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横浜ウォーターフロント「北仲」のラストピース  4社で開発

計画地周辺鳥瞰写真 ニュース&トピックス
計画地周辺鳥瞰写真

株式会社日新と東急不動産株式会社、京浜急行電鉄株式会社、第一生命保険株式会社の 3 社は、日新が所有する北仲通北 B-1 地区(横浜市中区海岸通 5-25-1)における開発プロジェクトの計画検討を 4 社のパートナーシップにより推進していくことを発表しました。同プロジェクトは、みなとみらい線「馬車道」駅より徒歩約 2 分に位置し、土地の二方を海に囲まれるウォーターフロントと呼ぶに相応しい立地に誕生する大型複合開発事業となる予定です。

計画地位置図

計画地位置図

「馬車道」駅周辺は 1859 年の横浜開港の初期から市街化された「関内」エリアの北端にあり、当時からある通りの名前にちなみ「北仲通(きたなかどおり)地区」またはそのまま「北仲」と呼ばれています。生糸検査所や関連倉庫群が並ぶ港湾・臨港地区としてミナト横浜と共に発展を遂げ、2000 年以降は東急東横線直通のみなとみらい線開業とあわせて、歴史的建造物の一部を保存・復元しながら地区の機能更新が進んできました。

日新は戦後よりこの地に倉庫を構え、国際総合物流のパイオニアとしての礎を築いてきました。区画整理事業を経て日新万国橋駐車場として暫定活用していましたが、複数デベロッパーによる提案プロポーザルから東急不動産を代表企業とする事業パートナーを選定し複合施設開発を進めることになりました。

「北仲」エリアは、2012 年の UR 賃貸住宅「シャレール海岸通」完成、2016 年の結婚式場「ノートルダム横浜みなとみらい」開業に続き、2019 年には「アパホテル&リゾート横浜ベイタワー」、2020 年には商業施設「北仲ブリック&ホワイト」および「ザ・タワー横浜北仲」、横浜市新市庁舎が完成しています。

計画地現況写真

計画地現況写真

4 月には同計画地の眼前に都市型ロープウェイ「YOKOHAMA AIR CABIN」が開通するなど更に注目を集めています。 同プロジェクトでは、北仲エリアのラストピースとして、海沿いのプロムナードや広場とともに、賑わいや創造的活動を生み出す商業施設・オフィス、横浜都心の新たなライフスタイルを生み出す居住機能等を整備していく予定となっています。

【北仲通北 B-1 地区プロジェクト概要】
所 在:神奈川県横浜市中区海岸通 5 丁目25−1(住居表⽰)
交 通:横浜高速鉄道みなとみらい線「馬車道」駅徒歩約 2 分 JR 根岸線・横浜市営地下鉄ブルーライン「桜木町」駅徒歩約 8 分 (各駅よりペデストリアンデッキで接続予定)
敷地面積: 約 12,300 ㎡
用 途: 共同住宅、オフィス、商業、駐車場 等(詳細未定)
竣 工: 2027 年予定(詳細未定)

【参考サイト】一般社団法人横浜北仲エリアマネジメント

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【参考サイト】北仲通北再開発等促進地区(横浜市HP)

 

【編集付記】プロジェクトの詳細は、まだ固まっていないようですが北仲通北再開発等促進地区の建築物の最高限度を見ると、一定の条件下で約150mまでとなっていますので、事業性を考えるとA-1.2街区にも言えることですが制限近くまでの高さになるのではないでしょうか。完成すれば、かなり壮観なタワーマンション群になりそうです。

約150mの高さの建物が周囲に建つことは、「ザ・タワー横浜北仲」の販売開始前にも説明があったので、価格設定にはその点を反映した値付けになっていました。ホテルは、46階からなので眺望は抜けます。みなとみらい地区のタワーは、眺望の状況で市場価格が大きく変動します。これから中古を検討する人は、将来の眺望を踏まえた上で検討したほうが良いかもしれません。みなとみらい地区は、10万人が働く場としては、周囲に住居が少ないのでプロジェクトがスタートすればかなりの注目を集めるのではないでしょうか。

著者プロフィール 岡本 郁雄 (おかもと いくお)不動産コンサルタント
不動産領域のコンサルタントとして、マーケティング、コンサルティング、講演、執筆などで幅広く活躍。首都圏を中心に3000件以上の新築マンションのモデルルームや現場を見てきた。1967年岡山県倉敷市生まれ、神戸大学工学部卒。ファイナンシャルプランナーCFP®、中小企業診断士、宅地建物取引士、公認 不動産コンサルティングマスター。