「渋谷区役所建替計画」として官民一体で進められていた定期借地権付きマンション「パークコート渋谷 ザ タワー」が竣工しました。代々木公園と明治神宮の圧倒的な自然を享受できるパークフロントに建つ地上39階建てのレジデンス。クリエイティビティを刺激する多彩な共用施設を備えたオンリーワンの空間づくり。建築家、星野裕明氏による曲線美のデザインは、既に渋谷を象徴する風景となっています。
この壮大なプロジェクトの次行主体は、三井不動産レジデンシャル。デザイン監修ホシノアーキテクツ、設計会社が日本設計、施工は東急建設が担当。2020年1月上旬から入居が始まる新珠のレジデンス空間を探訪。プロジェクトの魅力をレポートします。
『色彩とクリエイティビティ溢れる世界を』 4つのカラースキーム軸に構成
「パークコート渋谷 ザ タワー」のデザインコンセプトに掲げられているのは、「Full of Color, Full of Life.」。渋谷の個性を凝縮したような、色彩と美意識を求めデザインされてます。
公園通り側から敷地内に入りグランドエントランスへ。光のラインが煌びやかなアプローチを抜けると、コンシェルジュカウンターのあるエントランスロビーへ。壁面を水が流れ植栽とアートが調和する伸びやかな空間です。
2層吹抜けの回廊がステップ状に続くクリエイティブステップラウンジが連なります。ぐるっと回っていくので各スペースは独立性が高く、飾られたアートと個性的な椅子がとても印象的です。
エントランスロビーの右手には、エレベーターホールへのアプロ―チが。6基のエレベーターで各住戸へスムーズにアクセスできます。
クリエイティブステップラウンジの配置は、段差のある回廊形式にすることでプライベート感を演出。これなら、仕事での打ち合わせなどもスムーズにできそう。購入層に経営者層が多いのも納得です。
ソファからは、外構の植栽が目に入ります。一人で寛げる空間づくりもよく練られたプランニングの成果だと思います。
さらに進んでいくと2階のフロアに。2階は、パーティールームやミーティングルーム、ゲストルームなどの独立したスペースとコワーキングラウンジやライブラリーラウンジなどが配置されています。
コワーキングラウンジには、4人利用の椅子・テーブルと照明が設置され壁面にはアートを配置。
ミーティングルームは、楕円形で外の光が差し込むつくりです。
メディアラウンジは、一人で気軽にパソコン利用などができる開放的なスペース
さらにゲストルームは、2つ用意されています。
また、オフィスサポートコーナーの横には、ポータブル手洗いスタンドWOSHを導入。水循環型の装置なので、給排水管が無くても設置できる優れものです。
さらに2階には、映画などの鑑賞できるスクリーニングルームも配置。1、2階の共用施設だけでもかなりの数ですが、さらにB2階にゴルフラウンジ、B1階にコーチエントランス、そして21階・20階にパークビューラウンジとフィットネスルームが用意されています。
21階・20階に「ザ パークビューラウンジ」 代々木公園ビューの住戸も
エレベーターで移動し、20階・21階の「ザ パークビューラウンジ」へ。2層吹抜けの窓から見た代々木公園・明治神宮の景色はまさに圧巻。新宿副都心も緑景の先に拡がりとても開放的です。前回の東京五輪の会場ともなった丹下健三設計の「代々木体育館」の特徴的な吊り天井の屋根も眼下に見えます。まさに、この場所ならの風景と時間が広がります。
21階には、さらにフィットネスルームが設置。代々木公園の緑を眺めながらの運動は、とても心地よいものになりそうです。
分譲対象住戸353戸のうち、約300戸が既に分譲済み。残すはあと50戸余りとなっています。パークビューのタイプでは、36階のBタイプの部屋(専有面積141.05㎡ 販売価格49,040万円)が販売中。
代々木体育館や代々木公園はもちろん、東京スカイツリーも視界に入ります。
リビングダイニングキッチンの広さは、約34畳。ワイドフロンテージのため北側なのに明るく開放的。ホテルのスイートルーム以上の居心地の良さです。
天井高は、折り上げ部分が約2.7mの高さ。主寝室の天井高も約2.6mあり床や壁面の仕上げも上質感があります。
化粧室は、ダブルボウル。浴室は、ゆったりと寛げる2024サイズの広さです。
建物の共用部と専有部を見学して、ロケーションの良さだけでなく商品性の魅力をとても感じました。販売スタートから2年が経過し、総来場件数が約1800組。最多価格帯が1億を超えるマンションとしては、申込率の高さが際立っています。立地も外観も共用部も専有部もまさに唯一無二のつくり。富裕層が価値を感じるのも当然かもしれません。
購入層に占める居住割合は約5割でセカンドハウスや資産としてマンション購入を考える人が目立つ模様。「一住戸持っておきたい」と思わせる存在感は、将来も色褪せないのではないでしょうか。
共用部編は、こちら⇒2020年竣工「パークコート渋谷 ザ タワー」が届ける究極の住まい
専有部編は、こちら⇒「パークコート渋谷 ザ タワー」杜を抱く圧巻の住空間を見学