日鉄興和不動産株式会社、関電不動産開発株式会社、九州旅客鉄道株式会社、京浜急行電鉄株式会社、中央日本土地建物株式会社は、港区港南三丁目で建設中の分譲マンション『リビオタワー品川』のゲストサロンを 11 月 2日よりオープンし事前案内会を開始する。
東京の新たな玄関口として大規模再開発が進みさらなる発展が期待される品川エリアに誕生す
る、地上 34 階建て・総戸数 815 戸からなる超高層大規模タワープロジェクト。品川駅を最寄りとする 30 階超のタワーマンションとしては 15 年ぶりの供給でもあり2024 年2月22日からのエントリー受付開始から10 月 30 日時点までのエントリー数は 14,000件超を記録。事前案内会についても既に900件を超える予約が入っている。
ゲストサロンオープンに先がけてモデルルームを見学。ゲストサロンで感じたプロジェクトの魅力を紹介したい。
30階超のタワーは、15年ぶり 船をデザインコンセプトとした外観
① 地上 34 階建て・総戸数 815 戸の超高層大規模タワープロジェクト 品川駅最寄りの30 階超のタワーマンションとしては 15 年ぶりの供給
② 船をデザインコンセプトとした外観、共用空間
③ 多様な価値観・ライフスタイルに応える共用部
④ 緑溢れるランドスケープ、環境や防災に配慮したサステナブルな品質
『リビオタワー品川』は、過去から現在まで東京の発展を担い、未来に向けても発展を牽引する品川エリアにおいて、未来のスタンダードとなる新しいライフスタイルを創造し『時代を先導していく物件』にしたいという思想で、船をデザインコンセプトとした外観、エントランス、共用空間を設計。
『船の帆』、『風』、『流れ』や『ゆらぎ』をファサードとして纏う独自のフォルムは、高次元な都市環境と将来性を備えた品川を舞台に新たなランドマークを描く。また、1 階にワークラウンジやゴルフレンジ、2 階にファミリールームやフィットネスルーム、29 階にはスカイラウンジやゲストルームなど多彩な共用空間を計画し、居住者に豊かなライフスタイルを提案する。
また、街との調和を目指し、豊かな緑と共に水や風・人の流れをデザイン。周辺地域への豊かな自然環境の提供を目指し、生物多様性保全に配慮した ABINC 認証、緑の保全・創出への取り組みを評価する SEGES認定をともに取得。加えて、快適性と省エネを両立する ZEH-M Oriented 基準を満たし、地球環境に配慮する認定低炭素住宅の認証を取得するなど、未来を見据えた住まいの環境性能を整える。
共用部のアートディレクションにおいても、国内外のクライアントにアートワークやインスタレーションを提供し、多くのデザイン賞を受賞してきたデザインスタジオ we+が手掛け、廃材などのサステナブルな素材を活用したアートワーク等を採用。心地良さとアースコンシャスが共存する空間を提案する。
■『リビオタワー品川』物件概要
物件名称: リビオタワー品川
所在地: 東京都港区港南三丁目 7 番 2(地番)
交通 : JR 山手線・JR 京浜東北線(根岸線)・JR 東海道本線・JR 横須賀線・JR 上野東京ライン・JR 東海道新幹線「品川」駅港南口徒歩 13 分 京急本線「品川」駅高輪口徒歩 17 分
総戸数 : 815 戸(他に店舗 1 区画)
敷地面積 : 6,821.38 ㎡
延床面積 : 76,130.35 ㎡
構造・規模 : 鉄筋コンクリート造・地上 34 階建
間取り : 1LDK~3LDK
専有面積 : 42.10 ㎡~130.24 ㎡
土地の権 利 : 所有権
事 業 主 : 日鉄興和不動産株式会社、関電不動産開発株式会社、九州旅客鉄道株式会社、京浜急行電鉄株式会社、中央日本土地建物株式会社
設計者 : 浅井謙建築研究所株式会社、株式会社長谷工コーポレーション
施工者 : 株式会社長谷工コーポレーション
管理会社 : 株式会社日鉄コミュニティ
販売代理 : 株式会社長谷工アーベスト、伊藤忠ハウジング株式会社、日鉄興和不動産株式会社
竣工予定 : 2026 年 05 月上旬(予定)
引渡可能年月 : 2026 年 10 月上旬(予定)
販売開始時期 : 2025 年 03 月上旬(予定)
物 件 H P : https://livio-sumai.jp/pj/shinagawa-tower/
圧巻の眺望 天井高約2.6mで2LDK以上のLDは、天井埋込式エアコン設置
「リビオタワー品川」のゲストサロンには、3タイプのモデルルームが用意されている。84.63㎡のS-80Ane type 、71.78㎡の70Aw type、56.27㎡の55Fs type の3つだ。なお、56.27㎡の55Fs typeは、子供が怪我をしないようドアの挟み込み防止や丸状のかど、バルコニーサッシの開錠を上部に設置し「東京こどもすくすく住宅認定制度」をうけている。
まずは、84.63㎡のS-80Ane type
北東の位置の角住戸で、レインボーブリッジが見晴らせる眺望の良好な住戸。折上げ天井で、開放感があり広さを感じる住戸。主寝室にも天井埋込式エアコンが設置されている。
次に71.78㎡の70Aw type
タワーマンションらしいワイドスパンの住戸で、スッキリした開放感あるリビングダイニングキッチンが特徴だ。リビングダイニングの間口がワイドでかつ主寝室からも眺望が広がる開放的な間取りだ。
56.27㎡の55Fs typeは、コンパクトな2LDKタイプだが1LDKにモデルルームはカスタマイズ。こちらも凹凸のないスッキリしたつくりで専有面積以上の広さを感じた。
眺望を考えると北西側のレインボーブリッジが見える側が人気になりそう。タワーマンションだけに眺望を踏まえた値付けがどうなるか気になるところだ。
気になる価格だが、第1期販売予定価格が公表されていて(1000万円単位)以下のようになっている。坪単価は、700万円円台半ばから後半のようだ。
事前反響では、港区からが約2割、中央区、品川区が約1割づつ、残りがその他のエリアとなっている。また、年齢層は、30代が半数程度と最も多く2人~3人世帯が約6割。約8割が自己居住用だが半投半住目的の人が多そうだ。
商品企画のトピックスとしては、未来を見据えたアートとして「リビオタワー品川オリジナルRemli」を制作予定。再生利用が難しい廃棄物を再生利用。エントランスアートも日本の伝統技術で銅板を発色するものを採用する。
第1期の販売開始予定は、2025年3月上旬。建物竣工は、2026年5月上旬予定で2026年10月上旬入居予定だ。建築費の高騰で、超高層マンションの企画は難しくなりつつある。15年ぶりの大規模タワーマンションの供給となる本プロジェクト。今後の動向に注目したい。