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「東急不動産 BRANZ ギャラリー 表参道」がオープン 「ブランズ 自由が丘」など販売

「東急不動産 BRANZ ギャラリー 表参道」の外観(筆者撮影) マンション探訪記
「東急不動産 BRANZ ギャラリー 表参道」の外観(筆者撮影)

東急不動産株式会社は、新築分譲マンションブランド「BRANZ(ブランズ)」で初めての統合マンションギャラリー「東急不動産 BRANZ ギャラリー 表参道」を 2023年9月30日にオープンした。「BRANZ」は、ブランドスローガン「環境先進を、住まいから。」を掲げており、持続可能な心地よい暮らしと環境貢献実現のために新たな発想や仕組みを積極的に取り入れた環境先進マンションを提供している。統合マンションギャラリーのオープンは、ブランド価値の体感の狙いがある。

環境と DX の取り組みを体感できる仕掛け デジタルコンテンツを活用

東急不動産は、東急不動産ホールディングスが掲げる長期ビジョン「GROUP VISION 2030」に基づき、「環境経営」と「DX」を全社方針に掲げ、価値創造を推進しております。ギャラリーでは、環境と DX の取り組みを体感できる仕掛けを設け、CX の向上を目指す。

東急不動産では販売活動のデジタル化として、マンション販売にデジタルツインを活用し、デジタルコンテンツをベースとした販売活動への転換を進めている。今回の販売拠点の集約もその取り組みの一環で、「デジタルツインを軸にしたデジタルコンテンツの活用」と、リアル体験の場としてのギャラリーを組み合わせることで、リアル体験とデジタル体験が融合した新しいマンション販売の形を提案する。

「東急不動産 BRANZ ギャラリー 表参道」の内部(筆者撮影)

「東急不動産 BRANZ ギャラリー 表参道」の内部(筆者撮影)

ギャラリーの建物デザインは、一般的なモデルルームと異なり特徴的だ。「心地よさ」と「美しさ」をキーワードに上質な空間をデザイン。緑・水・石・土・光といった自然要素を積極的に取り入れ、自然の中にある造形美から着想を得たデザインが随所にあしらわれている。外構から起伏した植栽帯を施設の中まで入り込ませるようなデザインにすることでインテリアと自然をシームレスに繋げ、室内に居ながら外に居るかのような特別な空間をエントランスホールで演出。2 層吹抜の天井まで届く壁面緑化や高さ約 5mのシンボルツリーなどの豊富な植栽や石、砂利といった自然物の多用、水景の設置などにより環境に溶け込みながら「心地よさ」「美しさ」を五感に訴える。

環境への取り組みもギャラリーの特徴。再生可能エネルギー100%による施設運営とし、屋上に設置する太陽光パネルに加えて、同社が開発・運営する発電所で作られた再生可能エネルギーを活用し、再生可能エネルギー100%による施設運営を実現している。同社が運営する「リエネ青森白上太陽光発電所(青森県)」「リエネ LOGI’Q 枚方太陽光発電所(大阪府)」により発電された再生可能エネルギーを使用予定となっている。

「東急不動産 BRANZ ギャラリー 表参道」でのプレゼンテーション(筆者撮影)

「東急不動産 BRANZ ギャラリー 表参道」でのプレゼンテーション(筆者撮影)

また、東急リゾートタウン蓼科の間伐材を活用。森林を中心としたタウンの保全活動を通じて、環境省の自然共生サイト課題調査事業にも参画し、脱炭素のみならず生物多様性創出にも貢献する。従来は、間伐材はタウン内循環施策としてのバイオマスボイラー燃料利用に留まっていた。ギャラリーで共用廊下のフローリングやデザイン家具等に活用することで循環の輪を拡大する。

環境配慮素材の積極的な活用も行う。外壁から案内エリアの床・壁・天井素材は全て環境に配慮した素材や自然由来素材で計画。外壁や一部の内壁に使用した素材は火力発電所で発生する石炭灰(廃棄物)を利用することで原料に占める再生材料比率約 60%を実現している他、エントランス吹抜け天井やエントランスラウンジ天井等の壁紙は、ペットボトルの再生繊維を使用する等リサイクル率を重視した素材選定となっている。また、環境に対する企業の姿勢を重視した素材選定も行う。

在来種を主体とした生物多様性に配慮した植栽計画も特徴の一つ。在来種を中心に地域の環境にあった樹種選定を実施。当ギャラリーの立地するエリアは明治神宮の植生域であると考えられることから、明治神宮の植生域に配慮した植栽計画としている。

「東急不動産 BRANZ ギャラリー 表参道」内での「ブランズ自由が丘」のプレゼンテーション(筆者撮影)

