サンストリート亀戸跡地に「住・商・学・広場」一体の新しい街を創出
野村不動産株式会社は、東京都江東区亀戸六丁目のサンストリート亀戸跡地において、地域共生型の街づくりを目指す「KAMEIDOPROJECT」を発表した。地域に親しまれた商業施設「サンストリート亀戸(2016年3月31日に閉館)」の跡地に多様なコミュニティ形成や地域の未来を見据えた価値創出を目指す“地域共生”をテーマにした街づくりです。
サンストリート亀戸が担っていた商業機能を承継・スケールアップした大型商業施設に加え、環境・省エネ対策と安心安全の災害対策を実現する住宅棟「プラウドタワー亀戸クロス」、地域に開放された「広場」、隣接する区立第二亀戸小学校の増築用地を敷地内に確保するなど、「商」「住」「広場」「学」が一体となった複合開発です。
野村不動産が展開している2018年販売開始の「プラウドシティ日吉」に続き、多様なコミュニティ形成や地域の未来を見据えた価値創出を目指す「BE UNITED構想」の第二弾となります。
南北貫通の通路を確保 芝生エリアや横丁エリアで街のにぎわいを醸成
住宅棟である「プラウドタワー亀戸クロス」の4階には、街が活性化し続ける仕掛けACTOの活動拠点「まちのリビング」が設置されます。周辺エリアの人にも開放された施設となりワークショップやセミナーなどを開催。様々な地域活動のきっかけをつくっていきます。
≪プラウドタワー亀戸クロス概要≫
総戸数/934戸
階数/地上25階、地下2階
間取り/1R ~4LDK
専有面積/29.88平米~138.44平米
竣工日/2022年1月下旬予定
売主/野村不動産株式会社、三菱地所レジデンス株式会社
施工/前田建設工業株式会社
プラザの先には、開発地を通り抜けられる南北貫通の通路が続きます。通路には、横丁エリアが設けられ賑わいを醸成。その先に芝生エリアが続きます。こうしたスペースは交流の場としても活用できます。
模型とモデルルームのある建物の屋上から現地を見た印象は、免震構造採用の25階建てでもあり抜け感のある開放的な住戸比率が高いこと。
西側には、桜並木が広がる植栽帯があり東側は、敷地内に植える高木が広がります。南向きの住戸比率は少ないもののワイドスパン中心のプランニングです。
住戸全体を快適に保つ床空調システム「床快full」を採用 2タイプのMR
「プラウドタワー亀戸クロス」のモデルルームは、121平米台と74平米台の2タイプ用意されています。121平米台のモデルルームが間口約14.7m、74平米台の間口が約8mのワイドスパンなので見学した印象はとても開放的です。「床快full」の通気口が利用する際に邪魔にならないようにサッシ側に配置。エアコンがないので、空間もスッキリしています。
バルコニーの奥行きも約2mあり開放的かつ着地性も高い。121平米台のタイプは、億ションになるようですが、都心のタワーレジデンスと比べても遜色ない心地よさです。
モデルルームで感じた「床快full」のメリットは、エアコンの設置の必要が無いことと洗面室など室内全体の温度を一定に保て、子供や高齢者の健康にやさしい点。エアコンが無いことでスッキリとした開放的な空間に仕上がっています。
逆にネックは、通気口のあることろにモノを置けないことですが、物入の前に配置するなど位置を工夫することでレイアウトの自由度は守られています。駅前の複合再開発だけに2月中旬時点で、資料請求件数は約5000件、来場件数も700件超と堅調で好調な滑り出しです。
「亀戸」駅徒歩2分というアクセス性の高さに加え「商」「住」「広場」「学」が一体となった複合開発「プラウドタワー亀戸クロス」。サンストリート亀戸跡地という注目の立地に相応しい魅力的なプロジェクトと言えるのではないでしょうか。