品川シーサイドフォレスト街区内に誕生する免震構造地上29階建て817邸
「プライムパークス品川シーサイド ザ・タワー」(京急電鉄ほか)は、品川シーサイドフォレストの最終街区に誕生する免震構造地上29階建て全817邸のレジデンスです。
品川シーサイドフォレストは、オフィスやホテル商業施設、集合住宅で構成される複合街区。駅の上にあるオーバルガーデンからペデストリアンデッキを経由して各建物へとスムーズにアクセスできます。
「プライムパークス品川シーサイド ザ・タワー」の建物は、2019年1月に竣工しており5月に最終期の登録が終わり先着順の受付となっています。
筆者は昨年、モデルルームを見学させていただきましたが「プライムパークス品川シーサイド ザ・タワー」の魅力は、何といっても品川シーサイドフォレスト内に位置しデッキ経由で大通りを通らずにマンションまでアクセスできることです。
街区内には、飲食店やカフェの入ったオーバルガーデンや地下1階から3階まであるイオンスタイル品川シーサイド店もあり買物にも便利。りんかい線経由で、「大井町」駅へ1駅、「大崎」駅へ2駅なので都心へのアクセスもスムーズです。
実際に、駅から建物のほうに歩いてみて芝や植栽を楽しみながらのアプローチ(2階サブエントランス)はとても心地よく感じました。昨年建設中に見た印象と異なり隣の建物との間隔もあり圧迫感はそれほど感じませんでした。
グリーンのアーチやベンチのある広場もあり、「品川シーサイド」駅への朝のアプローチは、とても気持ちよさそうな感じがしました。
街区は、南西の角地に位置するため南方向の開放感がありかつ約9800平米もの敷地の周囲に広場を設けおり喧騒感とも一定の距離が保てているのは好感が持てました。
1階には、ライブラリーコーナーやカフェラウンジ、キッズルームを設置。中から外の緑を楽しめます。マンション1階にはセブンイレブンがオープン予定(2019年5月17日)。認可保育施設も設けられています。
屋上にスカイパークを配置 3つのゲストルームなど多彩な施設を用意
建物は、免震構造採用の29階建て。広い敷地で戸数規模も817邸と大きく完成したフォルムは安定感を感じます。外廊下タイプになっており通風性の良好な間取りが多いのも特徴です。
共用施設は、屋上に東京湾エリアを眺めるスカイパークを配置。20階に3つのゲストルームや2階のデッキエントランス横にコミュニティサロン、1階エントランス横にオーナーズスタジオを配置するなど住民間のコミュニティスペースも豊富に設けています。
1階グランドラウンジ横にコンシェルジュカウンターを設置しコンシェルジュサービスも受けられます。戸数規模があるので各階のゴミ置き場に24時間ゴミ出し可能。24時間有人管理体制です。
入居予定が7月下旬(一部住戸除く)となっており、9月末までの引き渡しなら消費税が8%で購入できる点も魅力です。
品川シーサイドエリアは、現在建設中の「グランドメゾン品川シーサイドの杜」(分譲済み)687邸や「プライムパークス品川シーサイド ザ・レジデンス」(分譲済み)335邸の分譲が同時期に重なりニーズが分散した影響もあり販売も一定期間かかっていますが、タワーレジデンスがそう遠くない時期に入居できるのは大きなメリット。倍率がつくかもしれませんが、間に合うようなら検討したいプロジェクトだと思います。
【編集後記】
品川シーサイドをはじめとするベイエリアは、車の交通量が多い場所があり音が気になるケースが多いのですが、駅にデッキでアクセス可能で空地も十分確保されており暮らしやすい印象を受けました。
りんかい線は、電車の本数がやや少ない点が気になりますが、「大井町」駅へは1駅、「大崎」駅は2駅。京急本線「青物横丁」駅からも徒歩9分なので「大井町」駅の今の相場を考えるとリーズナブルに感じました。