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「中野」駅徒歩5分「グランツオーベル中野」探訪

首都圏桜が楽しめるマンション立地4選の共通項

千鳥ヶ淵の桜並木 街のトレンド
千鳥ヶ淵の桜並木

平年よりも5日早い3月21日、気象庁から今年の桜開花宣言がなされました。桜の名所では早くも多くの人で賑わっています。東京の桜が楽しめるマンション立地を紹介します。

皇居のほとり千鳥ヶ淵沿いに建つ「パークマンション千鳥ヶ淵」

パークマンション千鳥ヶ淵

千鳥ヶ淵の桜並木とパークマンション千鳥ヶ淵

3月27日まず、訪ねたのが千鳥ヶ淵です。「九段下」駅を降りて日本武道館と靖国神社のある靖国通りの坂を上ります。既に多くの花見客が歩いていて千鳥ヶ淵にはカメラを向ける人が並んでいます。

東京都建設局の「さくらの名所」情報によれば、北の丸公園がソメイヨシノ、ヤマザクラ、サトザクラなど約280本。千鳥ヶ淵公園と千鳥ヶ淵緑道が併せて223本、靖国神社が224本となっており都内屈指のさくらスポットとなっています。

千鳥ヶ淵緑道を歩いていて目にするのが「パークマンション千鳥ヶ淵」。旧フェヤーモントホテルの跡地に建つ全64邸で、専有面積は全戸100平米超。2004年分譲された当時、最高価格が13億を超えていました。アドレスは、千代田区九段南ですが千鳥ヶ淵にほど近い敷地は流通することが少なく千代田区の億ションの中でも傑出した希少性を誇ります。

ザ・パークハウス グラン千鳥ヶ淵

ザ・パークハウス グラン千鳥ヶ淵の外観

番町方面に歩くと、グッドデザイン賞を受賞した「ザ・パークハウス グラン千鳥ヶ淵」の建物が見えてきます。今ほど都心エリアの価格上昇が堅調ではなかった2013年の分譲当時の坪単価は800万円前後。それでも即日完売した訳ですから、早々出会えない立地のニーズはいつの時代も高いと言えるでしょう。

約53万平米の都立上野恩賜公園には、700本超の桜 上野の森と不忍池

都立上野恩賜公園の不忍池の桜

都立上野恩賜公園の不忍池の桜

かつての上野寛永寺の境内跡に広がる都内有数の約53万平米の広さを持つ上野恩賜公園も都内屈指の花見スポットです。東京都建設局の「さくらの名所」情報によれば、都立上野恩賜公園の桜の本数は、730本。種類も多彩ですが、広大な敷地なので花見スポットも各所にあります。

桜が楽しめる代表的なマンション立地が不忍通り近くのロケーション。不忍池の東が台東区池之端アドレスになり北側が文京区根津アドレスになります。

Brillia Tower 上野池之端

Brillia Tower 上野池之端の外観

こちらも、希少立地だけにマンションが建てられる場所が限られています。最近では地上36階建ての超高層タワー「Brillia Tower 上野池之端」が2016年に供給されましたが短期間に完売しました。入居は、2019年6月とコレカラですが、35階部分に都心の夜景を見晴らす2層吹抜けのスカイラウンジを配置。18階部分には、不忍池一望のパークビューラウンジやオーナーズスイート。かなりの景色が期待できそうです。

不忍池を一望のマンション群

不忍池を一望のマンション群

都立上野恩賜公園の桜の見どころは、不忍池の上を走る桜の道。そういう意味では、位置的に不忍池が眼前に横たわる30階建ての「パークタワー上野池之端」や「ルネッサンスタワー上野池之端」の立地は魅力的です。

留意したいのは、マンションから桜が見える方位。不忍通り沿いは東側に都立上野恩賜公園があるので東向きの住戸が景色が良いことになります。また、南側に不忍池がある「ザ・ライオンズ上野の森」は、南向きの住戸で桜を楽しめます。

