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中野駅前「囲町東地区第一種市街地再開発事業」市街地再開発組合設立

「囲町東地区第一種市街地再開発事業」完成予想CG ニュース&トピックス
「囲町東地区第一種市街地再開発事業」完成予想CG

三井不動産レジデンシャル株式会社は、東京都中野区にて権利者と推進している「囲町東地区第一種市街地再開発事業」が、9月16日に市街地再開発組合設立について東京都の認可を受けたことを発表しました。

「囲町東地区第一種市街地再開発事業」位置図

「囲町東地区第一種市街地再開発事業」位置図

同プロジェクトは、JR 総武・中央線、東京メトロ「中野」駅の西側至近に位置し、大学などの教育機関や医療機関、官公庁やオフィスなど多様な機能が集積する中野四季の都市(まち)を北側に有した、利便性が高くより一層の賑わいが望まれるエリアです。約 2.0ha の敷地には、住宅(約 720 戸)、商業施設・オフィスに加え、隣接する区立「囲町ひろば」と一体的な広場形成を行い、防災機能の拡充、回遊性のある歩行者空間の整備及び魅力的な都市空間の創出が行われます。

また、ペデストリアンデッキ等の歩行者動線を整備することで、新北口駅前広場から中野四季の都市にかけての回遊性を高めます。中野駅前という立地特性を活かした、住宅・商業・オフィスのミクストユース型の再開発により、中野の玄関口として新たな魅力を創出し、多様な方の交流・賑わいを生むとともに、安心・安全で快適な街づくりを目指していきます。事業は、2024 年度の竣工を目指し進められます。

「囲町東地区第一種市街地再開発事業」【施工区域図・建物配置図】・【建物断面構成図】

「囲町東地区第一種市街地再開発事業」【施工区域図・建物配置図】・【建物断面構成図】

■プロジェクトの特徴
・中野駅至近、約 2.0ha の大規模再開発
・約 720 戸の共同住宅、オフィス・商業施設を含むミクストユースプロジェクト
・隣接する区立「囲町ひろば」と一体的な広場を形成、連続するオープンスペースを創出
・ペデストリアンデッキ等の歩行者動線を整備することで、新北口駅前広場からの回遊性を向上

■プロジェクト概要
事業名 囲町東地区第一種市街地再開発事業
施行者 囲町東地区市街地再開発組合
所在地 東京都中野区中野四丁目地内
区域面積 約2.0ha
建築面積 約8,860 ㎡
延べ床面積 約121,100 ㎡
主要な用途 住宅、オフィス、商業施設
住宅戸数(予定) 約720 戸
事業推進コンサルタント 株式会社佐藤総合計画
参加組合員 三井不動産レジデンシャル株式会社
※記載内容は予定であり、今後変更となる可能性があります。

同プロジェクトは、2011 年9月に市街地再開発準備組合を設立し、2015 年 12 月に都市計画決定を経て、再開発組合設立に至っています。今後、権利変換計画認可を経て、2021 年度の本体工事着工、2024 年度末の竣工を目指し事業が進められていく予定です。

「中野」駅周辺は、市街地再開発事業や土地区画整理事業など複数の開発プロジェクトが進行中。数年後には、街が大きく変化するのではないでしょうか。事業化は、2021年度以降と思われますが今後の開発動向を見守っていきたいと思います。