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「パークシティ中野 ザ タワー」反響1万件超PJのコンセプトルーム見学

待望のグラン「ザ・ パークハウス グラン 三番町 26」がすごい

マンション探訪記
「ザ・パークハウス グラン 三番町26」の完成予想模型

三菱地所レジデンスは、三菱倉庫とともに都心のフラッグマンションシリーズ「ザ・パークハウスグラン」の第8番目となる「ザ・ パークハウス グラン 三番町 26」を2022年9月17日よりスタートする。都心の希少立地、ザ・パークハウスの最高水準、最高品質の住まい、ザ・パークハウス最高水準の暮らしのサポートを約束する同シリーズ。商品企画に加え、都心の希少立地を備えたレジデンスということもあり第1弾の2013年の販売開始から9年でわずか8棟という少なさだ。現地とモデルルームを訪ねて筆者が感じた、「ザ・パークハウスグラン」ならではの凄さをレポートしたい。

【ザ・パークハウス グラン 三番町26】(第1期)物件概要
所在地: 東京都千代田区三番町26番1(地番)
交通: 東京メトロ半蔵門線「半蔵門」駅(5番出口)徒歩8分。東京メトロ有楽町線・南北線、都営地下鉄新宿線「市ケ谷」駅(A3出口)徒歩8分。東京メトロ東西線・半蔵門線、都営地下鉄新宿線「九段下」駅(4番出口)徒歩11分、同駅(2番出口/利用可能時間/始発~22:00)サブエントランスまで徒歩10分。JR中央総武線各駅停車「市ケ谷」駅(駅舎)徒歩11分。
総戸数: 102戸(募集対象外住戸24戸含む)
販売戸数: 40戸
駐車場: (総戸数に対し)66台[平置き5台、機械式61台(身障者用1台含む)]。
販売価格 :14,100万円~115,800万円
最多価格帯: 28,000万円台(7戸)(1,000万円単位)
間取り:1LDK~3LDK
専有面積: 67.99m2~237.69m2
バルコニー面積: 6.23m2~13.24m2
登録受付期間 :【第1期登録申込受付開始】登録受付期間2022年9月17日(土)10:00~2022年9月19日(月・祝)12:00 (正午)
完成日または予定日:2024年9月下旬(予定)
引渡可能年月: 2024年11月下旬(予定)
敷地面積: 1734.28m2(売買対象面積)
分譲後の敷地の権利形態: 専有面積割合による所有権の共有
構造/規模: 鉄筋コンクリート造・地上17階地下2階建
用途地域:第二種住居地域・商業地域・第二種文教地区
管理形態: 管理組合成立後、三菱地所コミュニティ株式会社に管理委託
管理方式: 通勤管理
管理費:(月額) 43,040円~150,460円(月額)
修繕積立金:(月額) 7,480円~26,150円(月額)
修繕積立基金: 747,890円~2,614,590円(引渡時一括)、管理準備金:86,080円~300,920円(引渡時一括) ※上記は参考情報です。詳細は公式HPを確認ください。

「ザ・パークハウス グラン 三番町26」の現地案内図

「ザ・パークハウス グラン 三番町26」の現地案内図

千代田区三番町26の敷地面積1700平米超の4方向角地立地に誕生

「ザ・パークハウス グラン 三番町26」の建設地

「ザ・パークハウス グラン 三番町26」の建設地

「ザ・ パークハウス グラン 三番町 26」のアドレスは、千鳥ヶ淵に程近い千代田区三番町26番1。大妻通りに面し、番町文人通りと靖国通りのほぼ真ん中あたりに位置する4方向角地立地だ。

筆者も番町エリアのマンションは、数多く見てきたが一つ一つの街区が大きいこともあり角地など2方向道路に面するマンションはあるものの4方向道路に面する敷地を持つマンションは、ほとんど見かけない。1700平米超の敷地面積もこのエリアではかなり広い。このことは、プランニングにも活かされている。

4方向道路に面することで、周囲の建物から一定の距離を確保できるとともに採光や風通しなども確保できる。番町エリアのマンションによくみられる、窓先に隣の建物があることを避けられるメリットは大きい。

東京メトロ半蔵門線「半蔵門」駅から徒歩8分。「市ヶ谷」駅や「九段下」駅も利用可能。交通量の多い靖国通りや内堀通りと一定の距離があるので都心とはいえ静かだ。番町エリアを知る人なら魅力を感じる希少立地といえるだろう。

なお、道路を挟んだ北側隣地では三井不動産レジデンシャルが18階建てのマンションを計画中。2棟のレジデンスが完成すれば、街の雰囲気も随分と変わりそうだ。

総合設計制度を活用し最高高さ60mに 階高確保のため17階建てに

番町エリアは、地区計画によって高さ制限を受ける場所が多い。また日影規制を受けないため高さ制限いっぱいに建物を建てるケースが多い。隣地の建物の影響を受けやすいのはそのためだ。

