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戸建高級ブランド「プラウドシーズンギャラリー駒沢」開業

マンション探訪記
「プラウドシーズンギャラリー駒沢」のモデルルームのリビング(筆者撮影)

建売戸建シリーズである「プラウドシーズン」を展開している野村不動産は、高額建売戸建を中心とする販売拠点として「プラウドシーズンギャラリー駒沢」を開業する。ここを拠点として、城南・城西エリアや横浜市青葉区などで10プロジェクト以上の展開を予定。その狙いと「プラウドシーズンギャラリー駒沢」の内部を紹介します。

1億以上の高額戸建の拠点 分譲価格帯に合わせた2つのモデルルーム

「プラウドシーズンギャラリー駒沢」のモデルルームのキッチン(筆者撮影)

「プラウドシーズンギャラリー駒沢」のモデルルームのキッチン(筆者撮影)

東京 23 区内、城南・城西エリアなどで展開予定のプラウドシーズンの販売拠点として、「プラウドシーズンギャラリー駒沢」は、開業する。ギャラリー内には、分譲価格帯に合わせた2つのモデルルームを用意。販売拠点化により、複数物件の同時検討や物件のカスタマイズも対応可能になり、住まい探しの選択肢が広がりそうだ。

ギャラリーの特徴としては、プラウドシーズンの世界観やこだわりをご案内する「コンセプトスペース」を用意。戸建事業の「歴史や分譲実績」、プラウドシーズンの「室内外の空間設計」や「外観・外構等の意匠面のディテールまでこだわったデザイン」などの物件コンセプトを伝える。

「プラウドシーズンギャラリー駒沢」のモデルルーム(標準仕様)のキッチン(筆者撮影)

「プラウドシーズンギャラリー駒沢」のモデルルーム(標準仕様)のキッチン(筆者撮影)

高額戸建の設備仕様を再現したモデルルームでは、Cassina ixc.のインテリア提案や、TOYO KITCHEN STYLE 、INTENZA の設備、またコンフォートの建具、LIXIL のリデアやスパージュの浴室等の設備・仕様を採用している。

 

天井高3m マンションで実現が難しいゆとりある住空間を提案

首都圏で供給される一般的な建売戸建は、建物面積が約 100 ㎡前後、数千万~1 億円台前半までの商
品が中心。それ以上の広さ・価格帯の商品については、土地を購入し、注文住宅での建築を検討するケースが多かった。野村不動産は、従来の建売戸建市場に殆ど存在しなかった「プレミアムクラスの建売戸建を求める潜在ニーズ」向けに商品をラインアップ。成城五丁目などこれまでの分譲戸建ては、富裕層に支持され好調だ。

「プラウドシーズンギャラリー駒沢」のコンセプトスペース(筆者撮影)「プラウドシーズンギャラリー駒沢」のコンセプトスペース(筆者撮影)

一度の訪問で複数の物件検討ができることに加え、竣工前や着工前の販売の際は、志向に合わせた設備・仕様等の採用など、カスタマイズ対応ができることなどのメリットもある。

本ギャラリーの概要
拠 点 名 称 :プラウドシーズンギャラリー駒沢
所 在 地: 東京都世田谷区駒沢 1-16-7 駒沢中村ビル 3 階
ア ク セ ス :田園都市線『駒沢大学』駅(駒沢公園口)徒歩 3 分

「プラウドシーズンギャラリー駒沢」の現地案内図

「プラウドシーズンギャラリー駒沢」の現地案内図

プラウドシーズンは、2002 年にプラウドシリーズの建売戸建シリーズとして登場し、毎年約 400 戸を供給。複数棟分の土地を仕入れ、一定規模の戸建開発を行うことで注文住宅では得られることが難しい景観や街並みの世界観を創造。室内外のこだわりのある空間設計や意匠、設備仕様、外構計画にて、上質な建売住宅を首都圏、関西圏、中京圏にて展開している。「コンセプトスペース」では、豊富な実績や商品企画の魅力をプレゼンテーション。建物や外構に使用されている素材も確認できる。

モデルルームで感じたのは、戸建てならではの開放感。広いキッチンや開放的なリビングなどが体感できる。また、ビルインのため再現はされていないが、天井高約3mの空間もプロジェクトによっては提案。こうした空間づくりは、マンションや既存戸建ての差別化ポイントになっているという。

 

現在ギャラリーを拠点に、「プラウドシーズン等々力 壮景の街」を販売中。東京都世田谷区中町四丁目 91 番 34 他(地番)、東急電鉄東急大井町線 「等々力」駅 徒歩 12~13 分、「上野毛」駅徒歩 12 分の全 20 戸。第一期11戸については、販売開始時に全戸に申込みが入るなど好評だ。

次には、プラウドシーズン久我山五丁目 が、4 月上旬予約制ご案内会開催予定。東京都杉並区久我山五丁目 354-7 他(地番)、京王電鉄京王井の頭線 「富士見ヶ丘」駅 徒歩 1~2 分の 全 8 戸。駅前立地だけにこちらも注目を集めるだろう。

新築マンション価格は、価格が上昇し専有面積は縮小傾向で、仕様ダウンも目立つ。プラウドシーズンでは、外国製の大型食洗器を採用するなどむしろグレードアップが目立つ。販売を担当する片岡氏によれば、共働き層の評価が高いという。駅から遠い立地も少なく、用地取得選定にもこだわりを感じる「プラウドシーズン」。一度見学してみては、いかがだろうか。