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『リビオタワー品川』 ゲストサロンを見学 

中野駅前大規模複合再開発の 2 棟構成全 807 戸「パークシティ中野 ザ タワー」 事前案内会開始

「パークシティ中野ザ タワー」の外観完成予想CG マンション探訪記
「パークシティ中野ザ タワー」の外観完成予想CG

三井不動産レジデンシャル株式会社および三井不動産株式会社は、中野駅北口にて開発中の新街区「パークシティ中野」に建設される 2 棟の住宅棟「パークシティ中野 ザ タワー エアーズ」、「パークシティ中野 ザ タワー ブリーズ」のレジデンシャルサロンを中野坂上駅近くに開設し、2024 年 5 月 3 日(金・祝)より、事前案内会(完全予約制)を開始する。

同物件は、「囲町東地区第一種市街地再開発事業」において建設される 2 棟合わせて全 807 戸の大規模レジデンス。官民一体の「中野」駅前開発における約 2.0ha の大規模複合再開発街区に、オフィス・商業棟「中野 M-SQUARE」とともに一体開発を行う。

筆者は、事前案内会開始に先がけて行われた見学会で、コンセプトルームなどのプレゼンテーションを見学。レジデンシャルサロンで感じたプロジェクトの魅力を紹介する。

 

 中野駅からペデストリアンデッキで結ばれる、人と緑をつなぐ新街区に誕生

「パークシティ中野 ザ タワー エアーズ/ザ タワー ブリーズ」物件概要

所在地: 東京都中野区中野 4 丁目 2 番地および 3 番地(地番)
交通: JR 中央本線「中野」駅・JR 総武・中央緩行線「中野」駅・東京メトロ東西線「中野」駅 徒歩 6 分~8 分 ※ペデストリアンデッキ(完成予定時期:2030 年度)および西側南北自由通路(完成予定時期:2026年度)完成後は、「中野」駅から「エアーズ」のエントランスまで徒歩 4 分、「ブリーズ」のエントランスまで徒歩 5 分。※事業完了予定時期は遅れる場合がある。
用途地域 :近隣商業地域
構造・階数 :「エアーズ」/鉄骨造(制振構造)/鉄骨鉄筋コンクリート造/鉄筋コンクリート造(中間免震構造)地上 24 階地下 2 階 「ブリーズ」/鉄筋コンクリート造(基礎免震構造)一部鉄骨造地上 20 階地下 1 階
敷地面積: A 敷地/10,059.00 ㎡、B 敷地/3,170.00 ㎡
間取り: 「エアーズ」/1DK~3LDK、「ブリーズ」/1DK~4LDK
専有面積: 30.65 ㎡~125.12 ㎡
総戸数 :807 戸(一般販売対象戸数 401 戸)
第 1 期販売開始時期: 2024 年 7 月中旬(予定)
竣工時期: 2025 年 12 月下旬(予定) 
入居時期:ザ タワー エアーズ:2026年7月下旬予定、ザ タワー ブリーズ:2026年7月下旬予定
設計: 株式会社佐藤総合計画
デザイン: 光井純アンドアソシエーツ建築設計事務所株式会社
施工: 東急建設株式会社

「パークシティ中野」は、2030 年度の中野駅新北口広場供用開始(2024 年 1 月時点)に併せて、中野駅からパークシティ中野へのペデストリアンデッキ接続に向けて、中野区と協働して整備を推進している。工事完成後は、新北口改札口から「エアーズ」のエントランスまでは徒歩 4 分、「ブリーズ」までは徒歩 5 分の信号のないフラットアプローチで接続されることとなる。

「パークシティ中野ザ タワー」の現地案内図

「パークシティ中野ザ タワー」の現地案内図

中野四季の都市(まち)とつながる広大な緑地空間を形成。防災公園・商業施設・オフィス・病院・大学等からなる、「中野四季の都市」(2012 年完成)に隣接しており、約 1.5ha の豊富な緑を有する「四季の森公園」は「パークシティ中野」の緑豊かなランドスケープともつながり、広大な緑地空間を形成する。街区内の多数の飲食店や各種施設を気軽に利用できる好立地だ。

