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名古屋駅徒歩圏最高層 「NAGOYA the TOWER」のMR探訪

「NAGOYA the TOWER」の完成予想模型 マンション探訪記
「NAGOYA the TOWER」の完成予想模型

「NAGOYA the TOWER」は、名古屋市中村区名駅南二丁目、名古屋駅徒歩圏に位置する敷地面積 5,898.70 ㎡、地上 42 階地下 1 階建、高さ約 149.10m、総戸数435 戸の超高層タワーマンション。近年大規模な再開発事業により大きく変貌を遂げている名古屋駅周辺において、最高層のタワーマンション開発です。2021年2月の公式HP公開から僅か2カ月で資料請求件数は1500件を超え注目を集めています。メディア向けに公開されたモデルルームを訪ね人気の理由を探ります。

「NAGOYA the TOWER」の建設地

「NAGOYA the TOWER」の建設地

現地案内図は、以下になります。

「NAGOYA the TOWER」の現地案内図

「NAGOYA the TOWER」の現地案内図

 

《「NAGOYA the TOWER」 全体概要》
所在地:愛知県名古屋市 中村区名駅南2丁目702-1(地番)
交通:JR「名古屋」駅徒歩13分、「名古屋」駅ミヤコ地下街4番出入口徒歩8分
総戸数:435戸
敷地面積:5,898.70㎡
建築面積:1,717.79㎡
延床面積:53,805.34㎡
構造・規模:鉄筋コンクリート造 地下1階 地上42階 PH2階建
敷地の権利形態:敷地:専有面積割合による敷地利用権(所有権)の共有、建物:専有部分は区分所有権、共用部分は専有面積割合による区分所有者全員の共有
用途地域:商業地域
駐車場:218台(タワーパーキング196台、平面式22台)/未定(月額)
駐輪場:662台(スライド式498台、2段式122台、平面ラック式29台、平面式13台)/未定(月額)
バイク置場:6台/未定(月額)
売主:総合地所株式会社 名鉄不動産株式会社 京阪電鉄不動産株式会社 大和ハウス工業株式会社 三交不動産株式会社 住友商事株式会社
販売会社:販売提携(代理)株式会社長谷工アーベスト
施工会社:株式会社長谷工コーポレーション
設計:株式会社長谷工コーポレーション 大阪エンジニアリング事業部
管理会社:株式会社長谷工コミュニティ

販売概要(第1期予告概要〉
販売スケジュール:2021年7月初旬(予定)
竣工時期:2023年4月(予定)
入居時期:2023年6月末(予定)
販売戸数:100戸(予定)
販売予定価格:未定
予定最多販売価格帯:未定
間取り:1LDK ~ 3LDK
専有面積:54.25㎡ ~ 135.45㎡
バルコニー面積:9.90㎡ ~ 25.92㎡
管理費:未定
修繕積立金 :未定
修繕積立基金 :未定
管理準備金:未定

※上記は参考情報です。詳細は、公式ホームページをご確認ください。

名古屋駅徒歩圏で最高層の地上42階建て リニア新幹線など将来性も魅力

相次ぐ再開発で、街が大きく変貌した「名古屋」駅前(2021年4月撮影)

相次ぐ再開発で、街が大きく変貌した「名古屋」駅前(2021年4月撮影)

地上42階建ての「NAGOYA the TOWER」の開発のポイントとして挙げられるのが、今後の更なる発展が期待できる「名駅南」エリアの大規模案件であること。JR駅ビル開業に続きささしまライブが街開きし駅前の景色も大きく変貌。さらに今後は、名駅ビルの再開発やリニア中央新幹線の開業などオフィス・商業の開発が活発化します。

「NAGOYA the TOWER」のフラワーガーデン完成予想図

「NAGOYA the TOWER」のフラワーガーデン完成予想図

2018年6月にパナソニックから約1万5千㎡超の敷地を長谷工グループで取得。「NAGOYA the TOWER」の敷地は、その東側の約5800㎡の広さを持ちます(他の街区の開発は未定)。42階建ての住戸とともに水と緑に囲まれた都会のオアシスとしてランドスケープデザイン。ABINC「いきもの共生事業所Ⓡ認証」取得 しており、愛知県内タワーマンションとして初の認証取得になります。ワークプレイスの増加による住宅ニーズが高まりに応えるプロジェクトです。

「NAGOYA the TOWER」の完成予想模型

「NAGOYA the TOWER」の完成予想模型

建築家 光井純氏を外観デザイン、ランドスケープ、共用部のデザイン監修に起用。夜間もライトアップし、名古屋の新しいランドマークに。ホテルライクな内廊下設計とし、2層吹抜けのグランドロビー、3つのゲストルームを設置。29階には、名古屋駅方面を見晴らす約100㎡のエグゼクティブラウンジを設けています。

「NAGOYA the TOWER」の完成予想模型のエントランス周辺

「NAGOYA the TOWER」の完成予想模型のエントランス周辺

都心に森をつくる広大なランドスケープデザインも「NAGOYA the TOWER」の特徴。約70%の空地部分にバラの専門家である大野耕生氏の監修したフラワーガーデンや小田・マリ・ルース氏の作品を展示するアートガーデンなどを設置。水盤なども設けられ、2層吹抜けのグランドロビーからの借景となっています。

