三井不動産レジデンシャルは、「Mixed PLACE」という空間コンセプトを具現化した、大規模賃貸マンション「パークアクシス門前仲町テラス」を発表しました。また、同じコンセプトの「パークアクシス東陽町レジデンス」も竣工を迎え両物件の賃貸募集がスタートしています。
近年、IT技術の進化やデジタル化、コロナ禍により家ナカ時間が増加したことで、場所に縛られない働き方や、ライフスタイルの多様化が進んでいます。テレワークが一気に普及したことでプライベート(自宅)と仕事(職場)の垣根が低くなり、オン・オフの切り替えなどの課題が浮き彫りになりました。
「パークアクシス門前仲町テラス」などでは、「住まう場としての1st PLACE」、「働く場としての2nd PLACE」、「くつろいだり、リフレッシュする場としての3rd PLACE」の機能を融合させた「Mixed PLACE」を空間コンセプトとし提案。課題の解決をサポートする。現地とモデルルームを訪ね、その魅力を紹介します。
空間コンセプト「Mixed PLACE」を具現化した大規模賃貸
パークアクシス門前仲町テラスでは、4つのゾーンで構成された共用スペースを設置し、用途や気分に応じて機能や空間を利用できる環境を提供。パークアクシス東陽町レジデンスでは、マルチワークスペースなどを設置しリラックスして過ごせる空間や静かで集中しやすい環境を提供しています。
4つのゾーンとは、次の4つ
「リラックスゾーン」・・・大開口の窓により外部の植栽を感じ、広がりのあるカフェのようなオープン空間。
「コンセントレーションゾーン」・・・個室ブース12室(内6ブースはモニター付き)を備え、集中して過ごせる環境に整えた空間。
「アクティブゾーン」・・・運動不足やテレワーク等で疲れた体をリフレッシュしたい時に利用できる空間。エアロバイクやオンラインフィットネス等を無料で使えるサービスを提供。
「リフレッシュゾーン」・・・疲れた頭をリフレッシュしたい時に利用できる空間。冷凍パンの販売(有料)等、一息つく事の出来るサービスを提供。
4つのゾーン以外にも緑に囲まれた約55㎡の屋上テラスも用意されています。オープンな空間で、気兼ねなくコミュニケーションが楽しめます。
全189戸の居室は、ワンルームなどコンパクトタイプが中心
「パークアクシス門前仲町テラス」の居室へのアプローチは、プライバシーを守る内廊下経由。独立性が高く女性の単身者でも安心して暮らせそうです。
住戸は、ワンルームや1DKのコンパクトタイプが中心。一部の住戸には、造作カウンターを設けテレワークに適した室内を提案しています。
いくつかの間取りを見学しましたが、キッチンにコンロが2つあるなど、単身者向けのしっかりした設備が整っています。
奥行きのあるクローゼットなどワンルームは、25㎡~とコンパクトですが収納への配慮も感じました。
なお、アプリ上での簡易な共用スペース予約サービスやスマートホンを通じたインターホン(来客者や郵送物)の対応も可能です。
公式ホームページの8月31日時点の募集を見ると、25㎡の1Rタイプは共益費込みで12万円以内で検討できる住戸も。都心通勤の方には十分検討できるのではないでしょうか。
大規模賃貸レジデンスでも、住民間の交流はなかなか図りにくいもの。パークアクシスブランドのメイン顧客は20代から30代の単身層ということで、豊富なパブリックスペースをきっかけにコミュニティができるかもしれません。
なお、資料請求段階での男性・女性比率はおおよそ6:4とのことで、近年の都心単身者向け賃貸マンションと同様の傾向のようです。
物件価格の上昇で購入による都心居住のハードルは、年々高くなっていますが、共用施設の充実した賃貸があれば、まずは賃貸からスタートするのも良いかもしれませんね。
物件概要 【パークアクシス門前仲町テラス】
所在地:東京都江東区古石場二丁目16番4(住居表示)
交通:東京メトロ東西線「門前仲町」駅徒歩10分
構造・規模:鉄筋コンクリート造・地上7階
総戸数:189戸
間取り・面積:1R~2DK(25.00㎡~40.75㎡)
駐車場・駐輪場・バイク置場:10台・196台・20台
設計・施工:川口土木建築工業株式会社
竣工:2022年7月29日