「ザ・パークハウス グラン 三番町26」の共用部完成予想模型

「ザ・パークハウス グラン 三番町26」の共用部完成予想模型

「ザ・ パークハウス グラン 三番町 26」では、公開空地を設け総合設計制度を活用することで地区計画の50メートル制限より10メートル高い60mの建物高さに。15階建てのマンションが多い中、プラス10mとなると18階建てとするのが通常だと思われるが「ザ・ パークハウス グラン 三番町 26」では、17階建てを選択している。実際、ブリリア一番町など総合設計制度を利用したマンションは、18階建てが多い。

17階建てとするメリットは、階高を十分確保できること。そのことでリビングダイニングの天井高の確保など居心地の良い空間を届けることができる。「ザ・ パークハウス グラン 三番町 26」では、14階までがリビング・ダイニングの天井高約2.73メートルから約2.8メートル。15階・16階が約2.85メートルとなり17階は約3メートルと開放的だ。

「ザ・パークハウス グラン 三番町26」の共用部内部の完成予想模型

「ザ・パークハウス グラン 三番町26」の共用部内部の完成予想模型

もう一つは、一層減ることでよりワイドフロンテージなフロアプランになること。通常は、隣地に接するためロの字配棟にすると閉塞感のある住戸が出来てしまうのだが4方向道路に面するのであれば問題ない。フロアプランを見ると内廊下設計で四方に住戸を配し全戸ワイドスパンプランを実現している。

2階~14階は、ワンフロア7住戸なのだが、15階・16階は4住戸と全戸角部屋。さらに最上階は3住戸で全て200平米以上のゆとりの広さだ。

「ザ・パークハウス グラン 三番町26」のガーデンラウンジ完成予想CG

「ザ・パークハウス グラン 三番町26」のガーデンラウンジ完成予想CG

建物やランドスケープのデザインも素晴らしい。「ザ・ パークハウス グラン 千鳥ヶ淵」などを手掛けた三菱地所設計のシニアアーキテクトである石井邦彦氏をデザインに起用。16本の柱が印象的なシンメトリーなつくり。ロートアイアンを使用したエントランスの特注品の門扉など気品ある空間を届けている。

「ザ・パークハウス グラン 三番町26」のエントランス完成予想CG

「ザ・パークハウス グラン 三番町26」のエントランス完成予想CG

敷地北側にはカスケードガーデンを設け、早咲きの桜をシンボルツリーに。ロビーや内廊下など共用部照明の明るさを時間帯によって変えるなど、細やかな配慮もある。このあたりは、高級レジデンスの豊富な実績によるものだろう。

全住戸に専用トランクルーム マンションエアロテックも一部導入

「ザ・パークハウス グラン 三番町26」のコンセプトルームのリビングダイニング(キッチンから)

「ザ・パークハウス グラン 三番町26」のコンセプトルームのリビングダイニング(キッチンから)

住戸プランは、67平米台~237平米台と多彩。総戸数102戸とスケールメリットもある。逆張り工法を採用し窓面が高く室内は開放的。住戸は全てワイドスパンなので開放感がある。また、最高天井高は約2.73メートルもありゆとりを感じる。

「ザ・パークハウス グラン 三番町26」のコンセプトルームのリビングダイニング

「ザ・パークハウス グラン 三番町26」のコンセプトルームのリビングダイニング

モデルルームは、200K2タイプを一部を除き再現したコンセプトルーム。浴室が2つ用意され35畳大のリビング・ダイニングは最高天井高が約2.85メートルありとても開放的。プライベートとパブリックスペースの分離もできている。また、ガーベッジスペースがありゴミ出しも楽々だ。最高価格は、11億5,800万円と10億越えだが札幌でも5億を超える時代だ。希少立地とプランニングを考えれば、相応の設定といえるのかもしれない。

「ザ・パークハウス グラン 三番町26」のコンセプトルームの主寝室

「ザ・パークハウス グラン 三番町26」のコンセプトルームの主寝室

100平米超の部屋は、廊下スペースも十分あり上質さを感じる。壁面があるということは、それだけ住まいに余白があるということ。高級レジデンスには欲しい要素だ。17層にするか18層にするかは、社内でも議論があったようだが、住戸プランを見るとその効果は大きい。

「ザ・パークハウス グラン 三番町26」のコンセプトルームの廊下

「ザ・パークハウス グラン 三番町26」のコンセプトルームの廊下

HP開設以来すでに2,700件もの資料請求があるという。総案内件数も270件を超える。それだけ注目度が高いということだろう。平均坪単価は昨年分譲されたパークコート千代田四番町を上回る水準の模様。「ザ・ パークハウス グラン 三番町 26」の今後の動向に注目したい。(2022年9月13日)