街区内のオフィス・商業棟「中野 M-SQUARE」の1階~2 階の商業施設フロアには、大型スーパーマーケット、飲食店舗、物販店舗などを誘致(店舗面積計約 5,000 ㎡)。2 階~11 階を構成するオフィスフロア(床面積約 12,000 ㎡)の 3 階専有部からつながる屋外テラスは、ワーカーの憩いの場となる。また、歩行者空間の緑とともに街区全体に立体的な緑地空間を作り出していく。

「AROUND SEQUENCE」 偶発的な出会いや発見を楽しむ多彩な共用部

共用施設の設計コンセプトは「AROUND SEQUENCE」。様々なカルチャーが混ざり合う中野の街をめぐるように、偶発的な出会いや発見を楽しめる多彩な共用施設を用意している。エアーズだけでも、ライブラリーラウンジやパーティルーム兼ゲストルーム、 フィットネスルーム、テラス、エントランスラウンジやファミリーラウンジなどが提案されている。

「パークシティ中野ザ タワー」のエントランスホールCG

「パークシティ中野ザ タワー」のエントランスホールCG

開放感のある住空間設計も特徴。街区南側に遮る建物がなく、日当たりの良さと開放感を生かした南向き住戸はワイドスパン中心のプラン構成。リビングダイニングの最高天井高は約 2,650mm(プレミアムフロア約 3,000mm)と、専有面積以上のゆとりある住空間を届けている。

プランバリエーションも豊富で、様々なライフスタイルに応える、全 105 タイプ、1DK~4LDK の豊富なプランバリエーションを用意。快適な暮らしをサポートする各種設備も注目ポイントで、パークシティシリーズで初めて東京ガスとパナソニックが開発した「熱交換気システム・AIR TES」を全住戸に採用している。

AIR TES は機械換気により外気を室温に近づけて室内に取り入れるため、室内の温度変化を抑えることでいつも快適・省エネな生活を支援。給気量と排気量のバランスを制御し、連動する浴室暖房乾燥機の運転時に室内の負圧を軽減することで、花粉や PM2.5 の少ない良好な室内環境を保つ。

その他、自動食器洗浄機、ディスポーザー、各階ゴミ置き場等快適なくらしをサポートする設備も充実。床暖房は、リビングダイニングのほか、マスターベッドルームにも標準で設置している。

海抜約 40m の武蔵野台地に位置する、直接基礎×免震タワーレジデンス

建設地は、海抜約 40mの安定した武蔵野台地の中央部に位置し、地盤沈下や地震の揺れ、液状化や大規模な水害などの災害リスクが比較的小さいエリア。地震時に建物への力を伝えにくくし、躯体への負担を軽減する免震構造を2棟ともに採用している。

「パークシティ中野ザ タワー」のテラスCG

「パークシティ中野ザ タワー」のテラスCG

「エアーズ」「ブリーズ」のエントランスラウンジは、もしものときの防災拠点に。棟内には72時間分の防災備品を完備、囲町ひろば沿いの敷地内に 4 箇所のマンホールトイレが開放されるなど、有事の備えにも対応している。さらに、環境認証<ZEH-M Oriented>を取得。外壁に太陽光発電シート も設置するなど環境にやさしいつくりとなっている。

 

1万件を超えるエントリー 平均販売坪単価は、700万円を超える見込み

2023年9月の物件HP公開以降、既に1万件を超えるエントリーに。5月3日から始まる物件見学会の予約も350組の予約で埋まっており今後追加で予約枠を設定するとのこと。「ザ タワー エアーズ」の 第一期一次の販売開始は、2023年7月下旬予定だがかなり人気を集めそうだ。

反響に占める中野区の割合は、約1割程度で首都圏広域や全国からの反響もあるという。「ザ タワー エアーズ」の一般販売住戸のうち、23階・24階のプレミアムフロアの住戸は17戸。4階~22階の住戸のうち3LDKが154戸と最も多く、2LDKは46戸、1LDKは1戸、1DKが21戸とファミリータイプ中心の構成のため30代から40代の2人から3人の家族の反響が多いという。

