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築53年の団地がマンションに「多摩川住宅ホ号棟マンション建替組合」設立

「多摩川住宅ホ号棟」外観(2021年5月撮影) ニュース&トピックス
「多摩川住宅ホ号棟」外観(2021年5月撮影)

多摩川住宅ホ号棟マンション建替組合は、 東京都調布市染地三丁目にて推進している多摩川住宅ホ号棟マンション建替事業について、2021年4月26日に調布市の組合設立認可を受け、マンション建替組合が設立されましたことを発表しました。「多摩川住宅」は、1968年竣工の東京都住宅供給公社が手掛けた初の大規模団地。高度経済成長期における東京の人口増による住宅不足を解消するため、東京都調布市と狛江市にまたがる約50haの広大な田園地帯に建設されました。敷地内には、賃貸住宅(約1,800戸)と分譲住宅(約2,100戸)の約3,900戸の中層マンションが建ち並び、商業施設や公園だけでなく、野球場・テニスコート等の運動施設や幼稚園・小中学校などの教育施設も整備されています。

「多摩川住宅」俯瞰 「多摩川住宅」土地利用の方針(R2年11月時点)

「多摩川住宅」俯瞰 「多摩川住宅」土地利用の方針(R2年11月時点)

規模もさることながら、生活利便施設や公共施設を同敷地内に整備するなど団地が「街」を形成するような斬新で画期的な計画であり、完成当時よりモデル団地として多くの見学者がありました。「ホ号棟」に関しては、2015年11月より事業協力者として住友不動産株式会社と株式会社長谷工コーポレーションが選定され、コンサルタントの株式会社シティコンサルタンツと共に行政協議や全権利者との合意形成活動を行ってきました。2020年8月に団地一括建替え決議が成立し、2021年4月に調布市の認可を受け、「多摩川住宅ホ号棟マンション建替組合」が設立されました。なお、組合設立を受け、住友不動産と長谷工コーポレーションが参加組合員としても参画します。

ホ号棟の「住宅再生A地区」 では容積率の上限が引き上げられたことにより、380戸(11棟)から910戸(7棟)のマンションへの建替えやコミュニティー街路・公園・広場の整備、歩道状の空地を外周部に設置することが可能となりました。

「ホ号棟」の安心・安全な街づくり
〇長期優良住宅認定のマンションで、長期に渡り快適な住環境の提供
〇CASBEE建築(新築)の認証申請予定マンションであり、環境に配慮した建築
〇バリアフリーの設備(EVの設置、街路・歩道の整備等)
〇多摩川からの開放性高い広場空間ネットワークの形成と防災性及び住環境を向上
〇緑溢れる良好な環境の継承

現地位置図

現地位置図

多摩川住宅ホ号棟 概要
住所:調布市染地三丁目1番
交通:京王線「調布」駅バス9分 小田急線 「狛江」駅バス9分
敷地面積: 37,638.90㎡
延床面積: 建替前 24,612.59㎡  建替後(予定)75,984.76㎡
棟・戸数: 建替前 11棟 380戸  建替後(予定)7棟 910戸
構造・規模:建替前 鉄筋コンクリート造 地上5階  建替後 鉄筋コンクリート造 地上12階
竣工:2025年予定

これまでの経緯と事業スケジュール
2007年4月 多摩川住宅街づくり協議会 発足
2015年11月 事業協力者として、住友不動産、長谷工コーポレーションを選定
2017年9月 多摩川住宅地区地区計画決定(調布市・狛江市)
2018年3月 竣工より50周年
2020年8月 団地一括建替え決議成立
2021年4月 建替組合設立認可
2025年   竣工(予定)

 

2025年の竣工予定ですから、12階建てであることを踏まえると早ければ2022年中には、プロジェクトの詳細がリリースされると考えます。今後の動向に注目したいと思います。