販売好調「ブランズシティ品川ルネキャナル」都心エリアで共働きなら手が届く新築レジデンス

マンション探訪記
「ブランズシティ品川ルネ キャナル」の建設地(中央の建設中の建物)筆者撮影

2025年3月から販売をスタートした東京湾を望むベイエリアの「ブランズシティ品川ルネ キャナル」の売行きが好調だ。JR 山手線「品川」駅 港南口 徒歩 14 分、東京モノレール「天王洲アイル」駅 徒歩 6 分。報知新聞の本社跡地の再開発で、アドレスは港区港南。エリア再開発とリニア開業で注目を集める「品川」駅徒歩圏。3 駅 9 路線が利用でき、東京国際空港・成田国際空港へのダイレクトアクセスも可能。陸・空のアクセスを使い分け、日本各地・世界とスムーズにつながることができる。

筆者は、7月に天王洲アイルにある販売センターを見学。現地を訪ねた魅力をレポートしたい。

躍動する再開発エリア 目の前には運河や水辺が広がる緑豊かな環境

「ブランズシティ品川ルネ キャナル」の完成予想模型 筆者撮影

アジアヘッドクォーター特区とは、東京都が外国企業の日本におけるアジア統括拠点や研究開発拠点の誘致を目的として、国に申請し、指定された国際戦略総合特区のこと。品川駅周辺エリアは、アジアヘッドクォーター特区にも指定されており高輪ゲートウェイシティの開業など様々な都市の躍動が感じられる。

「ブランズシティ品川ルネキャナル」は、先進的な都市機能や都心アクセスの優位性に加え、目の前には運河や水辺が広がる緑豊かな環境。開放感あふれる立地で、職住近接・多様な価値観に応える暮らしが実現できるのが魅力だ。

開放的な運河沿いに面した立地を活かしたプランニングが特徴で、1LDK+S〜4LDK、全 233 邸が水辺の潤いと都心利便を両立。マロニエスタジオ(多目的ラウンジ)・ワークラウンジ・ランドリーカフェ等豊富な共用施設を備え、ZEH-M Oriented、生物多様性保全の取り組みを認証する ABINC 認証の取得等、快適性と持続可能性を両立した住空間。「Minato INNOVATION FRONT/By the Water Front」がテーマで、天王洲アイル駅と品川駅を使いこなし、都心を軽やかに駆け抜けながら、開放感あふれる南方面のウォーターフロントを叶える暮らしを届ける。

「ブランズシティ品川ルネ キャナル」の共用部(ゲストルームなど)

「ブランズシティ品川ルネ キャナル」の共用部

長谷工グループが開発した可動収納ユニット「ウゴクロ」や無勾配排水工法「サイホン排水システム」をキッチン排水に採用することでメンテナンスしやすく、キッチンの配置自由度を上げ変化する家族構成や生活スタイルに対応できる間取りを設計。「フラットスラブ二重床」の設計によって天井に小梁が出ずすっきりとした室内空間を実現している。

「ブランズシティ品川ルネ キャナル」のモデルルーム 筆者撮影

共用設備では災害対策として雨水を貯水し、日常の植栽への水やりに利用しながら、非常時の飲料水を確保する「スマート・ウォーター・タンク」、非常用飲料水生成装置「WELLUP」を用意。災害による断水時には居住者の飲料水約6日間分(一人 1 日当たり約 3L)を供給できる。

総戸数233戸のうち2025年7月時点で、132戸を供給済み。供給済みの住戸についてはほとんど目途がついており売行きは好調だ。人気の理由は、港区アドレスであることや専有面積が広いこと、都心の板状大規模マンションであることも評価されている。また、現時点での供給済み住戸の平均坪単価は650万円台~660万円台。都心の新築タワーレジデンスと比較して値頃感があることも好調要因だ。

ブランズシティ品川ルネキャナル
所在地:東京都港区港南四丁目 20-1 他(地番)
交通:JR 山手線・京浜東北線・東海道本線 「品川」駅 港南口 徒歩 14 分、東京モノレール「天王洲アイル」駅 徒歩 6 分、東京臨海高速鉄道りんかい線「天王洲アイル」駅 徒歩 9 分
敷地面積: 4,103.27m2
延床面積: 19,710.73m2(容積対象面積/16,412.58m2)
総戸数:233 戸
構造規模:鉄筋コンクリート造 地上 19 階建
竣工:2026 年 10 月下旬予定
引渡:2026 年 12 月下旬予定
設計:株式会社長谷工コーポレーション
施工:株式会社長谷工コーポレーション
管理会社:株式会社長谷工コミュニティ

 

2025年7月時点の総反響件数は、約6500件、来場件数は900件超と堅調。購入申込者のうち港区が約25%、中央区が約10%、品川区が約8%。東京23区内からが8割を超えすでに住宅を保有している人が約半数となっている。品川駅徒歩圏の港区という立地に加え、周辺に自然が多いことも評価ポイント。公園なども身近にあり、子育て層が多いのもこのプロジェクトならではの魅力を感じているからのようだ。

「パークタワー品川天王洲」や「リビオタワー品川」、「ザ 豊海タワー マリン&スカイ」など競合物件は多いものの売行きが好調なのは、港区立地で値ごろ感があるから。いわゆる外国人検討客は1割強と昨今の都心他物件の傾向からは少ないのは、タワーマンションでないからだろうが、投資マネーが限られるのは、実需層にとってはプラスなのかもしれない。