「SHIROKANE The SKY(白金ザ・スカイ)」の第1期1次および第1期2次の販売がいよいよスタートします。(※販売結果は、文末の追記を参照)
第1期1次概要 (公式ホームページより)
登録受付 2019年11月15日
販売戸数 6戸
販売価格 32,880万円(1戸)~53,580万円(1戸)
間取り 3LDK
専有面積 103.10平米~147.10平米
第1期2次概要 (公式ホームページより)
登録受付期間 2019年11月16日~2019年11月25日
販売戸数 294戸
販売価格 3,980万円(2戸)~32,880万円(1戸)
間取り studio~4LDK
専有面積 23.94平米~131.20平米
※詳細は、公式ホームページを確認ください。
モデルルームを見学して感じた「SHIROKANE The SKY(白金ザ・スカイ)」の魅力について紹介します。
「SHIROKANE The SKY(白金ザ・スカイ)」の共用部や立地に関しては、下記記事を参照下さい。
「SHIROKANE The SKY」モデルルーム案内8月24日~
80平米台、92平米台、142平米台の3タイプのモデルルームを用意
「SHIROKANE The SKY(白金ザ・スカイ)」の専有部の魅力として挙げられるのが、ワイドなファサードを活かしたワイドスパンなどの開放的な住戸プランニングです。プランバリエーションは、現時点で非公表ですが、平均専有面積は70平米を超えるとのことで、ゆとりあるプランが中心の住戸構成になりそうです。
モデルルームは、南向きの80.40平米3LDK(21階想定 モデルルームは2LDKに変更)、北西角部屋92.84平米3LDK(32階想定 モデルルームは2LDKに変更)、北向き142.23平米3LDK(45階想定 モデルルームは1LDKに変更)。南向きが1つに対し北向きが2つ用意。南側には、白金アエルシティのオフィスと白金タワーがあるので、六本木ヒルズなど都心のビューが広がる北側のプランニングにも力が入っている印象です。
実際に142平米台(45階想定)のモデルルームを見ると玄関を入るとすぐにホールの先に東京タワーの夜景が見えます。都心では早々出会えない約150mの高さを誇るだけに高層階からの景色は得難いものになりそうです。
ワイドスパンの間取りで、リビングダイニングだけでなく居室からの景色が良いのも魅力です。
最上階のリビングダイニングの天井高は、約3.2m。モデルルームも上質感がありました。
ワイドスパンのメリットが実感できる開放的なリビング空間に注目
「SHIROKANE The SKY(白金ザ・スカイ)」のモデルルームを見学して感じたのが、基準階の天井高は約2.55mと標準的なもののダイレクトにビューが広がるためとても開放感があること。プランによっては、違いがあるかも知れませんが80平米台と92平米台の2タイプのモデルルームを見る限りは、建物特性を活かし上手くプランニングされているように感じました。
両タイプともリビングダイニングは、天井カセット式エアコンを配置。壁面も上手くコーディネートされていてホテルのような空間。居心地の良さを感じました。
周辺エリアは、「パークコート南麻布」や「シティータワー恵比寿」、「ザ・パークハウス 三田タワー」など供給ラインナップも揃っていますが、平均すると坪単価600万円台後半の設定になった模様です。
住戸ごとの価格設定は、45階建てだけに低層階と高層階でかなりの単価差があり、坪単価500万円台前半の住戸もあれば坪単価が1000万円を大きく超える住戸も。第1期1次、第1期2次で300戸の供給は、この価格帯のマンションとしては驚きですがバラエティーに富んだ住戸構成であることが販売面ではプラスに寄与しているのでしょう。
【編集後記】
「ワイドフロンテージのタワーの間取りは良い」。最近のタワーを見ても「津田沼 ザ・タワー」や「千住 ザ・タワー」などワイドフロンテージのタワーは、間取りの良い物件が目立ちます。入手した「SHIROKANE The SKY(白金ザ・スカイ)」のリーフレットの間取りは、どのタイプも間口が広く住み心地が良さそうです。
総面積約1.6ha、住宅戸数約900戸の「白金一丁目西部中地区第一種市街地再開発事業」のリリースが先月行われるなど新規プロジェクトが目白押しの白金高輪界隈。第1期の売れ行きを注目してみたいと思います。
【11月28日】追記 第1期1次および第1期2次の販売結果
第1期1次、第1期2次の登録状況は、第1期1次及び第1期2次(合計300戸)を合わせて520件もの登録があった模様。人気は、最上階のスカイプレミアム住戸とグロス価格の抑えられたコンパクト住戸で、特にコンパクト住戸は高い倍率だった模様。総来場件数は約2500組、反響件数は約8000件超。1億超の住戸が約8割を占める中での申込率の高さは驚きでもあります。
東京メトロ南北線・都営三田線「白金高輪」駅徒歩3分の駅近立地であること、山手線内最大1247戸のの大規模複合再開発であること、新駅「高輪ゲートウェイ」から1.5キロ圏にあり、主要ターミナルまで10分圏のフットワークの良さ、豊富な間取り住戸プランや敷地内にも商業施設や子育て施設、医療施設が整うこと、大規模施設ならではの充実した共用施設も人気の要因のようです。
また、災害対策として地震対策以外に地盤面のかさ上げ、電気室を2階に設置するなどの対策を行っている点、敷地北側の護岸の整備(東京都の施工)を行っていることも評価ポイント。居住地は、港区在住者が約3割で、周辺区在住者が3割弱と広域比率が高くなっています。年齢層は、30代、40代、50代が中心。60代も2割弱と幅広い層から支持を受けています。
高倍率が付いたこともあり、現時点では未登録住戸の詳細は不明ですが平均坪単価が約700万円程度かつ販売戸数300戸を踏まえると「パークコート文京小石川 ザ タワー」と遜色ない好調物件と言えるでしょう。
契約率の低下など不透明感もある首都圏マンションマーケットですが、オリジナリティーの高いプロジェクトは、いつの時代も支持されるということでしょう。
【編集後記 11月28日】
「SHIROKANE The SKY(白金ザ・スカイ)」の主幹事である東京建物の近年の再開発タワーを挙げてみると
と好立地かつ竣工後に評価をさらに挙げたプロジェクトが多いと感じます。大手のジョイント・ベンチャーに加えこうした実績も高い支持に繋がっているのかもしれません。また、「SHIROKANE The SKY(白金ザ・スカイ)」の設計は駅前再開発としての評価が高い白金タワーと同じ梓設計。不動産は信頼と実績が大事であることを今回の販売結果を受けて改めて感じました。