「東急不動産 BRANZ ギャラリー 表参道」内での「ブランズ自由が丘」のプレゼンテーション(筆者撮影)

接客場面では、リアルとデジタルの組み合わせによる顧客体験の向上を行う。同社では DX を通した「顧客接点の高度化による感動体験の創出」を推進しており、マンション販売の分野においてはアクセンチュア株式会社と連携した「BRANZ」のデジタルツイン制作や活用を推進。デジタルコンテンツを活用した CX の向上に取り組む。

「東急不動産 BRANZ ギャラリー 表参道」内のコンセプトルーム(筆者撮影)

「東急不動産 BRANZ ギャラリー 表参道」内のコンセプトルーム(筆者撮影)

ギャラリー内には、「BRANZ」のグレードを体感できるコンセプトルームを 2 グレード分用意。天井の高さの違いや帖数の違いなど、物理的・空間的に把握したいことも体感できる。カラーセレクトコーナーや外壁素材を確認できる展示スペースも用意されている。

「東急不動産 BRANZ ギャラリー 表参道」内のコンセプトルームのリビング(筆者撮影)

「東急不動産 BRANZ ギャラリー 表参道」内のコンセプトルームのリビング(筆者撮影)

このギャラリーで販売する物件は、原則物件ごとに外観や専有部のデジタルツインを制作予定。世界最高峰の CGI 技術を活用した非常に高精細でリアルなデジタルツインを商談室や 「DigitalGallery」で体感できる。「DigitalGallery」では、没入感のある湾曲 LED ビジョンを設置し、部屋の中を歩き回っているような体験が提供される。コンプトルームのバルコニー部分にも LED ビジョンを設置し、検討中の物件の住戸内からの眺望写真も確認可能だ。

「東急不動産 BRANZ ギャラリー 表参道」内での湾曲LEDビジョンによる「ブランズ自由が丘」のプレゼンテーション(筆者撮影)

「東急不動産 BRANZ ギャラリー 表参道」内での湾曲LEDビジョンによる「ブランズ自由が丘」のプレゼンテーション(筆者撮影)

ギャラリーは、東京メトロ銀座線他「表参道」駅から徒歩 6 分の場所に位置。完全予約制となる予定。建物は 2階建てで、延床面積約 950 ㎡。1 階は商談室と東急不動産ホールディングスが掲げる「環境経営」を体感するコンテンツやデザインを用意。2 階には物件検討に必要な情報をリアルとデジタルを織り交ぜながら提供される。

取扱予定の物件は「東京 23 区内」が中心。 7 月から一般販売中である「ブランズ自由が丘」のほか今年度中に、さらに3 物件程度が紹介される予定だ。

「ブランズ自由が丘」は、平均専有面積113㎡超の高級レジデンス

ブランズ自由が丘の建設地(筆者撮影)

ブランズ自由が丘の建設地(筆者撮影)

ギャラリーでの販売一号となる「ブランズ自由が丘」は、「自由が丘」駅からフラットアプローチ徒歩5分の地に誕生する全24邸の低層レジデンス。東京都世田谷区奥沢七丁目アドレスで、敷地面積が1944㎡超あり平均専有面積も113㎡とゆったりしたつくりだ。

ブランズ自由が丘の建設地(左側)(筆者撮影)

ブランズ自由が丘の建設地(左側)(筆者撮影)

現地は、九品仏川緑道に面した南東の角地に立地し開放感あふれる住環境。周りは、低層の住宅街が広がり住環境も良好だ。自由が丘周辺は、高低差がある地勢も多いが平坦なアプローチは魅力的だ。

建設中の商業施設「自由が丘 デュ アオーネ」(筆者撮影)

建設中の商業施設「自由が丘 デュ アオーネ」(筆者撮影)

自由が丘駅周辺は、駅前再開発をはじめ新たな商業スポットが建設中で、2023年10月にはイオンモールが運営する新商業施設「自由が丘 デュ アオーネ」がオープン予定。個性豊かな専門店が出店する予定だ。

トレインチ自由が丘(筆者撮影)

トレインチ自由が丘(筆者撮影)

2006年に開業した「トレインチ自由が丘」も2022年11月にリニューアルオープン。街の雰囲気も変わりつつある。駅前立地の「ブリリア自由が丘」が完売するなど好調物件が目立つ。

自由が丘駅前(筆者撮影)

自由が丘駅前(筆者撮影)

「ブランズ自由が丘」は、坪単価が800万円程度を予定。執筆時点で分譲中の3階、154.05㎡ 3LDK住戸の販売価格は、4億1千万円となっている。現時点で、7割程度の住戸が申込みが入っているとのこと。ギャラリーのオープンで販売はさらに進むのではなかろうか。