三井不動産レジデンシャル株式会社は、埼玉県川口市にて権利者と推進している「川口本町 4 丁目 9 番地区第一種市街地再開発事業」(川口本町4丁目9番地区市街地再開発準備組合)について、9月11 日に都市計画決定の告示がされたことを発表しました。
同プロジェクトは、JR 川口駅東口から南に約 400mに位置した約 0.7ha の区域で、区域内には鋳物工場跡地を駐車場として利用している低未利用地や、老朽化した木造密集住宅、計画道路拡幅部分にまたがる旧耐震共同住宅などが混在しており、防災性や住環境の向上、駅からの至近立地を生かした街の賑わい創出などが求められています。
市街地再開発事業により、土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を行い、防災上重要な都市計画道路である善光寺荒川線の拡幅整備や、建築物の不燃化、また誰もが利用できるオープンスペースの創出と防災設備の設置などにより地域の防災性を高めます。
また、住宅に加え、商業・業務施設のミクストユース型の再開発により、生活の利便性を高め、安全・安心で末永く暮らせる街づくりに取り組んでいきます。2025 年の竣工を目指し、事業は推進されます。
プロジェクト概要
事業名 川口本町 4 丁目 9 番地区第一種市街地再開発事業
施工者 未定
所在地 埼玉県川口市本町 4 丁目 9 番地の一部
区域面積 約 0.7ha
建築面積 約 2,000 ㎡
延べ床面積 約 24,500 ㎡
主要な用途 住宅、商業、業務施設
住宅戸数(予定) 約 220 戸
事業推進コンサルタント 株式会社ジーエー建築設計社
参加組合員(予定) 三井不動産レジデンシャル株式会社
※記載内容は予定であり、今後変更となる可能性があります。
【編集後記】
かつて鋳物工場が集積し、工業の街として発展した「川口」は、市街地の整備が継続して行われ、都心アクセスの良好な住宅地として街のカタチを大きく変えました。
「川口栄町 3 丁目銀座地区第一種市街地再開発事業」も現在進行中で、「川口」は、さらに発展しそうですね。これからも再開発の動向を追っていきたいと思います。