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「ミハマシティ検見川浜Ⅰ街区」家族が暮らしやすいライフ中心の街

「ミハマシティ検見川浜Ⅰ街区」の完成予想模型図 マンション探訪記
「ミハマシティ検見川浜Ⅰ街区」の完成予想模型図

「ミハマシティ検見川浜Ⅰ街区」は、築45年総戸数500戸の「若潮ハイツマンション」の建て替えによって、JR京葉線「検見川浜」駅徒歩9分の地に誕生する総戸数397戸の大規模レジデンス。

都心近郊では値ごろ感あるマンションの購入が難しくなる中、駅徒歩10分圏で3,000万円台(一千万円単位)から3LDKが購入可能な価格設定がファミリーに支持され売れ行きも堅調です。現地とモデルルームを訪ねファミリー層に支持されるライフ中心の街の魅力を探ります。

築45年の住宅を再生し総戸数1,000戸規模に 千葉県内最大の建て替え事業

「検見川浜」駅の北口側駅前。

「検見川浜」駅の北口側駅前。

千葉市美浜区は、区の全域が埋め立てによって整備された行政区です。区の大半が平坦で、ゾーニングされた計画的な街づくり。稲毛海浜公園や幕張海浜公園など大規模な人工の公園がつくられ、いなげの浜・検見川の浜・幕張の浜などの人工海浜も整備されています。

「東京」駅とダイレクトに結ばれる京葉線沿いに「海浜幕張」駅、「検見川浜」駅、「稲毛海岸」の3つの駅がつくられました。それぞれの駅に特徴があり「海浜幕張」駅は、幕張新都心として幕張メッセなどの大型コンベンション施設や企業・研究開発施設が配置されるとともに、幕張ベイタウンや幕張ベイパークなどの居住エリアが設けられています。

一方、「ミハマシティ検見川浜」のある「検見川浜」駅は、住がメインの街づくり。平日でも多くの人が行き交う「海浜幕張」駅と異なり「検見川浜」駅は、ベットタウンらしく人の影もまばら。平日の午前に現地を訪ねた際立ち寄った駅前のファミレスも空席が目立っていました。店員さんの話では、休日は多くの家族連れで混むとのこと。オフタイムがかきいれどきのようです。

住中心の街づくりは買い手側から見て、二つのメリットがあります。一つ目は、公園や教育関連施設が揃っていて子育てがしやすい環境であること。そして二つ目が不動産価格が住中心で形成されるため価格がリーズナブルになりやすいことです。

「検見川浜」駅前のデッキから見える「幕張ベイパーク」

「検見川浜」駅前のデッキから見える「幕張ベイパーク」

ホテル需要で、地価が高騰している京都や浅草周辺のように他用途での需要が強いと地価が高くなりやすくマンション価格も高くなりがちです。

駅北口から「ミハマシティ検見川浜」に向かう途中で西方向を見ると工事中の「幕張ベイパーク スカイグランドタワー」の現地が見えます。1駅の違いではありますが、坪単価200万円を超える価格帯の「幕張ベイパーク」に対し「ミハマシティ検見川浜Ⅰ街区」が分譲される「検見川浜」駅や「稲毛海岸」駅周辺の供給価格は、おおよそ坪単価170万円前後が中心で3,000万円台で3LDKタイプの購入が十分可能です。

幕張ベイタウンよりも街開きの早かった「検見川浜」や「稲毛海岸」では、マンションの建て替えの機運が高まりつつあります。「ミハマシティ検見川浜」では、敷地を2つに分割し「Ⅰ街区」の397戸(分譲戸数272戸)を先行して施工・分譲し、その後「B敷地(総戸数約612戸程度)」を分譲する予定で2024年の竣工予定になっています。

「検見川浜」駅の南側駅前

「検見川浜」駅の南側駅前

実際に街を歩くと住(ライフ)中心の街づくりの魅力が実感できます。駅前街区は、人車分離がきちんとなされており、歩くのがスムーズ。ほぼ平坦なので、高齢者やベビーカーを押すお母さんも歩きやすい印象です。

「検見川浜」駅の北口側駅前

「検見川浜」駅の北口側駅前

「検見川浜」駅の中でも「ミハマシティ検見川浜」のある北口側駅前には、イオンスタイル検見川浜やアコレ検見川浜PIA店があり商業利便性が高い。美浜文化ホールや美浜区役所などの公益施設も身近にあります。

「検見川浜」駅の北口側駅前

「検見川浜」駅の北口側駅前

広い歩道の両側には、美しい街路樹が続き歩いていて気持ちがいい。新しい街と異なり空に向かって伸びる高木が、成熟した街であることを示しています。

「検見川浜」駅の北口側の街並み

「検見川浜」駅の北口側の街並み

埋め立て地で、既成市街地がないため街区のスケールが大きく空地が多いのが特徴。そして、住宅ゾーンと教育関連施設を計画的に配置しているため小学校、中学校、幼稚園などの教育関連施設が身近に揃っています。「ミハマシティ検見川浜Ⅰ街区」は、小学校・幼稚園・保育園がすべて徒歩3分圏と子育て層が暮らしやすい住環境です。

