「ザ・パークハウス 横浜新子安フロント」は、JR京浜東北線「新子安」駅前とペデストリアンデッキ直結徒歩3分の全180邸の大規模レジデンスです。南側には、25の専門店が入る複合商業施設「オルトヨコハマ」が立地。敷地は、かつて「子安小学校」があった地で、2018年に新築・移転。オーケー新子安店がオープンするなど街が賑わいを見せています。(初回掲載 2020年10月20日)
駅中心に再開発が進む「横浜」駅も2駅6分の「新子安」駅の駅近レジデンス。現地とモデルルームを訪ねその魅力をレポートします。
ペデストリアンデッキ経由で3階サブエントランスにダイレクトにアクセス
「ザ・パークハウス 横浜新子安フロント」の立地のポイントは、「新子安」駅徒歩3分の駅アクセスの良い立地でありながら比較的落ち着いた街区でかつ生活利便性が高いこと。敷地の広範囲は第一種住居地域に位置しており北東側の一部が近隣商業地域です。
「オルトヨコハマ」が建つ南東側は、新子安西交通広場があり建物との距離があり通風・採光面が良好です。南東側道路は、幅員があるものの交通量はそれほど多くありません(北東側は新子安大黒線)。また京浜東北線に近い立地ですが海抜約10mの高台でかつての子安小学校が防災拠点に指定されていたように防災上も安心なロケーションです。
複合商業施設「オルトヨコハマ」には、「ジョナサン」や「ドトール」といったカフエや飲食店、ドラックストアやコンビニエンスストアが立地。スーパーマーケット「そうてつローゼンオルト子安店」は、7時~25時半までのオープン。「オーケー新子安店」も近くで生活利便施設が整っています。
通学校区である「子安小学校」へは、徒歩5分の近さ。現在ある駅前から続くペデストリアンデッキに新たなデッキが新設され「ザ・パークハウス 横浜新子安フロント」の3階に直結します。サブエントランスから出入りが可能で駅方面や子安小学校へのアクセスもスムーズです。
「横浜市市街地環境設計制度」を利用 空地率約59%環境創造型レジデンス
「ザ・パークハウス 横浜新子安フロント」の建物計画は、外周などに植栽を配し空地率約59%を確保した環境創造型レジデンス。横浜市市街地環境設計制度を利用することで、3棟構成の10階建て全180邸の開放的かつ存在感のあるフォルムを実現しています。
横浜市市街地環境設計制度は、敷地内に歩道や広場(公開空地)を設けるなど、総合的な地域貢献を図ることを条件に、建築物の高さや容積率を緩和する事で、良好な市街地環境の形成を誘導する制度。「ザ・パークハウス横浜新子安フロント」は、良好な市街地環境の形成に資する計画として横浜市より建物高さに関する規制の緩和を受けています。
また横浜市の建築物の環境品質や外部に与える負荷低減に関する取り組みを総合的に評価する建築環境総合性能評価システム「CASBEE横浜」でAランクを取得し、地球温暖化対策に努めたマンションとして評価されています。
ザ・パークハウス横浜新子安フロントでは、敷地内に保育所を設置することに加え、敷地内に誰でも利用できるペデストリアンデッキ、階段及びエレベータを整備し敷地全周に安全で緑豊かな歩行者空間の整備を行っています。
共用施設は、二層吹き抜け空間のウェルカムラウンジやオーナーズラウンジ、コレクティブスタジオ(多目的集会室)、ゲストルームなど180邸規模としてはかなり充実しています。緑豊かな顧問ガーデンや美しい並木が続く散策路シーズンアヴェニューなど外構の植栽も豊かで地域に潤いある環境を届けています。さらに敷地内にカーシェア用の「テスラ」を用意しており、カーライフをサポートしています。
2015年に竣工した「ザ・パークハウス 横浜新子安ガーデン」も横浜市市街地環境設計制度を利用してのプランニングでしたが、先日訪ねた街区は緑豊かで歩いていてとても気持ち良かったです。シーズンアヴェニューは、約160mもあり住戸からの景色も期待できそうです。
なお、エレベーターは、全部で3基設置。全180邸ですので1基あたり60世帯と十分です。
南東・南西向き収納豊富な70㎡超中心 ディスポーザーなど設備仕様も充実
「ザ・パークハウス 横浜新子安フロント」の住戸プランニングの特徴は、南東・南西道路に面した敷地形状を活かした全戸南東・南西向きの通風・採光の良い開放的なプランニングです。
横浜市の住居系エリアや準工業地域は、20mの高さ規制のある場所が多く7階建てのマンションの場合、直床もしくは1階部分を半地下にして二重床にするケースが多い。「ザ・パークハウス 横浜新子安フロント」は、30mをやや下回る高さの10階建てとなり階高は3m弱の設定で、二重床・二重天井を実現しています。
専有面積は、62.38㎡~98.54㎡で平均専有面積は約77㎡とゆったりした3LDKが中心。3LDKは、71㎡以上となり間口も6.2m以上確保されているものが多く使い勝手の良いつくりです。縦長リビングの3LDKタイプが中心で、モデルルームのように2LDKにも変更できるウォールドアを採用したフレキシブルなプランです。
