野村不動産株式会社(本社:東京都新宿区/代表取締役社長:宮嶋 誠一)が特定業務代行者として参 画し、計画を進める「東池袋四丁目2番街区地区第一種市街地再開発事業」(施 行者:東池袋四丁目2番街区地区市街地再開発組合)における新築工事が 2 月 12 日付けで着工された。
同事業は、2012 年 10 月に準備組合設立、2017 年 3 月に都市計画決定、2017 年 10 月に再開発組合 の設立認可。2018 年 9 月の権利変換計画認可を経て新築工事の着工となった。なお、竣工は 2022 年 3 月の予定となっている。
この事業によって、木造住宅が密集し細分化された地区内の宅地を共同化し高度利用。地区全体の 不燃化を促進し、道路拡幅や賑わいと憩いの創出を図るために新たに2つの広場を設ける。さらに「東池袋」駅出入口のバリアフリー化を図るほか、店舗、子 育て支援施設等を整備など、東京メトロ有楽町線「東池袋」駅直結の立地特性を活かし地域の魅力を高める施設づくりを進める。
名称: 東池袋四丁目2番街区地区第一種市街地再開発事業 計画地 :東京都豊島区東池袋四丁目 254 番(地番) 交通 :東京メトロ有楽町線「東池袋」駅徒歩 1 分 JR「池袋」駅徒歩 12 分 地域地区 :商業地域/防火地域、近隣商業地域/防火地域 計画容積率 :約 749% 敷地面積 :約 2,665 ㎡ 延べ面積 :約 31,192 ㎡ 主要用途: 住宅、店舗・事務所、子育て支援施設、駐車場 等 階数/高さ :地下 2 階、地上 36 階/約 125m 住宅総戸数 :248 戸(地権者住戸含む)本体工事竣工(予定): 2022 年 3 月
防災対策として、木造密集地域を不燃化する市街地再開発は有効である。南池袋二丁目でも現在再開発が進行中で、池袋エリアは都市再生の注目エリアの一つとなっている。