野村不動産株式会社および野村不動産ウェルネス株式会社が運営する生涯の在宅・自立生活を支援する高齢者住宅ブランド「OUKAS(オウカス)」シリーズの「オウカス日吉」(サービス付き高齢者向け住宅/全 120 戸)が2021年10月1日に開業します。「街づくり」と「健康維持・増進」の両輪で健康寿命を延伸を目指した同シリーズは、2017年10月に開業した「オウカス船橋」を皮切りに「オウカス日吉」は、第4弾目となります。
「オウカス日吉」は、「人生 100 年時代の住みたい街」をテーマに街づくりに取り組む、多世代対応・多機能集積型の大規模複合開発(分譲マンション「プラウドシティ日吉(全 1,318 戸)」や商業施設「SoCoLA 日吉」等)に隣接する賃貸型シニアレジデンス。
様々なコミュニティ活動に加え、定期的な音楽コンサート等による心の健康を促す取組みや、世代や地域の垣根を超えたオープンコミュニティを育み、街の価値を高め続ける活動を行う一般社団法人 ACTO 日吉(以下「ACTO 日吉」)と連携を行うことで、野村不動産ウェルネスが企業理念に掲げる「世界一の人生づくり」を追求していきます。
■ OUKAS 日吉の特徴
1.立地 :「日吉」駅から徒歩 12 分、徒歩圏内に様々な都市機能がある利便性の高い立地
2.建物 :多彩で豊富な共用部、2 層吹抜けのエントランスホール
3.サービス :健康寿命の延伸を促すオウカスウェルネスプログラムの導入(2019 年グッドデザイン賞受賞)
4.コミュニティ:定期的な音楽コンサートの実施や ACTO 日吉との連携による多世代交流 健康寿命の延伸と生涯の在宅・自立生活を支援する高齢者住宅事業「OUKAS(オウカス)」
特徴 1.立地
東急東横沿線最大級の大規模複合開発エリアに誕生する「オウカス日吉」は、スーパー、医療、飲食店などが集積する複合商業施設や健康支援施設、地域貢献施設など、様々な都市機能が歩いてすぐそばに揃う。また、生活利便施設だけでなく、緑あふれる環境づくりにも考慮しながら街づくりをプランニングし心地良い時間と触れ合える自然調和の街並みを創り上げています。
特徴 2.建物
外観デザインとして、水平ラインと垂直ラインが交差するシンプルなデザインを主体に、ガラス張りや木調のマテリアルを効果的に用いて洗練された雰囲気を演出。また大規模開発エリアの街並みや、エントランス前に配した緑の景観と調和した、穏やかでやすらぎを感じさせる佇まいを創出しています。さらに、広大なガーデンスペースや 2層吹抜けのエントランスホール、フィットネススタジオやコミュニティカフェ、ダイニング、温泉大浴場(人工)、カラオケ&シアタールーム等、オウカスの特徴である、多彩で豊富な共用部を設けています。
特徴 3.サービス
オウカスが目指す理想の暮らしは、年齢に関わらずいつまでもアクティブに、自分らしい毎日を過ごすこと。オウカスでは、野村不動産グループが運営するフィットネスクラブ「メガロス」と共同開発した独自の運動プログラムの実施に加え、栄養士の管理のもと、美味しい食事の提供やコミュニティ交流イベント、地域医療・介護連携等を通じ、入居者の健康寿命の延伸を目指す、オウカスウェルネスプログラムを提供します。
特徴 4.コミュニティ
オウカスで行っている様々な運動・文化系イベントを通じたコミュニティ活動に加え、定期的な音楽コンサートの実施を通して入居者の心の健康に取り組むとともに、エリアマネジメント活動を行う ACTO 日吉との連携により、世代や地域を超えた多世代コミュニティが活発になる取り組みを検討していきます。
【物件概要】
所在地 神奈川県横浜市港北区箕輪町2丁目7番 18(住居表示)
交通 東京急行電鉄東横線・目黒線、横浜市営地下鉄グリーンライン「日吉」駅より 徒歩 12 分
類型 サービス付き高齢者向け住宅※
敷地面積 2,600.00 ㎡
延床面積 7,166.06 ㎡
構造 鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)・9 階建
総戸数・間取り 120 戸・1R~2LDK
専有面積・戸数 25~32 ㎡・52 戸(1 人入居)、32~49 ㎡・68 戸(2 人入居可)
共用部 ダイニング、ゲストダイニング、温泉大浴場(人工)、フィットネススタジオ、コミュニティカフェ、
ゲストルーム、カラオケ&シアタールーム、ライブラリー&ラウンジ、コンシェルジュデスク、多目的室等
開業年月 2021 年 10 月 1 日
事業主 野村不動産株式会社
運営会社 野村不動産ウェルネス株式会社
設計 株式会社日建ハウジングシステム(基本設計)、野村建設工業株式会社(実施設計)
施工 野村建設工業株式会社
筆者は、2017年に第一弾の「オウカス船橋」を見学しましたが大規模マンション並みの多彩な共用施設の充実に驚かされました。「プラウドシティ船橋」や「船橋総合病院」などが整備された「ふなばし森のシティ」の一角。賃貸住宅のため親子近居としての活用なども可能で、「プラウドシティ船橋」の住宅価値にもプラスになっているように思います。「幕張ベイパーク」でもすでに「オウカス幕張ベイパーク」が開業しており、大規模再開発で高齢者住宅を併設するケースは、今後も増えるのではないでしょうか。
ずっと住みたい街でも、健康の状態で支援が必要になるケースも考えられます。マンション選びの際に、こうしたサービス付き高齢者住宅の有無を確認することも大切なことかもしれません。
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