リビングダイニングの天井高は、約2420㎜のタイプがメインですが柱型や大梁がなく開放感があります。バルコニーの奥行きは、約2mあり広々した印象。外廊下側の窓には、可動ルーバー面格子が設置され出窓部分をカウンターとしても利用できます。
設備仕様は、ディスポーザーや食器洗い乾燥機を標準装備。保温浴槽や「エコジョーズ」など省エネルギー性能の高い設備も導入されています。サッシは複層ガラスを採用。一部住戸にT2レベルのサッシを採用するなど音にも配慮しています。
またトイレには手洗いカウンターを設置、ドアキャッチャーをリビングダイニングのほか洋室にも設置されていて使いやすい。ソフトクローズ付きの多機能なシューズボックス、2方向から開閉できるフリークローゼットなど暮らしやすさへの配慮が各所で感じられます。
収納率は、平均で約10%と豊富。平均専有面積が約77㎡であることを踏まえると、十分な収納量があると言えるでしょう。
総反響数は、10月20日時点ですでに2200件を超え10月3日から始まった事前案内会の来場件数も3週で約300組と注目を集めています。京浜東北線利用で「東京」駅や「品川」駅に軽快にアクセスできる「新子安」駅前からペデストリアンデッキ経由で徒歩3分の利便性。70㎡超中心のゆとりのプランに対しても高い評価を得ているようです。
価格は、現時点では未定ですが2015年に竣工した「ザ・パークハウス 横浜新子安ガーデン」がおおよそ坪260万円前後で中古流通していることを考えると、それを上回る価格設定にはなりそうです。販売開始は、2020年12月上旬予定ですから今のペースではかなりの方が検討されるのではないでしょうか。
駅から近く通勤利便性が高い場所なのに生活利便性や住環境が良好なロケーション。加えて、横浜市市街地環境設計制度を利用し規制の緩和を受けることで暮らしやすい素敵な住空間を実現しています。都心通勤アクセスが良好な場所で、プランニングが魅力的な大規模レジデンス早々出会えないのではないでしょうか。
《物件概要 「ザ・パークハウス 横浜新子安フロント」》
所在地:神奈川県横浜市神奈川区新子安1丁目24番3、4(地番)
交通:JR京浜東北線「新子安」駅(駅舎)徒歩3分、京浜急行線「京急新子安」駅(西口)徒歩4分、JR横浜線「大口」駅(西口)徒歩14分
総戸数:180戸(ほかに保育所、集会室等)
販売戸数:未定
駐車場:駐車施設/(総戸数に対して)87台(機械式76台/平置11台※カーシェアリング用1台含む)、他来客用1台[使用料:未定]
販売価格:未定
予定最多価格帯:未定
間取り:1LDK+S(納戸)~4LDK
専有面積:62.38㎡~98.54㎡
販売予定 :2020年12月上旬販売開始予定
完成予定:2022年2月上旬
入居予定:2022年3月下旬
敷地面積:7424.6㎡(売買対象面積)
構造/規模:鉄筋コンクリート造地上10階建 一部鉄骨造
用途地域:用途地域:第一種住居地域・近隣商業地域
高度地区:第4種高度地区・第5種高度地区
防火地域:防火地域・準防火地域
建ぺい率/容積率:建ぺい率:60%・80% 、容積率:200%・200%
売主:三菱地所レジデンス株式会社
施工会社:株式会社熊谷組
(2020年12月2日 第1期物件概要 追加)
《物件概要 「ザ・パークハウス 横浜新子安フロント」第1期概要》
販売戸数:105戸
販売価格:54,880,000円~108,580,000円
最多価格帯 :6,600万円台(10戸)※100万円単位
間取り:1LDK+S(納戸)~4LDK
専有面積:62.38m2~98.54m2
登録受付期間:対面登録受付日時:2020年12月4日(金)9:30~12月13日(日)17:30 ※登録受付時間は「ザ・パークハウス横浜新子安フロント」レジデンスギャラリー営業時間に準じます。
※登録受付場所:「ザ・パークハウス横浜新子安フロント」レジデンスギャラリー
オンライン登録受付日時:2020年12月4日(金)9:30~6日(日)17:30(受付時間内であれば終日可能)
抽選日:2020年12月14日(月)11:00~
※上記概要は参考情報です。詳細は、公式ホームページをご確認ください。
【編集後記】
筆者は、6年前に「ザ・パークハウス 横浜新子安ガーデン」のモデルルームを5年前に完成後の内部を見学させていただきましたが、横浜市市街地環境設計制度の利用で地域の環境だけでなくマンション自体の価値向上につながっていると感じました。
「ザ・パークハウス 横浜新子安フロント」は、ランドスケープだけでなく豪華な二層吹き抜けのラウンジや暮らしやすさに配慮した住戸プランもとても魅力的でしたが、中古市場でも評価の高い「ザ・パークハウス 横浜新子安ガーデン」をプランニングで意識したのではないでしょうか。可動ルーバー面格子や洋室のドアキャッチャーなどコスト面でカットされやすい設備も採用されています。こうした、丁寧なつくりのマンションが増えると良いですね。