三菱地所レジデンス株式会社、東京建物株式会社、東急株式会社、東急不動産株式会社の4社が神奈川県川崎市中原区にて開発を進めている武蔵小杉最大級の2棟1,438 戸(サウス 719 戸、ノース 719戸)地上 50 階建、免震タワーレジデンス「ザ・パークハウス 武蔵小杉タワーズ」のモデルルーム事前案内会を4月26日(土)よりスタートする。公開に先駆け、モデルルームを訪問しk2025年首都圏注目プロジェクトの魅力をレポートする。
医療・教育・住宅・商業のまち一体型複合開発 2本の大樹をイメージ
「ザ・パークハウス 武蔵小杉タワーズ」は、建築家・隈研吾氏がデザイン監修を務め、「大地から生える二本の大樹」をコンセプトに、まちの人々に愛されるタワーを目指して設計された大規模タワーレジデンス。都市と自然が融合した美しい外観を実現するとともに、「まち一体型複合開発」として、医療・福祉・子育て支援・健康増進施設など、多様な都市機能を備えた新しい暮らしの拠点となることを目指した開発を進めている。物件のエントリー数は 2025年4月20日時点で、10,000 件を超え多くの反響を得ている。
多彩な共用施設(スカイビューラウンジ・コワーキングスペース・ゲストルーム等)を完備し環境にも配慮。「大地から生える二本の大樹」をコンセプトとする隈研吾氏監修の外観デザインは、武蔵小杉の新たなランドマークになる。
武蔵小杉駅北側の再開発エリアの一角に位置し駅アクセスも良好。JR 南武線「武蔵小杉」駅 徒歩 3 分(サウス)、徒歩 4 分(ノース)。東急東横線・目黒線「武蔵小杉」駅 徒歩 4 分(サウス)、徒歩 6 分(ノース)。東急東横線・目黒線「新丸子」駅 徒歩 6 分(サウス)、徒歩 5 分(ノース)だ。「武蔵小杉」駅周辺は、グランツリー武蔵小杉をはじめ大規模な商業施設が集積する。良好な、駅アクセスは、生活利便性の面でもプラスになるはずだ。
「まち一体型複合開発」としての多彩な機能も有する。住まう人だけでなく、地域の人々にも開かれた「まちの拠点」となることを目指した開発。武蔵小杉駅北側エリアの日本医科大学武蔵小杉キャンパスは、「小杉駅周辺まちづくり推進地域構想」の将来都市整備方針において「医療と文教の核」に位置し、大学病院を中心に、医療・教育・都市型居住・商業が複合した高度医療福祉拠点を形成。教育施設および公園の開発が完了。 2021 年 9 月には、新病院が開院。地域に開かれた環境を整備する「まち一体型複合開発」として、広場や通勤・通学にも便利な貫通通路を設けている。また、高齢者福祉施設や医療施設、子育て支援施設や健康増進施設に加えて生活支援施設の整備を予定。地域の防災拠点として防災備蓄倉庫の機能も完備する。
「コスギコミュニティパーク」では、四季の移ろいを感じながら、老若男女、誰もが思い思いに過ごせる憩いと交流の場。お祭りなどのイベントを開催し、住民と地域のつながりを育む。「コスギプロムナード」は、歩行者にやさしいランドスケープ。まちと建物をつなぐ開放的な広場や緑道を整備し、地域住民も自由に行き交える環境を実現。
さらに、生活を支える付帯施設として、高齢者福祉施設:中原老人福祉センター、地域密着型サービス事業所、交流・相談・情報提供スペース(川崎市)、高齢者向け住宅、医療施 設:クリニック、子育て支援施設:保育所、健康増進施 設:スポーツジム、生活支援施 設:スーパー、ドラッグストアなども設けられる。
武蔵小杉最大級のスケールメリットを活かした、多彩な共用施設も注目ポイントだ。吹き抜け空間のあるグランドエントランスには、木材を使ったデザインウォールが施されている。グランドエントランス(サウス)に石川県能登産(予定)の杉集成材、グランドエントランス(ノース)には茨城県産(予定)の杉無垢板を使用。使用する国産木材の量は約 83 ㎥にもなりCO2の削減効果も期待できる。さらに、開放的な眺望を楽しめるラウンジスペースの「スカイビューラウンジ」や「ゲスト ルーム」、「コワーキングスペース」などが用意されている。
安全性を高めるための先進的な防災対策として、免震構造の採用、非常用発電機を設置、各階防災備蓄倉庫、マンホールトイレ、電気設備の浸水対策として電気室を2階、3階に設置、敷地の地面をかさ上げすることで、雨水浸水に配慮する。