桜を楽しめる時期は限られていますが、上野恩賜公園越しに東京スカイツリーも見えるなどこの辺りの眺望は特別感があり新築分譲時も中古流通時も東向きか西向きかで価格が大きく異なります。こうした違いは、上野恩賜公園周辺マンションの特徴です。

桜1100本の新宿御苑を一望 邸宅感溢れる「ザ・パークハウス 新宿御苑」

新宿御苑

新宿御苑

「新宿御苑」は、1100本もの桜を擁する花見スポットです。3月27日に訪ねたときも平日であるにもかかわらず多くの花見客で賑わっていました。もともと「新宿御苑」は、皇室の庭園として造られ広さ58.3万平米。周囲3.5kmの園内には、日本庭園など様々な庭園があります。

「ザ・パークハウス 新宿御苑」

「ザ・パークハウス 新宿御苑」

「ザ・パークハウス 新宿御苑」は、丸の内線「新宿御苑前」駅徒歩1分の14階建てレジデンス。新宿御苑に面したロケーションで、新宿御苑側にはバルコニーを設けずガラスウォールによって美観と屋内からの景色に配慮。新宿御苑の桜並木の奥に建物がのぞき圧巻の眺望を予感します(入居者が利用できる屋上テラスあり。かつて見たその景色は緑の海が広がっているようで素晴らしかったです)。

園内を歩くと奥に高層のマンションが見えます。富久町の再開発タワー「トミヒサクロス」です。新宿御苑からは一定の距離がありますが55階建ての建物上層階からは新宿御苑の桜を楽しめそうです。

目黒から大橋まで続く約4㎞もの目黒川の桜並木 中目黒アトラスタワー

目黒川の桜

目黒川の桜

江戸時代から風光明媚な場所として江戸市民に親しまれた目黒界隈。その目黒から大橋へと目黒川沿いに続く桜並木は、多くの人で賑わう都心の花見スポットです。3月28日の目黒川両岸は、中目黒のあたりは既に7分以上の桜が咲いていて両岸とも花見客で混雑していました。

目黒川沿いの「パークホームズ目黒ザ レジデンス」

目黒川沿いの「パークホームズ目黒ザ レジデンス」

目黒川の桜を楽しむマンションとしてまず挙げられるのが目黒川沿いの「パークホームズ目黒ザ レジデンス」です。目黒区下目黒2丁目の10階建て全237邸。JR山手線「目黒」駅徒歩9分のアクセス。ロの字型配棟で東側が目黒川になります。

「パークタワー目黒」と「Brillia Towers 目黒」

「パークタワー目黒」と「Brillia Towers 目黒」

目黒川は、高台にある「目黒」駅から下った場所になり川から駅方面を見上げると「パークタワー目黒」と「Brillia Towers 目黒」が目に入ります。西向き上層階住戸は、目黒川の桜並木を楽しめそうです。

目黒川と「アトラスタワー中目黒」

目黒川と「中目黒アトラスタワー」

さらに中目黒方面に歩いていくと円形の45階建て再開発タワーレジデンス「中目黒アトラスタワー」が視界に入ります。日比谷線「中目黒」駅徒歩2分のアクセスだけでなく、南側に目黒川を見晴らす桜を楽しむ好ロケーションです。

さて、桜を楽しめるマンション立地として紹介した、千鳥ヶ淵、都立上野恩賜公園、新宿御苑、目黒川。共通するのは、桜のスポットが広く長く続くことです。スケールのある花見スポットでも、マンションから桜が見える立地は、意外と少ないですね。

また、4箇所をまわって全てにあったのが「パーク」が名前に入るマンション。好立地なので土地の取得価格も相応ですので事業化できる企業も限られているのかもしれません。

都立上野恩賜公園内

都立上野恩賜公園内

 

≪編集後記≫

オフィスが御徒町にあることもあり、上野恩賜公園の桜は毎年見学するのですがここ数年実感するのが外国人観光客の多さ。これだけの桜並木は世界的にも珍しいのでしょう。一方で、不忍池沿いのタワーマンションの購入層の主流は、今でも日本人の富裕層です。日本人は、やはり桜など日本的なものが好きなんですね。