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「パークシティ中野 ザ タワー」反響1万件超PJのコンセプトルーム見学

「シティタワー恵比寿」総合設計制度採用23階建タワーが竣工

シティタワー恵比寿の外観 マンション探訪記
シティタワー恵比寿の外観

既成市街地で50mの高さ制限があり、20階建て以上の超高層タワーの建設が難しい恵比寿周辺エリア。その中で竣工した「シティタワー恵比寿」の23階建てタワーレジデンスは一際目を惹きます。総合設計を採用することで高さ最高限度を50m→75mの特例を受けた環境創造型レジデンス。「恵比寿」最寄りでは、15年ぶりのタワーレジデンスとなります。

総反響件数約9500件 総来場件数2700組 全310邸 6割超が既に成約

「恵比寿」と言えば、「住みたい街ランキング」上位の常連の街。久々のタワーレジデンスということもあり注目度が高く、総反響件数は約9500件、総来場件数は約2700組、総戸数310戸(非分譲住戸3戸)に対し6割超の住戸が成約済みです。

販売から今までのおおよその坪単価は750万円前後。高価格帯にもかかわらず堅調に売れているのは、「恵比寿」という場所の評価と見晴らしの良いタワーレジデンスであるからです。

上階の住戸から外を眺めるとこの場所が魅力的な立地であることが良く理解できます。「恵比寿」が隣接する街は、「広尾」「白金」「渋谷」「代官山」「目黒」「中目黒」そして足を伸ばせば「六本木」や「表参道」「青山」も身近です。

バルコニーから眺めると東京ミッドタウン、六本木ヒルズ、東京タワー。再開発で開発が進む「渋谷」駅の高層ビル群も目に入ります。高価格帯の割に成約歩留まりが高いのも、この場所なら住みたいと思う方が多いからでしょう。

シティタワー恵比寿の住戸内からの眺望

シティタワー恵比寿の住戸内からの眺望

契約者プロフィールは、年齢は30代、40代が多く2人家族のシェアがトップ。職業は、役員・経営者のシェアが43.7%で最も多くなっています。現居住地は、渋谷区が35%で最も多く次いで港区が10.9%です。

「シティタワー恵比寿 契約者プロフィール」(2019年4月12日時点)

年齢 20歳代5.7%、30歳代30.9%、40歳代、24.2%、50歳代23.0%、60歳以上15.2%

職業 役員・経営者他43.7%、医師・弁護士13.7%、会社員・公務員一般職18.0%、会社員・公務員管理職13.7%、無職、その他10.9%

現居住地 渋谷区35.0%、港区10.9%、目黒区7.7%、他23区内29.0%、その他17.5%

敷地の約半分の約1680平米が公開空地 ワイドスパン中心 天井高約2.55m

シティタワー恵比寿のエントランスホール

シティタワー恵比寿のエントランスホール

現地は、4方向道路に接する開放的な場所。敷地面積約3360平米の約2分の1にあたる約1680平米が公開空地となっていて約100本もの樹木が植えられています。商業ビルなどが建ち並ぶ都心エリアにあって十分な空地があることでエントランスホールや共用施設のゲストルームからも窓先の緑がのぞきます。

建物内部は、内廊下設計。エレベーターホールの前にもオートロックがある4重のセキュリティになっています。3階~14階、15階~22階が同じフロアプランで上階の方が70平米超の広い面積帯中心のプラン割。最上階は全戸100平米超のプランニングです。

内廊下方式で開口部の広いワイドスパン中心のプランニング。基準階の天井高は約2.55mとなっています。間取りタイプによって設備のグレードが変わり例えば、PREMIUM GRANDE TYPE ではキッチンの面材に高級感のある突板ウォールナットが採用されています。

シティタワー恵比寿のゲストルーム

シティタワー恵比寿のゲストルーム

共用施設は、1階エントランスホールと2階にパーティールームとオーナーズスイート。上階に共用施設がないので内部の移動が少なく部屋でゆっくりと落ち着いた暮らしができそうです。恵比寿の周りには、レストランやカフェ、公園や商業ビルなど多彩なサードプレイスがあるので、十分なのかもしれません。

シティタワー恵比寿の外構部

シティタワー恵比寿の外構部

建物の外周を歩くと春から夏に向けて新緑が鮮やかな木々が目に入ります。グリーンスポットが足元にあることで日々の往来も気もちよく過ごせそうです。

シティタワー恵比寿の外観

シティタワー恵比寿の外観

公開空地から建物を見上げると、ガラスウォールのスタイリッシュな住友不動産らしいフォルムが目に入ります。公開空地があるので一層ランドマークとしての存在感を放っています。

今では、多くの人に認知されている「恵比寿」という地名の由来は、サッポロビールの恵比寿ビールから来ています。1994年恵比寿工場跡地に恵比寿ガーデンプレイスがオープンし街の雰囲気は一変しました。お洒落なお店が増えて、今の人気の街になりました。

街にある恵比須神社は、ヱビスビールのあった兵庫県西宮市の西宮神社の分霊を勧請して恵比須神社としたといいます。名前から縁起の良さを感じるのも、恵比寿の魅力なのかもしれません。その恵比寿の早々出会えないタワーレジデンス。事業の最前線に立つ役員・経営者が検討するのもわかる気がします。

 

≪編集後記≫

恵比須神社の由来でもある西宮神社は、縁起物を求めて多くの人が集まる「十日えびす」が有名です。筆者は、学生時代先輩の紹介で「十日えびす」の露店でバイトをさせていただいてました。3日間の熱気は凄かったですね。ビール工場がそのままだったら今の恵比寿のようにはならなかったでしょう。渋谷の再開発が進めば、恵比寿の居住ニーズは更に高まるかもしれません。立地は大切だと今回の訪問であらためて実感しました。

 

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