環境配慮として、ZEH-M Oriented(ゼッチ・マンション・オリエンテッド)取得:ZEH 水準の断熱性能はレベル 5 以上のところ、本物件の断熱性能はレベル 6 を達成。断熱性能を高め、エネルギー効率の良い機器や器具を採用することにより ZEH-M Oriented を取得。高断熱化や高効率機器の採用で室内の快適性を向上するとともに、一次エネルギー消費量が年間で 20%以上削減され光熱費の削減も期待できる。
全 114 タイプの多彩な住戸プラン エグゼクティブなど4つのグレードを提案
「ザ・パークハウス 武蔵小杉タワーズ」では、1LDK~4LDK、全 114 タイプの多彩な住戸プランが用意されている。また、全住戸に高性能サッシ・先進の住宅設備・豊富な収納を完備するなど快適な居住空間を実現する。フロア割りなどで、4 つのグレードを用意。 エグゼクティブ(50 階)は、設計変更対応可能(水回り変更対応可)・マンションエアロテック(24 時間全居室換気冷暖房システム)完備し最高天井高約 3m確保されている。曲線美を感じるリビング・ダイニングは、都心の高級タワーレジデンスに匹敵するような、贅沢な空間だ。
デラックス(44〜49 階)は、設計変更対応可能(水回り変更対応不可)で、最高天井高約 2.75m。 セミデラックス(33~43 階の一部タイプ)は、オプション対応可能で最高天井高約 2.6m。 スーペリアタイプもオプション対応可能で、最高天井高約 2.6mだ。
さらに、全住戸には、トランクルーム・個別宅配ロッカーを完備。これだけの仕様の分譲マンションは、早々出会えないはずだ。
外観デザインは、日本を代表する建築家の隈研吾氏が監修。本物件の「地域の人々の暮らしの営みを守りながら新たな価値を提供し、まちに開かれた場所でありたい。」という想いに隈氏が共感し、参画した。
「環境とタワーレジデンスをつなげることこそが、都市における最大のテーマだと考えています。タワーレジデンス自体が環境的な装置となり得る。今回は、下層の広場やその緑、さらに多摩川までを含めてひとつの環境として捉え、それがこの新しいタワーレジデンスの本質であることを、多くの方に知っていただきたいと思います。」
「ザ・パークハウス 武蔵小杉タワーズ」の概要
所 在 地:川崎市中原区小杉町一丁目 390 番 1 の一部(地番)
交 通:JR 南武線「武蔵小杉」駅 徒歩 3 分(サウス)、徒歩 4 分(ノース)
東急東横線・目黒線「武蔵小杉」駅 徒歩 4 分(サウス)、徒歩 6 分(ノース)
東急東横線・目黒線「新丸子」駅 徒歩 6 分(サウス)、徒歩 5 分(ノース)
敷地面 積:20,172.59m²
構造・規模:鉄筋コンクリート造、地上 50 階地下 1 階建 2 棟
総 戸 数:1,438 戸(サウス 719 戸、ノース 719 戸)
専有面 積:44.07 ㎡~136.04 ㎡
間 取 り:1LDK~4LDK
販売価 格:未定
販売予 定:サウス 2025 年 8 月下旬(予定) ノース 2026 年 2 月(予定)
竣 工:サウス 2027 年 9 月(予定) ノース 2028 年 5 月(予定)
引 渡:サウス 2028 年 2 月(予定) ノース 2028 年 9 月(予定)
設 計:株式会社フジタ 一級建築士事務所
施 工:株式会社フジタ 東京支店
売 主:三菱地所レジデンス株式会社、東京建物株式会社、東急株式会社、東急不動産株式会社
販売会 社:三菱地所レジデンス株式会社、東京建物株式会社、東急ライフィア株式会社、東急リバブル株式会社
なお、販売価格は未定とのことだが、事前説明会では、3LDKタイプの間取り例として1億円台や1億8千万円台のものが紹介されている。分譲時の平均坪単価は、600万円を上回るとのことで3LDKタイプの購入には、1億円台半ば前後の予算を想定しておいた方が良いだろう。
筆者は、過去に「パークシティ武蔵小杉ザガーデン」、「コスギ サード アヴェニュー ザ・レジデンス」などで、モデルルーム来場者向けのセミナーを開く機会をいただいたが、開発が進むにつれ成熟度を増す武蔵小杉エリアの発展には目を見張るものがある。
「ザ・パークハウス 武蔵小杉タワーズ」もそうなのだが、電線を地中埋設化した安全で美しい街並みは、都心と遜色ない都市空間といえるだろう。「リビオタワー品川」が即日完売したように港区や千代田区などで3LDKタイプを1億台で購入するのは難しくなっている。販売はまだ先だが、2025年の人気プロジェクトになりそうだ。