敷地面積1万3957平米(Ⅰ街区)の広大な敷地 多彩な共用施設を用意

「ミハマシティ検見川浜Ⅰ街区」(右)の現地

「ミハマシティ検見川浜Ⅰ街区」(右)の現地

「ミハマシティ検見川浜」の現地を訪ねると、整然とした街区の一角に広大な建設地が見えてきます。建設中のⅠ街区の敷地は1万3975平米の広さで真砂2丁目第3公園が隣接街区に位置する開放的なロケーション。B敷地を合わせた面積は3万7266平米とテニスコート140面分の広さにもなり、約1000戸の広大な街区が誕生することになります。

「ミハマシティ検見川浜Ⅰ街区」(右)の販売センターと全体敷地

「ミハマシティ検見川浜Ⅰ街区」(右)の販売センターと全体敷地

現地周辺を歩くと、たくさんの公園が視界に入ります。徒歩10分圏には大小8つも公園があるので、気軽に遊びに出かけられ子供が健やかに育ちそうな環境です。

「ミハマシティ検見川浜」近くの公園

「ミハマシティ検見川浜」近くの公園

「ミハマシティ検見川浜Ⅰ街区」のランドスケープは、北側に平置き駐車場と自走駐車場を配置し中央にテラスガーデンを設け住棟を5棟配置。住棟の向きを変え住戸の開放感が得られるようにプランニングされています。

「ミハマシティ検見川浜Ⅰ街区」の完成予想模型

「ミハマシティ検見川浜Ⅰ街区」の完成予想模型

テラスガーデンには、オオシマザクラ、ガクアジサイ、ヒイラギモクセイ、クロガネモチなどの四季折々の植栽を配置。テラスガーデンに面した共用棟には、ファミリーラウンジやグランドラウンジ、キッズルーム、シアタールームなど多彩な共用施設が用意されています。

共用棟には、ベンダーコーナーやランドリールームも配置しています。ラウンジでお茶を飲みながらの会話も弾みそうです。

「ミハマシティ検見川浜Ⅰ街区」の共用部完成予想図

「ミハマシティ検見川浜Ⅰ街区」の共用部完成予想図

また、テラスガーデンに面したC棟1階には、ライブラリーコーナーやカルチャールームと2つのゲストルームを用意。このスケールとしては共用施設が豊富だと思います。ライブラリーの本は、青山ブックセンターがセレクト。テントや寝袋、アウトドアチェアなどの貸し出しなども行われます。

3LDK中心、引戸を採用するなど機能的なプラン ディスポーザーを標準装備

「ミハマシティ検見川浜Ⅰ街区」のモデルルーム

「ミハマシティ検見川浜Ⅰ街区」のモデルルーム

5棟構成の「ミハマシティ検見川浜Ⅰ街区」の専有部は、70平米台3LDK中心でプランバリエーションが豊富。14階建てで、低層階が天井高が高くリビング天井高は、約2.45m~約2.6mです。

モデルルームを見て感じたのは、ファミリー層が暮らしやすいようにリビングと洋室の間仕切りを引戸にするなどフレキシブルなプランが多いこと。布団クローゼットや納戸など機能的な収納にも目がとまりました。

「ミハマシティ検見川浜Ⅰ街区」のモデルルーム

「ミハマシティ検見川浜Ⅰ街区」のモデルルーム

モデルルームは、縦長リビングを再現したものと、横長リビングの一部を再現したもの。最近供給が少なくなった横長リビングのタイプは、人気のようでした。また、子育て層には収納量が豊富な縦長リビングのタイプにも支持が集まっているとのこと。第1期4次の最多価格帯が3600万円台中心予定(8月12日時点)ですから、3000万円台の予算で間取りを選べる点はうれしいポイントでしょう。

1期3次までの段階での申込者のプロフィールは、3人家族が最も多く約4割、次いで2人家族、4人家族が約2割で続きます。多くの家族層が「ミハマシティ検見川浜」を支持しています。また、東京都内からの購入層は約3割。「東京」駅通勤が十分可能な場所で値ごろ感があることが評価されているようです。

ライフ中心の街だけに、暮らしやすくて買いやすいとはなんともリーズナブルな感じがします。千葉勤務の人だけでなく「東京」駅界隈に通勤する方ににとっても魅力的なレジデンスだと思います。

 

【編集後記】

「赤羽」、「北千住」、「豊洲」といったかつて穴場と言われた場所は、今や高嶺の花(高値の家屋)となりました。首都圏では「穴場」と言える場所はほぼありません。「検見川浜」が魅力的なのは、住拠点として発展した成熟の街なのに値頃感があることです。

隣駅の「海浜幕張」駅では、幕張ベイパークの街開きがこの4月に行われました。約4,500戸の約1万人の街づくり。地元の需要は限られているので街が完成する約10年後までは、価格が抑えられる可能性が高いと思います。こうした需給環境は、永住目的の買い手にとってはプラス要素。「検見川浜」のように3000万円台でマンション購入が可能なら、20年でローンを完済することも夢ではありません。

資産のポートフォリオの面でも、キャッシュフローの面でも予算が抑えられるのはメリットがあります。板状型の建物形状や平置き&自走式駐車場などにより管理費や維持費もリーズナブルになりそう。教育費の確保も必要なファミリー層には、資産価値だけでなく予算を重視する視点も大切ではないでしょうか。

 

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