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勝どき駅徒歩10分「豊海地区第一種市街地再開発事業」HP公開 「THE TOYOMI TOWER MARINE&SKY」

「豊海地区第一種市街地再開発事業」の完成予想CG マンション探訪記
「豊海地区第一種市街地再開発事業」の完成予想CG

「豊海地区第一種市街地再開発事業」の公式サイトが本日オープンしました。物件名は、「THE  TOYOMI  TOWER   MARINE&SKY」 。中央区で海を間近に望む、地上53階建の超高層レジデンス。総戸数2046戸の大規模複合再開発プロジェクトです。コンセプトムービーも公開されており、プラン例も既にアップ。販売開始は、2024年4月上旬予定ですから、「晴海フラッグ SKY DUO」の販売がおおよそ目途がついてからになりそうです。「パークタワー勝どき」にも関わった、ホシノアーキテクツ代表取締役 / ホプキンスアーキテクツ日本代表の星野裕明氏がデザインを監修。意匠性の高いフォルムも注目です。

 

※参考 公式HP動画(詳細はHPを確認ください)

THE TOYOMI TOWER MARINE&SKY CONCEPT MOVIE

2023年10月6日時点の物件概要によれば、総戸数2046戸に対し、一般販売対象戸数1509戸とあり市街地再開発事業ですがかなりの数が分譲される見込み。「HARUMI FLAG SKY DUO」が人気ですが、こちらも注目を集めそうです。

 

以下、2023年3月にアップした初回記事です。

三井不動産レジデンシャル、東急不動産、東京建物、野村不動産、三菱地所レジデンス、清水建設の6社は、東京都中央区豊海町にて推進している「豊海地区第一種市街地再開発事業」(施行者:豊海地区市街地再開発組合)が、2023年1月に着工したことをリリースした。「勝どき・豊海地区まちづくりガイドライン」に掲げる将来像である「新しい都心ライフスタイルを育むまち 勝どき・豊海」の実現に向け、多様な人々が快適にくらし、交流できる魅力ある街づくりを進めていく。

約 2.0ha の商住複合大規模再開発。“新しい都心ライフスタイル”を提案

「豊海地区第一種市街地再開発事業」の位置図

「豊海地区第一種市街地再開発事業」の位置図

プロジェクトの特長
 ◆都営地下鉄大江戸線「勝どき」駅徒歩 10 分に位置する約 2.0ha の商住複合大規模再開発プロジ
ェクト。“新しい都心ライフスタイル”を実現する、多彩な機能を導入。
◆地上 54 階地下 1 階建(直接基礎・制振構造)、総戸数 2,077 戸(予定)の住宅。店舗、区民館、診療所、保育所などの生活利便施設。
◆多くの方の交流促進を目指した施設計画。集会所、キッズルーム等の一部共用施設を地域に開放。
計画敷地内には約 4,200 ㎡の緑豊かな広場空間を整備し、地域イベントにも活用。

「豊海地区第一種市街地再開発事業」の配置イメージ 建物イメージ

「豊海地区第一種市街地再開発事業」の配置イメージ 建物イメージ

■計画概要
1.多彩な機能を備えた商住複合大規模再開発プロジェクト。
本プロジェクトは、都営地下鉄大江戸線「勝どき」駅徒歩10分に位置する都心大規模再開発プロジェクト。“新しい都心ライフスタイル”を実現する様々な機能を導入し、高い利便性と憩いを備えた住環境の創出を目指す。2,077戸(予定)の住宅のほか、店舗、区民館、診療所、保育所等の生活利便施設を建物内に設置。2階、3階、51階、52階に共用施設を集約し、コロナ禍以降定着した在宅ワークに対応可能な個室ブース、ミーティングコーナー、テラススペースを配した多機能ラウンジや、浜離宮を望むフィットネス、2層吹き抜けの開放的なビューラウンジ等を設置。

2.防潮堤整備による防災機能の向上。
現在、防潮堤の堤外地となっているエリアを堤内化するため、豊海小学校・豊海幼稚園敷地の南西側の防潮堤を整備する中央区、清澄通りのスロープと防潮堤を整備する東京都と連携し、本プロジェクト敷地内の防潮堤を整備することで、地域の防災性向上に寄与。

3.地域コミュニティ・交流拠点の形成。
豊海小学校・幼稚園の建替に伴う豊海運動公園の機能縮小(いこいの広場、児童コーナーなど)や、勝どき・豊海エリアにおける人口の増加に対応すべく、本プロジェクト2階に設置される集会所、キッズルーム等の一部共用施設を地域に開放。また、外構部には、地域交流広場(約3,100㎡)、隣接する豊海運動公園と一体感のあるこども広場(約1,100㎡)、豊海運動公園に続くオープンスペース(約2,180㎡)など、多様な地域活動等に利用できる空間を整備することで、地域イベント(盆踊りなど)にも活用するなど、地域に開かれた多彩な空間を創出し、地域コミュニティ・交流拠点の形成を目指す。

「豊海地区第一種市街地再開発事業」の51階ビューラウンジ 眺望イメージ

「豊海地区第一種市街地再開発事業」の51階ビューラウンジ 眺望イメージ

■これまでの経緯と今後のスケジュール
2013 年 7 月:豊海地区再開発準備組合設立
2017 年 8 月:都市計画決定告示
2020 年 6 月:再開発組合設立認可
2021 年 5 月:権利変換計画認可
2021 年 9 月:解体工事着工
2023 年 1 月:新築工事着工
2027 年 :建物竣工(予定)

■事業概要
事業名 豊海地区第一種市街地再開発事業
施行者 豊海地区市街地再開発組合
所在地 東京都中央区豊海町 41番(地番)
交通 都営地下鉄大江戸線「勝どき」駅 徒歩10分
区域面積 約 2.0ha
建築物の敷地面積 約 15,901 ㎡
建築物の延べ床面積 約 226,121 ㎡
建築物の主要用途 住宅、店舗、区民館、診療所、保育所
構造・規模 鉄筋コンクリート造・54階地下1階建
間取り 1LDK~4LDK
専有面積 30㎡台~150㎡台
住宅戸数 2,077 戸(予定)
事業コンサルタント 株式会社都市ぷろ計画事務所
参加組合員 三井不動産レジデンシャル株式会社、東急不動産株式会社、東京建物株式会社、野村不動産株式会社、三菱地所レジデンス株式会社、清水建設株式会社
特定業務代行者(設計・施工) 清水建設株式会社
工事監理者 安井建築設計事務所・清水建設 監理共同企業体

「豊海地区第一種市街地再開発事業」の建設地(2022年11月撮影)

「豊海地区第一種市街地再開発事業」の建設地(2022年11月撮影)

 

編集部より

2棟構成で、住戸戸数が2027戸と先行物件にも匹敵する大規模スケール。売値と販売時期が気になるところでしょう。晴海フラッグのタワー棟の販売が、この夏に予定されておりモデルルームの公開が年内、販売開始は来春と予想します。建物竣工が2027年となっていますので、引き渡しも晴海フラッグのタワー棟よりも2年程度先になります。大きくは競合しないのではないでしょうか。

価格は、駅徒歩10分でもありますし、金利上昇リスクをふまえると晴海フラッグのタワー棟と同程度もしくは、若干上回る程度ではないかと推察します。小学校隣接のメリットもありますから、ファミリー層が中心ターゲットとなるでしょう。浜離宮が近く眺望の良さは、現地を訪ねた際に確認済み。ビューが魅力のプロジェクトになりそうです。