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天然温泉も 敷地面積4500㎡超「パークコート千代田四番町」完売

「パークコート千代田四番町」の外観完成イメージ マンション探訪記
「パークコート千代田四番町」の外観完成イメージ(出典:HP)

千代田区四番町の敷地面積4589.08㎡を誇る全168邸の大規模レジデンス「パークコート千代田四番町」(売主:三井不動産レジデンシャル)が完売しました。第1期1次の販売価格が8,000万円~7億5,000万円。平均坪単価は、約890万円前後のマンション168戸が第1期1次販売開始からわずか3カ月足らずという驚きの販売スピードで完売。モデルルームを訪ねその要因を探ります。(2021年6月1日初回掲載)

4500㎡の敷地に3つの森を創造 匠の技を採り入れた共用部の演出

「パークコート千代田四番町」の魅力としてまず挙げられるのは、番町エリアで分譲レジデンスとしては早々出会えない広大な敷地を有していることです。南にワイドなほぼ整形地でゲートの内側に3つの森を創造し庭園と建築を一体と考えたランドスケープデザインになっています。

「パークコート千代田四番町」の敷地配置イメージ

「パークコート千代田四番町」の敷地配置イメージ(出典:HP)

基本計画・デザイン監修は、麻布霞町パーク・マンションなどを手掛けた建築家三沢亮一氏が担当。ファサードに緑や空を映すガラスを多用し、視認性の高い場所にランドマーク的価値を感じる格調高いつくり。

共用部の随所に匠の技を採り入れた演出も「パークコート千代田四番町」の魅力。コンシェルジュカウンターのあるホワイエには、壁面に香川県産の庵治石を採用。石匠は、イサム・ノグチ氏と25年に渡って石彫制作に協力した和泉正敏氏が起用されています。

「パークコート千代田四番町」のロビーラウンジ完成イメージ(出典:HP)

「パークコート千代田四番町」のロビーラウンジ完成イメージ(出典:HP)

また、二層吹抜けのロビーラウンジの壁面には、日本画家、木下めいこ氏の桜の日本画が飾られます。ロビーからは、窓越しに庭園の景観が広がり鏡の柱が森の緑を映し出します。

さらに2階共用部には、プライベートスパが用意されています。ワークスペースやコミュニケーションルーム、パーティールーム、ゲストルームなど共用施設も充実しています。

番町エリアで、過去最大敷地だからこその共用部の充実は、「パークコート千代田四番町」を購入する決め手になっているようです。

プレミアム住戸の天井高は、最高 約3.2m。ゆとりある住空間を提案

「パークコート千代田四番町」のモデルルーム

「パークコート千代田四番町」のモデルルーム (※転載不可)

「パークコート千代田四番町」は、地上14階建て。建設地の最高高さの制限は、50mであり階高を確保することで、天井高のあるゆとりある住空間が提案されていることも人気の要因です。

4階~13階の標準タイプのリビングダイニングの天井高が約2.6m。1階が約3.2m、2階・3階・14階が約2.7mとなっています。番町は、天井高が高いマンションを求める人が多いエリア。モデルルームは、広さとゆとりを感じ見学者にも好評だったようです。

「パークコート千代田四番町」のモデルルーム

「パークコート千代田四番町」のモデルルーム (※転載不可)

住戸の専有面積は、35.76㎡~181.23㎡となっており多彩なプランバリエーション。モデルルームは、85㎡台と181㎡台の2タイプ用意されています。

「パークコート千代田四番町」のモデルルーム

「パークコート千代田四番町」のモデルルーム ※(転載不可)

プレミアム住戸である2階の181.23㎡の181Aタイプは、最高天井高約2.7mある約33.2畳もあるリビング・ダイニングがあるゆとりのサイズ。

「パークコート千代田四番町」のモデルルーム

「パークコート千代田四番町」のモデルルーム(※転載不可)

ビューバスなど2つのバスルームに3つのトイレが用意されウォークスルー・クローゼットなど収納も充実しています。なおテラスには、オプションでスパを設置できオフタイムの暮らしを満喫できます。

「パークコート千代田四番町」のモデルルーム

「パークコート千代田四番町」のモデルルーム(※転載不可)

プレミアムタイプの住戸には、バトラーBOXが設置され、宅配便の受け渡しやゴミ出しも経由して行うことが可能。まさに至れり尽くせりのサービスです。

ゲストルームやプライベートスパの天然温泉は、群馬県赤城山南麓の湯の源泉を供給。贅沢な暮らしを具現化したソフト面の提案も好調さの要因でしょう。

2021年3月に第1期1次の販売がスタートし2021年5月に全戸申込完売。資料請求件数は、5700件超、800組超の来場があり総登録件数は300件を超えています。購入層は、経営者や会社役員など高年収層が中心。番町エリアに地縁がある人の評価は特に高かったようです。

早々出会えない敷地に、貸し切りで温泉に入れるプライベートスパを用意するなど違いを感じるプランニング。来場からの申込率が高かったのも当然かもしれません。

 

なお、三井不動産レジデンシャルでは、「パークコート千代田四番町」に続き「パークコート千代田一番町」の販売を予定。「半蔵門」駅徒歩3分の南傾斜の丘上立地で敷地面積1600㎡超ある総戸数97邸でこちらも注目です。

【関連記事】「パークコート千代田四番町」番町エリア最大敷地の168邸の魅力

【編集後記】 番町エリアのマンションは、各社商品企画に力を入れており名作物件の宝庫といっても過言ではないですが、「パークコート千代田四番町」はエリア最大級の敷地面積を活かし外観・共用・専有部・ソフトサービスすべてが魅力的です。

「ザ・パークハウス グラン 三番町」の外観

「ザ・パークハウス グラン 三番町」の外観

坪単価750万円程度だったブリリア一番町を上回る価格設定ですが、竣工すれば番町エリアを代表するレジデンスになるでしょう。竣工が楽しみです。

「ブリリア一番町」の外観

「ブリリア一番町」の外観

著者プロフィール 岡本 郁雄 (おかもと いくお)不動産コンサルタント
不動産領域のコンサルタントとして、マーケティング、コンサルティング、講演、執筆などで幅広く活躍。首都圏を中心に3000件以上の新築マンションのモデルルームや現場を見てきた。1967年岡山県倉敷市生まれ、神戸大学工学部卒。ファイナンシャルプランナーCFP®、中小企業診断士、宅地建物取引士、公認 不動産コンサルティングマスター。