「パークタワーあすと長町」(三井不動産レジデンシャル 伊藤忠都市開発)は、「JR 長町」駅徒歩 2 分、地下鉄南北線「長町」駅徒歩 3 分という交通利便性の良好な場所に誕生する、中間免震構造を採用した地上 28 階建・総戸数 468 戸の超高層タワ ーレジデンス。総戸数 468 戸は、1973 年以降に東北地方 6 県で新築分譲されたマンションで最多となります。
2017年のゴールデンウィークの事前案内会以降で1300組超の来場を集め販売開始した362戸中330戸が成約済みと販売も好調です。竣工した現地を訪ね多くのファミリー層が支持するマンションの魅力を探ります。
生活利便施設が充実した「仙台市あすと長町土地区画整理事業」内に立地
「長町エリア」は、1983 年以降、「仙台市あすと長町土地区画整理事業」として官民一体で東北の中枢拠点、仙台市南部の副都心をめざした計画的な街づくりが進められてきました。「パークタワーあすと長町」は、同事業地内の中心に位置する「JR 長町」駅前に立地します。
JR東北本線「長町」駅から「仙台」駅へは、1駅5分の近さ。さらに、広く整備された街区は、子供から高齢者まで幅広い世代が暮らしやすそうな印象。
JR東北本線「長町」駅を出て、すぐに線路高架下に商業施設「tekute」。カフェや多彩な店が揃い仕事帰りの買い物も便利そう。
さらに、ヨークタウンあすと長町、IKEA仙台、ホームセンターコーナンも近く買い物が身近で済ませられます。「ザ・モール仙台長町」「ララガーデン長町」といった大規模商業施設も身近にあります。
さらに仙台市立病院や夜間休日こども急病診療所などの医療施設も身近にあります。太白区中央児童館など子育て環境も充実していて、ライフステージが変化しても住みやすい街だと感じます。
さらにゼビオアリーナ仙台や仙台PITなどのスポーツ・イベント関連施設、スポーツパークやジムなどのフィットネス施設も揃っていて多彩なライフスタイルに応えられるロケーション。建物南側の「あすと長町 杜テラス」には24時間営業のフィットネスジム「エニイタイムフィットネス」の出店が予定されています。
「パークタワーあすと長町」の購入層は、30代のファミリー層が中心ですが身近に生活関連施設が揃った街は、早々出会えません。働くと子育ての両立を考えると、魅力的なロケーションと言えるでしょう。
約5.8mの天井高のエントランスホール ボーネルンド提携のキッズルーム
東北地方最大級の全468邸のスケールを誇る「パークタワーあすと長町」は、多彩な共用施設も魅力です。最高天井高約 5.8m、広さ約 390平米のスケール感のある「エント ランスホール」や暮らしをより豊かにする「パーティールーム」、「スタディルーム」、「キッズルーム」、「ゲストルーム」、等の多彩な共用空間が用意されています。
「キッズルーム」には、ボーネルンド社の知育玩具や紀伊國屋書店選定の絵本なども置かれています。南側に位置し、明るい場所に配置しているもの好感が持てました。
こうした空間は、子育てを夫婦で行う今のファミリー層にフィットしていると思います。
広々とした「スタディルーム」も魅力的に感じました。生産年齢人口が減り働き方が変わっていく中で、こうしたスペースは子供の学習スペースとしてだけでなく大人の作業スペースとしも有効だと思います。
電源もちゃんと用意されていて、ちょっとした気分転換のスペースとしても有効だと思います。
「パーティールーム」も「ラウンジ」「プライベート」の2つが用意されており友人などとの交流イベントなどに活用できます。子供の誕生日会など家族の思い出作りにも役立ちそうです。
さらに2つのゲストルームも用意されています。故郷の両親や友人が訪ねてくるときに利用ができ便利です。
人生を豊かにするのは、出会いやキッカケだと思いますが、多彩な共用施設は家族だけでなく友人や親族との交流を深める機会を提供するのではないでしょうか。
67平米台~92平米台の多彩なプラン ホームページで価格表公表
駅前ロータリーに面した「パークタワーあすと長町」の専有部の特徴は、28階建てのタワーレジデンスでありながら南にワイドな東・南・西のコの字配棟で、南向き中心で開放感があることです。
中央部の5基のエレベーターで各住戸へアクセス。アルコーブスペースをしっかり確保しプライベート感を演出。一定の広さを確保しているので、収納スペースや居室スペースも十分あります。
例えば、92.14平米ある写真のJLタイプは、キッチンの広さが約4.7畳ものゆとり。角部屋を活かした3LDKプランでリビングダイニングも約17.5畳もの広さがあります。
タワーでありながらバルコニーの奥行きは約2m確保。全戸にトランクルーム、ウォークインクローゼットを用意しています。I食器洗浄乾燥機を標準装備するなど設備仕様も充実しています。
価格は、平均坪単価がおおよそ195万円前後。9月5にち時点での先着順23戸の概要では、最多価格帯が4400万円台(5戸)中心。67平米台の2LDKが3300万円台からの手が届きやすい設定です。
首都圏と同様に、仙台市内のマンション価格はここ数年で大きく上昇していますが、これだけ住環境が整っているエリアでの駅前大規模レジデンスとしては、値ごろ感があります。
来場者の約4組に1組が購入しているということは、10%程度が一般的な新築マンション市場においてかなり高い割合です。オフィシャルHPで価格表が公開されているように、地元のファミリー層に納得の価格設定なのでしょう。
入居予定は、2019年10月下旬ということで既に消費税価格は10%へと引き上げられていますが、消費税引き上げ後の施策が多い中ですぐに入居できるのは大きなメリットです。今後さらに注目されるのではないでしょうか。
建築費や地価の上昇で首都圏のマンションが高騰する中、駅徒歩2分の総戸数468戸の免震タワー「パークタワーあすと長町」はとてもリーズナブルに感じます。何といっても「仙台」駅へ1駅5分ですから。先着順の住戸に加え未供給住戸は、100戸余りとまだ住戸の選択肢は豊富。仙台エリア周辺勤務の子育てを重視する共働きファミリーならまずは検討したいマンションだと思います。
【編集後記】
全468邸という東北地方最大級という「パークタワーあすと長町」のスケールは、マンションというライフスタイルが地方の中核都市にも広がっていることを意味しているかもしれません。
最近では、昨秋見学した「Brillia Tower 西新」(東京建物ほか 福岡市 306戸)や昨春訪ねた「hitoto 広島 The Tower」(三菱地所レジデンスほか 広島市 665戸)など人口100万人を地方中核都市の大規模マンションの販売が堅調です。
再開発エリアに誕生する大規模マンションは、街の中にもう一つの街ができるようなもの。人生100年時代の選択肢として今後さらに注目されるのではないでしょうか。