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「新小岩駅南口地区第一種市街地再開発事業」約 1.5ha のミクストユースプロジェクト 利変換計画認可

施設建築物 配置計画図 ニュース&トピックス
施設建築物 配置計画図

三井不動産レジデンシャル株式会社と、一般財団法人首都圏不燃建築公社は、東京都葛飾区にて権利者と推進している「新小岩駅南口地区第一種市街地再開発事業」について、2024年3月26日に東京都知事より、権利変換計画の認可を受けたことを発表した。プロジェクトは、JR総武・中央線「新小岩」駅南口に位置した約 1.5ha の区域。南口駅前広場等の整備により新小岩駅周辺の回遊性・利便性、防災機能の向上を図るとともに、商業・業務施設をはじめとし、543 戸の共同住宅を一体で開発することで地域のにぎわいを創出する。住宅棟においては、「ZEH-M Oriented」の取得を予定。カーボンニュートラルの実現に貢献する。

 

地上 39 階建ての複合再開発タワー 南口駅前広場と一体のスペースを整備

外観完成予想 CG

外観完成予想 CG

■プロジェクトの特長
JR総武・中央線「新小岩」駅南口、交通や生活利便性の高い場所に位置する約 1.5ha の第一種市街地再開発事業。 南口駅前広場と一体的なオープンスペースの整備を行うとともに、災害時の帰宅困難者対策として、一時滞在施設や避難・滞留スペースを確保。また、浸水対策として、非常用発電機室や防災センターの上階への設置や雨水貯留槽の設置等を行うことで、地域の防災拠点性の向上を図る。 南口駅前広場は地域に開かれた憩いの空間として活用、地域のコミュニティ形成を促進し、賑わいと交流の場を創出。 A 街区に地上9階地下1階の業務施設(A-1 棟)・地上 11 階地下1階の商業施設(A-2 棟)、B 街区には、地上 39 階地下 2 階の複合施設(1 階~4 階が商業施設、5,6 階が駐輪場・機械室、7 階以上が総戸数543 戸の住宅)を整備するミクストユースプロジェクトとなる。

■これまでの経緯と今後のスケジュール
2 0 1 9 年 4 月:「新小岩駅南口地区再開発準備組合」設立
2 0 2 1 年 8 月:都市計画決定
2022 年 11 月:「新小岩駅南口地区市街地再開発組合」設立認可
2 0 2 4 年 3 月:権利変換計画認可
2 0 2 5 年:A 街区本体着工(予定)
2 0 2 7 年:A 街区竣工(予定)
2 0 2 7 年:B 街区本体着工(予定)
2 0 3 2 年:B 街区竣工(予定)
※ 記載内容は予定であり、今後変更となる可能性あり。

■事業概要
事業名 新小岩駅南口地区第一種市街地再開発事業
施行者 新小岩駅南口地区市街地再開発組合
所在地 東京都葛飾区新小岩一丁目地内
区域面積 約 1.5ha
建築物の敷地面積 (A 街区)約 1,210 ㎡(B 街区)約 4,440 ㎡
建築物の延床面積 (A 街区)約 7,780 ㎡(B 街区)約 71,730 ㎡
建築物の主要用途 店舗・事務所・住宅
住宅総戸数(予定) 543 戸
事業コンサルタント 株式会社日本設計
実施設計者 株式会社松田平田設計
参加組合員 三井不動産レジデンシャル株式会社、一般財団法人首都圏不燃建築公社
※ 記載内容は予定であり、今後変更となる可能性あり。

総武線沿線は、亀戸、平井、新小岩、小岩と東京都内だけでも大規模な再開発が続く。10年後には、沿線のイメージもずいぶん変わったものになりそうだ。