「NAGOYA the TOWER」の完成予想模型 エントランスアプローチ

「NAGOYA the TOWER」の完成予想模型 エントランスアプローチ

なお、38階~42階はグランプレミアムフロアになっており専有部の設備仕様のグレードアップだけでなく、駐車場から直接住戸へアプローチできる専用のプライベートエレベーターが設置されています。

建物は、長周期地震動対応設計の制振構造を採用。中圧ガス管引込&ガス発電機により停電時も創エネによって非常用エレベーターが稼働し続けるつくりになっています。また、各階に防災倉庫を設置し非常用飲料生成システム「WELLUP」も導入しています。

エレベーターは、バンク分けされており住戸用に8基のエレベーターと非常用エレベーター1基が用意されています。総戸数435戸に対してですからタワーレジデンスとしてはかなり充実しています。また、ホテルライクな内廊下設計です。

天井高最大約3mのゆとりある空間設計 30階~42階はフリープラン対応

「NAGOYA the TOWER」のモデルルーム (T1-3タイプ 150.33㎡)のオーダーメイド

「NAGOYA the TOWER」のモデルルーム (T1-3タイプ 150.33㎡)のオーダーメイド 天井高約3m

「NAGOYA the TOWER」は、全戸二重床で東海エリアとしては初のサイホン排水システムを採用しています。このことにより、設計の自由度が増し豊富なプランバリエーションを提案できるだけでなく、30階~42階部分をフリープラン対応としています。また、階高を確保することで天井高は、約2500㎜~最大約3000㎜となっています。

「NAGOYA the TOWER」のモデルルーム (T1-3タイプ 150.33㎡)

「NAGOYA the TOWER」のモデルルーム (T1-3タイプ 150.33㎡)

そのメリットは、「NAGOYA the TOWER」のT1-3タイプ 150.33㎡のモデルルームを見れば一目瞭然です。眺望を楽しめるコーナーサッシを採用。リビングダイニングからは、名古屋市街の夜景が広がります。

「NAGOYA the TOWER」のモデルルーム (T1-3タイプ 150.33㎡)の洗面室

「NAGOYA the TOWER」のモデルルーム (T1-3タイプ 150.33㎡)の洗面室

洋室は、約13.5畳もあるゆとりの提案。面材や部材の上質感もあります。

「NAGOYA the TOWER」のモデルルーム (T1-3タイプ 150.33㎡)の洋室

「NAGOYA the TOWER」のモデルルーム (T1-3タイプ 150.33㎡)の洋室

因みに、42階の150㎡タイプのモデルルームの想定価格は4億台半ばぐらい。設計・仕様変更後の概算価格ですが、既にグランプレミアムフロアの引き合いはかなりの数に上るようです。

「NAGOYA the TOWER」のモデルルーム (P1-3タイプ 102.21㎡)のリビングダイニング

「NAGOYA the TOWER」のモデルルーム (P1-3タイプ 102.21㎡)のリビングダイニング

モデルルームは、他に2タイプ用意されておりP1-3タイプ102.21㎡は、北西向きワイドスパンプラン。ちょうど名古屋駅方面が窓先に広がっており、眺望重視の人に人気が出そうです。

「NAGOYA the TOWER」のモデルルーム (H-8タイプ 67.97㎡)のリビングダイニング

「NAGOYA the TOWER」のモデルルーム (H-8タイプ 67.97㎡)のリビングダイニング

H-8タイプ67.97㎡のモデルルームは、2LDKを設計変更したもの。こちらもワイドスパンでスッキリした空間。窓先の景色も開放的でこちらも人気になりそうです。

プランバリエーションは、1LDK~4LDKまで多彩。サッシは遮音に配慮しT3~T1等級に。全戸Low-Eガラス仕様。各階にゴミステーションが設置され24時間ゴミ出し可能です。

24時間有人管理体制でコンシェルジュサービスを導入。NTT西日本「光ボックス」を採用し家電の遠隔操作に対応するとともに、NTT東海病院との提携によってオンライン診療も提供します。また名古屋市内としては初となるロボット掃除機も採用しています。

「NAGOYA the TOWER」の空撮完成予想図

「NAGOYA the TOWER」の空撮完成予想図

一般公開がこれから始まり、第1期の販売開始は7月初旬となる予定。価格は未定ですが、周辺エリアの相場と名古屋駅徒歩圏最高層の地上42階建てであることを踏まえると坪単価400万円程度になりそうです。

30階以上は、フリープランとなるため経営者や医師など高所得者層から引き合いも多いとのことですから、中層階に関しては名古屋市内のほかのタワーレジデンスと比べてあまり変わらない価格設定になるかもしれません。

リニア中央新幹線が完成すれば、東京と1時間以内でアクセスできる近さになる「名古屋」駅徒歩圏最高層のタワーレジデンス「NAGOYA the TOWER」。今後の動向に注目したいと思います。

 

《編集後記》

東京駅周辺が、この20年で大きく変わったように名古屋駅周辺も過去10年とこれからの10年で大きく変わりそうです。そう考えると、地上42階建て「NAGOYA the TOWER」のポジショニングは未来を先取りしたロケーションと言えるかもしれません。

「プラウドタワー名古屋栄」(2021年4月撮影)

「プラウドタワー名古屋栄」(2021年4月撮影)

プラウドタワー名古屋栄が販売された2017年当時と比べると納屋橋周辺含め暮らしやすい住環境が整いつつあります。同プロジェクトも光井純氏が関わっていましたがランドマークとして中古市場でも人気になっているようです。ランドスケープとともに完成が楽しみです。