将来、ペデストリアンデッキで結ばれる駅近立地に加え、中野駅周辺では中野サンプラザの建て替えなど複数の再開発プロジェクトが進行中。中野四季の都市(まち)や中野ブロードウェイといった憩いの場や商業スポットも既に充実しており将来性が高く評価されているのだろう。

既に、ホームページで公開されているように第1期1次の予定販売価格は、12,000万円台~40,000万円台(1,000万円単位)。予定最多販売価格帯は、14,000万円台(1,000万円単位) 中心となっている。

予定価格の一例として挙げると、
南向き 8階 2LDK+SIC 専有面積 60.03㎡ 12,000万円台(一千万円単位)
南向き 13階 3LDK+WIC+SIC 専有面積 67.47㎡ 14,000万円台(一千万円単位)
南向き 13階 3LDK+WIC+SIC 専有面積 72.36㎡ 15,000万円台(一千万円単位)

正式な価格は、未定だが港区や千代田区のブランドエリアのタワーマンション価格が高騰している中では、年収2000万円クラスのパワーカップルなら十分検討できる価格帯といえそうだ。

コンセプトルームでは、天井高2.65mなどの居住性の高さを体感できる

「パークシティ中野ザ タワー」のコンセプトルーム(66㎡台)のリビング

「パークシティ中野ザ タワー」のコンセプトルーム(66㎡台)のリビング(筆者撮影)

レジデンシャルサロンのコンセプトルームでは、タワーマンションならではの開放感と居住性が実感できた。中央線が近いことを踏まえて二重サッシを採用。住み心地に配慮した企画になっている。

「パークシティ中野ザ タワー」のコンセプトルーム(66㎡台)のキッチン

「パークシティ中野ザ タワー」のコンセプトルーム(66㎡台)のキッチン(筆者撮影)

ディスポーザーや食洗器といった便利な設備に加え、「熱交換気システム・AIR TES」は優れもので室内の温度変化を抑えるだけでなく花粉やPM2.5の侵入を抑え良好な室内環境を保つことに役立つ。

 

「パークシティ中野ザ タワー」のコンセプトルーム(77㎡台)のリビング

「パークシティ中野ザ タワー」のコンセプトルーム(77㎡台)のリビング(筆者撮影)

とくに、77㎡台のコンセプトルームは、コーナー部分も含め窓面いっぱいに都市風景が広がり周囲に高層建物がない立地ならではの景観を楽しめる。南西向き/角住戸 77.36㎡は、14階で18,000万円台(一千万円単位)が予定価格だが人気を集めそうだ。

 

「パークシティ中野ザ タワー」のコンセプトルーム(77㎡)のリビング

「パークシティ中野ザ タワー」のコンセプトルーム(77㎡)のリビング(筆者撮影)

次に、「パークシティ中野 ザ タワー」の将来性について7項目で、検討してみたい。

ワークプレイスへのアクセス・・・新宿駅・東京駅直通でともに再開発が進行中
ライフスタイルの充実度・・・中野サンプラザの建替え、中野ブロードウェイなど魅力的商業空間
多世代居住について・・・中野四季の森公園が近くにあり中野区役所の新庁舎や病院も近接
物件の独自性・・・中野駅とペデストリアンデッキで結ばれる複合大規模再開発
将来需要について・・・大規模オフィスが建設中の新宿駅へ好アクセス
共用施設の充実・・・展望テラスなど多彩な共用施設が充実
専有部分の充実・・・天井高2.65m、「熱交換気システム・AIR TES」など居住性の高いつくり

以上を踏まえると、将来価値が十分期待できるマンションと言えそうだ。(※将来価値は、将来の資産価値を保証するものではなく、物件の魅力度をモノサシとして表すもの。購入検討は、ライフスタイルに合わせて自身で判断してほしい)