します。また、スマートコミュニティ構築の中核をなす一般社団法人hitoto広島タウンマネジメントが「hitoto広島」におけるタウンマネジメントを牽引します。

住宅棟である「hitoto広島 The Tower」は、高さ約178mの超高層免震タワー。事業主は、三菱地所レジデンス 三井不動産レジデンシャル 菱重プロパティーズ トータテ都市開発 広島電鉄の6社。中国・四国・九州最高層となる地上53階建て総戸数665戸のスケールです。

「広島でいちばん愛せる家をつくろう」というメインコンセプトのもと、広大な敷地を活かしタワー形状にすることで空地率70%を実現。約3500平米の空間に憩いの場を設けるなど豊かな住環境を育んでいます。

「hitoto 広島 The Tower」の外観(2020年7月撮影)

「hitoto 広島 The Tower」の外観(2020年7月撮影)

40mの並木が続くアヴェニューや新緑の中を散策できるガーデン。既存樹の並木を残しつつ桜をはじめとする50種以上の樹木を植樹。約30000平米の東千田公園にも隣接し緑に寄り添う暮らしを実現します。

「hitoto 広島 The Tower」の共用棟(2020年7月撮影)

「hitoto 広島 The Tower」の共用棟(2020年7月撮影)

独立した共用棟「コミュニティプラザ」には、キッズコーナーやカフェテリア、キッチン、コミュニティホール、DIY・クラフトコーナー、音楽スタジオ、スタディルーム、バーベキューコーナーといった8つのゾーンを設置。新たな交流の拠点となります。

「hitoto 広島 The Tower」のアプローチ(2020年7月撮影)

「hitoto 広島 The Tower」のアプローチ(2020年7月撮影)

敷地の空地スペースが十分確保されており、植栽を配することで都市では実現しにくい潤いある環境が創造できていると感じました。東千田公園も隣接しておりランドマークとしての存在感も際立っています。

53階にスカイラウンジ 47階にオーナーズビューラウンジを用意。

共用部はほかに、53階にスカイラウンジ、47階にオーナーズビューラウンジを用意。宮島や瀬戸内海の美しい景色をマンションから楽しめます。

冷暖房効率の高いLow-E複層ガラスの採用や床暖房、ディスポーザー、食器洗い乾燥機、ガラストップコンロなども標準装備されており住み心地に配慮した設備が充実。日中は、フロントコンシェルジュ、管理スタッフが対応し、夜間は警備員が常駐する24時間有人管理体制が取られています。

「八丁堀」や「本通」にアクセスしやすい拠点性の高い立地。公園隣接や大規模レジデンスであることも評価され既に、500戸超が供給済み。地方都市の大規模レジデンスとしては堅調な売れ行きです。

「hitoto 広島 The Tower」の現地案内図

「hitoto 広島 The Tower」の現地案内図

水の都と呼ばれ美しい景観を誇り中四国地方最大の人口119万人超の広島市ですが、大規模再開発が可能な都心立地は限られています。街の活性化につながるエリアとしてこれからも注目されるのではないでしょうか。