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「ザ・タワー横浜北仲」竣工間近 今売れるマンションの条件

建設中の「ザ・タワー横浜北仲」(左)と「横浜市新市庁舎」(右) マンション探訪記
建設中の「ザ・タワー横浜北仲」(左)と「横浜市新市庁舎」(右)

「令和」としての初めての新春を迎えました。2020年は、7月24日からの東京五輪をはじめ様々なイベントが予定されています。新駅「高輪ゲートウェイ」駅の開業や「虎ノ門ヒルズ」駅の誕生など都市再生の動きも活発化します。

新春は、マンションの新規ラインナップが出揃うタイミングでもあり魅力的なマンションの告知も多数スタートしています。マンションを選ぶにあたり2017年11月の販売開始から約8か月間という短期間で一般分譲住戸1,126戸を完売した「ザ・タワー横浜北仲」を訪ね今の時代に人気が出るマンションのポイントを確認したいと思います。

横浜市最大規模の1176邸 「馬車道」駅直結&暮らしを豊かにする複合開発

「馬車道」駅に直結する建設中の「ザ・タワー横浜北仲」

「馬車道」駅に直結する建設中の「ザ・タワー横浜北仲」

【ザ・タワー横浜北仲 物件概要】

所在地:神奈川県横浜市中区北仲通五丁目 57-2 他(地番) 交通:横浜高速鉄道みなとみらい線「馬車道」駅下車徒歩 1 分、JR根岸線・横浜市営地下鉄ブルーライン「桜木 町」駅下車徒歩 8 分 用途地域:商業地域  構造・規模:鉄筋コンクリート造一部鉄骨造・地上 58 階建、地下 1 階建 敷地面積:13,135.36 平米  建築面積:8,761.33 平米 延床面積:168,285.63 平米 間取り:1LDK~3LDK 住戸専有面積:44.03 平米~212.30 平米 総戸数:1,176 戸(事業協力者住戸 50 戸含む、他に宿泊施設・店舗・事務所等)  建物竣工予定時期:2020 年 2 月下旬 設計・監理:鹿島建設株式会社 施工:鹿島建設株式会社 パナソニック ES 建設エンジニアリング株式会社 事業主:三井不動産レジデンシャル株式会社 丸紅株式会社

【ザ・タワー横浜北仲 販売結果】

2016 年 12 月より資料請求受付開始し、2017 年 8 月モデルルーム公開 一般販売戸数:1,126 戸(事業協力者住戸 50 戸を含む総戸数:1,176 戸) 販売期間:2017 年 11 月~2018 年 7 月 第 1 期:730 戸(2017 年 11 月)、第 1 期 2 次:320 戸(2018 年 3 月)最終期:75 戸(2018 年 5 月)、最終期最終次:1 戸(2018 年 7 月)新規来場総数:約 6,300 組  登録申し込み総数:約 3,700 件  最高倍率:42 倍  平均倍率:約 3.3 倍  販売価格:4,500 万円~8 億円  最多価格帯:6,800 万円台(46 戸) 平均販売価格:8,760 万円

【ザ・タワー横浜北仲 購入層】

年齢:30 代 約 24%、40 代 約 29%、50 代 約 23%、その他 約 24%  家族数:1 人 約 21%、2 人 約 44%、3 人 約 23%、その他 約 12% 居住地:横浜市内 約 44%、東京都内 約 28%、その他 約 28%

建設中の「ザ・タワー横浜北仲」

建設中の「ザ・タワー横浜北仲」

「ザ・タワー横浜北仲」の立地は、みなとみらい線「馬車道」駅すぐの1万3千平米超の広大な敷地。現在、横浜市新市庁舎が建設中で横浜市の中核エリアとなるロケーションです。そして開発規模は、横浜市最大規模の総戸数1,176戸。横浜市最高層となる地上58階建てで高さは約200mにもなります。

敷地内には、新たな駅出入口を設け駅前広場も整備され賑わいも生まれます。さらに商業施設・宿泊施設・文化施設等が一体となる複合開発で、新たなライフスタイルを創出します。(宿泊施設はサービス付き長期・短期滞在型 宿泊施設「オークウッド」が横浜エリア初進出)

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「ザ・タワー横浜北仲」将来性×希少性 ミクストユース&ランドマーク

みなとみらい地区

みなとみらい地区

分譲マンションの供給が限られる「みなとみらい地区」の新築マンション価格が坪単価400万円を大きく超えていたにも関わらず第1期1次の平均坪単価が400万円を切っていてリーズナブル感があったことも「ザ・タワー横浜北仲」が人気になった一因です。

それでも購入層の約28%が都内からというのは横浜市内の物件としては突出しており物件の注目度の高さがうかがえます。駅直結という利便性だけでなく横浜市最高層のランドマークとしての価値も高く評価されたからでしょう。

建設中の「ザ・タワー横浜北仲」

建設中の「ザ・タワー横浜北仲」

竣工間近の建物を見ると、その選択は間違っていなかったと思います。海に映る建物外観は、横浜市のランドマークに相応しい洗練のフォルム。ガラスウォールのファサードには、向かって建つ「横浜ランドマークタワー」のシルエットが写っています。

客船ターミナル施設を中核にし「食」をテーマとした体験・体感型の商業施設「ハンマーヘッド ショップ&レストラン」も2019年10月新港にオープン。下層部の商業施設や新市庁舎の公益施設も2020年には開業するので今後地域の魅力も大きく高まりそうです。

厚生労働省発表の令和元年の出生数は推計で86万4千人。人口減少が進む中でマンション選びには、将来性の見極めが重要です。就業人口が10万人を超えるみなとみらい地区の希少性を感じるミクストユースの地上58階建てタワーレジデンス。際立つ人気は、価値志向の高まりの表れかもしれません。

 

【編集後記】

マンションの価格は、需要と供給のバランスで概ね決まります。みなとみらい地区のマンション供給が限られる中、ワークプレイスに近い「ザ・タワー横浜北仲」は、需要に応える数少ないマンションとなるでしょう。戸数が多いので中古マンションの売りも出ています。

引き渡し時期が竣工時期より数カ月先の住戸は、居住用財産の3000万円控除を狙った転売目的の住戸なのかもしれません(某ポータルサイトでは、賃貸情報33件、売買情報36件(重複アリ)と出ています:2020年1月5日時点)。

2019年は、「春日」駅直結の再開発タワー「パークコート文京小石川 ザ タワー」が人気を集め短期間に完売しました。高価格帯で爆発的な人気を集めるには、将来性と希少性を兼ね備える必要があります。2020年も「ザ・タワー横浜北仲」のような魅力的なマンションの登場を期待したいと思います。