住友不動産株式会社が地権者ならびに参加組員として事業推進している「武蔵小山駅前通り地区第一種市街地再開発事業」「シティタワー武蔵小山」が 2021 年 6 月15 日に竣工しました。
地上41階建て、高さ約 145m、総戸数 506 戸の超高層タワーマンション。住宅を中心としたタワー棟と商業店舗や公益施設などが入る中層棟、低層棟で構成される延床面積約 53,460 ㎡の大規模複合開発。東急目黒線「武蔵小山」駅より徒歩1分、「武蔵小山商店街パルム」至近に位置し、生活利便性の高い立地と資産性が評価され、既に200戸を超える住戸が契約済みと堅調な売れ行きです。現地を訪ねてその魅力を紹介します。
《シティタワー武蔵小山 物件概要》
所在地 東京都品川区小山三丁目14番2号
交通 東急目黒線「武蔵小山」駅徒歩1分
東急池上線「戸越銀座」駅徒歩14分
総戸数 506戸
敷地面積 5,416.38m2
建築面積 3,257.06m2
建築延床面積 53,456.13m2
構造・規模 鉄筋コンクリート造一部鉄骨造 地上41階建 地下2階建
駐車場総台数 住宅用126台、他に来客用3台、荷捌き駐車場・施設共用3台、他に施設用有
竣工 2021年6月15日竣工
駅前再開発が連続する駅徒歩1分の好立地 住・商・公の複合開発
「シティタワー武蔵小山」は、品川区西部、東急目黒線「武蔵小山」駅徒歩 1 分に位置し、「目黒」駅まで 1 駅 3 分。東京メトロ南北線や都営三田線で「大手町」駅へ19分と都心直結の好アクセスです。
また、全長約 800m のアーケード商店街「武蔵小山商店街パルム」至近に位置しているだけでなく、「林試の森公園」などもあり、賑わいのある街と豊かな自然を感じる立地です。
東急目黒線「武蔵小山」駅をから街を眺めると、街の変貌ぶりに驚きます。「武蔵小山」と言えば、アーケードのある武蔵小山商店街パルムが有名ですが、市街地再開発が相次いでスタート。東急目黒線の地下化によって生まれたオープンスペースもあり駅前ですがとても開放感があります。
武蔵小山パルム駅前地区再開発によって誕生した「パークシティ武蔵小山」と「パークシティ武蔵小山ザ・モール」が竣工・入居・開業済みです。
「シティタワー武蔵小山」は、武蔵小山駅前通地区市街地再開発。住宅・商業・公益施設からなる大規模複合開発で、スーパー・コンビニ・物販店、クリニック(内科・小児科・皮膚科)や薬局等が入居する予定です。
また、低層棟の2 階には、公益施設である荏原第一地域センター・区民集会所が 7/26(月)より開所する予定となっています。
「武蔵小山」駅周辺では、今後さらに「小山三丁目第一地区市街地再開発準備組合」、「小山三丁目第二地区市街地再開発準備組合」によって再開発の準備が進められています。
再開発は、それぞれ単独で実施するのではなく連携がはかられており、統一感のある美しい街並みが形成されています。
「シティタワー武蔵小山」では、スムーズで快適な動線と、景観の連続性を重視。安全性を考え人と車の流れを分けるだけでなく、駅からの動線も配慮し、ウェルカムパーク(広場状空地)を設けています。また、敷地の東南側には、緑の連なる散策路「グリーンプロムナード」を配しています。
「武蔵小山」の新たなランドマーク 約145mの41階建免震タワー
建物は、タワー棟、レジデンス棟、低層棟の3棟構成。タワー棟は、5~41 階;住宅、4 階;共用施設・住宅、3 階;免震層、2 階;店舗・公益施設、1 階;店舗。低層棟には、公益施設と店舗、レジデンス棟は、5~9 階;住宅、4 階;共用施設・住宅、3 階;事務所、2 階;店舗、1 階;店舗となっています。
タワー棟1階には、グランドエントランスホールを設けています。2 層吹抜け 200 ㎡超の大空間を設けつつ、ガラスのカーテンウォールにより外部の緑景と緩やかにつなげることで、開放感があふれる空間となっています。
各住戸へのアプローチは、また、ホテルライクな内廊下です。冷暖房を備えているため快適かつプライバシーが守られ、防犯性に優れています。
タワー棟 36 階にはスカイラウンジ&パーティルームを用意。都心方面の景色が素晴らしいラグジュアリーな空間。北西方向には、林試の森などの緑も広がります。
さらにゲストが宿泊できる「オーナーズスイート」、大きな本棚が並ぶ「ライブラリー」、勉強や仕事を持ち帰った際に利用することができる「スタディルーム」、「キッズルーム」も備えています。
スカイラウンジ&パーティールームを見学して感じたのは、「シティタワー武蔵小山」のロケーションの良さ。南西側にパークシティ武蔵小山が建つものの、北東・北西・南東側には、高層の建物が無く開放的。眺望の良さは専有部でも享受できます。
また、梁や柱型の目立たないつくりで壁一面に窓を設けているため、景色もワイドに広がっています。
2LDK 、3LDK 中心の間取り構成 高層階の販売はこれから本格化
「シティタワー武蔵小山」の専有部は、全体概要で37.97㎡~111.86㎡の住戸専有面積。総戸数506戸に対して非分譲住戸が186戸あり販売戸数は、320戸となります。
2LDKタイプが約4割を占め、3LDK 、2LDK が中心の間取り。都心方向の見える北東向きの住戸は、景色が素晴らしく価格設定でも1割超高い設定になっています。
壁一面に窓を設けたダイナミックパノラマウィンドウによって、ワイドに景色が広がります。また、北東方向・北西方向にリビングを設けたプランが多いため、直射日光が入らず、じっくりと都心や住宅街の風景を楽しめます。
タワー棟は、インナーバルコニーになっており天井高約2.55mのリビング・ダイニングや洋室の空間もスッキリしたつくり。3方向に住戸を配列していて、間口がワイドで使いやすい間取りが目立ちます。
キッチンのカウンタートップには、天然石を採用。ディスポーザーやスライド式食器洗い乾燥機も標準装備、スライド収納はブルモーション機能付きです。
また、浴室にはミストサウナ、リビングダイニングにはTES温水式床暖房、玄関にはカメラ付き住戸インターホンを備えています。
眺望の良い高層階住戸の販売はこれからで、2LDK が1億円台から、3LDKが1億7千万円台からと相応の価格設定になっています。
購入層は、30代半ばから後半の共働き層が中心で60代以上のシニア層の購入も目立つようです。評価ポイントは、立地と眺望に加え、これから再開発が続く将来性。資産価値を踏まえて検討している人も目立つようです。南東側、北東側に第一種住居地域が広がっていて、将来の眺望が守られやすいことも評価ポイントです。
比較検討しているマンションは、白金ザ・スカイなど白金高輪周辺のタワーマンションが目立つとのこと。都心のタワーマンション価格が上昇する中でアクセス性の優れた立地も支持されています。
【編集後記】 豊洲や勝どき、武蔵小杉など既成市街地で再開発が続く街は、生活利便性が向上し、街の魅力がアップ。街の発展とともに資産性も向上しています。
木造密集地域のあった武蔵小山駅周辺は、再開発で街の安全性や回遊性が大きく高まっています。今後も再開発が続く武蔵小山と「シティタワー武蔵小山」の動向に、これからも注目したいと思います。