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「月島三丁目北地区第一種市街地再開発事業」組合設立

「月島三丁目北地区第一種市街地再開発事業」の外観完成予想パース ニュース&トピックス
「月島三丁目北地区第一種市街地再開発事業」の外観完成予想パース

月島三丁目北地区市街地再開発組合が、東京都中央区月島三丁目他で事業を推進する「月島三丁目北地区第一種市街地再開発事業」において、東京都知事より市街地再開発組合の設立認可を受け、2020年9月5日に設立した。

当該地区は、「月島もんじゃストリート」として知名度高く、多くの人が訪れ賑わう“西仲通り商店街”に面した約1.5haもの施行区域に位置。地区内は、築年数の経過した木造家屋が多く立ち並ぶなか、建物の更新が進まないなど防災上の課題を抱えていた。また、隅田川に面した立地環境を活かし水辺と調和した空間や人々が集い・交流できる公共施設、災害時にも活用できる広場など都市機能の更新が求められていたが、個別建て替えでは対応が困難な状況にあった。

「月島三丁目北地区第一種市街地再開発事業」の開発地

「月島三丁目北地区第一種市街地再開発事業」の開発地

同事業では土地の合理的かつ健全な高度利用を図った新たなランドマークともなるタワーマンションを中核に、地域の更なる活性化、防災性の向上を図りつつ、月島ならではの特性を活かした安心安全で快適な生活環境と多様で魅力的な複合市街地の形成を図る。

なお、2017年より事業推進に協力していた住友不動産株式会社、東京建物株式会社、大和ハウス工業株式会社、一般財団法人首都圏不燃建築公社が参加組合員として本再開発事業に参画する。

「月島三丁目北地区第一種市街地再開発事業」の建物配置図と断面図

「月島三丁目北地区第一種市街地再開発事業」の建物配置図と断面図

<月島三丁目北地区第一種市街地再開発事業の特徴>
・月島地区で最高高さ約199m、最大戸数約1,380戸を誇る新たなランドマークタワー。
・木造住宅密集地の解消し建物共同化かつ高度利用、広場整備などによる地域防災機能の充実。
・商店街と隅田川をつなぐ広場や歩行者動線を創出した“月島ならではの趣ある路地空間”を整備。
・公益施設の再編による機能(保育所、デイサービス等)の拡充、新設など都市型居住環境の向上。

 

センチュリーパークタワー(地上54階建て756戸)、キャピタルゲートプレイス(地上53階建て624戸)を上回る月島エリア最大のスケールとなります。なお、着工は2022年度予定、竣工は2025年度に予定されているとのこと。販売開始は早くても2022年以降になりそうだ。

再開発事業の概要

再開発事業の概要