「ザ・パークハウス 早稲田」は、緑豊かな都立戸山公園を望む全115邸のレジデンスです。1971年に建てられた分譲マンションと隣接する国有地を一体化する国内初の建て替え事業。モデルルームと現地を訪ねその魅力を紹介します。
「ザ・パークハウス 早稲田」の敷地は、元々1971年9月竣工の分譲マンションと1970年3月竣工の国家公務員宿舎のあった場所です。マンションの建て替え計画の事業協力者に選定された三菱地所レジデンスが 2015 年 12 月に隣接する国有地(国家公務員宿舎)を取得した後、2016 年 11 月にマンション建替組合設立が認可。2018 年 3 月に着工が始まり2018 年 11 月に第1期の販売がスタート。2019年5月に第3期(最終期)の販売が始まります。
約18.6haもの広大な都立戸山公園に隣接 屋上にルーフガーデンを設置
東西線「早稲田」駅から徒歩6分。穴守稲荷神社と交わる諏訪通りを歩いていくと森の中から「ザ・パークハウス 早稲田」の建設中のクレーンが見えてきます。戸山公園は、かつて尾張藩徳川家の下屋敷があった場所で約18.6ha もの広さがあり、大久保地区と箱根山地区に分かれていて現地は、箱根山地区に隣接しています。新宿御苑とは異なり門のないオープンな公園で日中は散策する人の姿も見えます。
公園内は、樹齢を重ねた木立の新緑の中を小径があり歩いていて心地よい。公園よりも高台に「ザ・パークハウス 早稲田」の建設地があるため緑に寄り添いつつもプライバシーが守られている印象を受けました。
建物の眼前に広がる緑量を楽しめるよう共用施設としてルーフガーデンを設置。天気の良い日には、誰もが森の景色を楽しむことができます。新宿区アドレスという都心生活を享受しつつ、第一種文教地区に指定されたエリアのため建築物に一定の規制がかけられ住環境も守られています。
40.35 平米(1LDK)~107.94平米(3LDK)の全 26タイプ多彩なプラン
専有部は、40.35 平米(1LDK)~107.94 平米(3LDK)の全 26タイプの多彩なプラン(分譲済み含む)。公園を望む住戸など立地特性を活かしたプランニングは魅力的です。
副都心線「西早稲田」駅も徒歩9分の都心近接のロケーション。これだけの緑量を身近に感じられるマンションは、早々出会えないでしょう。
希少な立地で広めの住戸が多いため、最終期を含め販売中の住戸はすべて1億以上。事業協力者住戸が36戸あるので一般分譲住戸は79戸。完成は1年先の2020年5月上旬の予定。高価格帯にもかかわらず堅調な売れ行きなのは立地評価の高さでしょう。
都心エリアの好立地のマンションは、本件のような円滑化法による建て替え事業や等価交換事業、再開発事業が目立ちます。好立地での供給が難しくなっているのを実感します。「ザ・パークハウス 早稲田」のように立地の良さと一定規模を併せ持つ物件は早々出会えないもの。1億台の予算で住環境と広さを求める方にとって、候補となるマンションだと思います。