関西初、実質100%再生可能エネルギー利用の単独分譲マンション
大京および関電不動産開発は、大阪府茨木市において建築中の分譲マンション「ライオンズ茨木総持寺ステーショングラン」(地上14階建て、総戸数279戸、2023年2月竣工予定)のマンションギャラリーを、10月9日(土)よりグランドオープンしました。
JR東海道本線「JR総持寺」駅徒歩1分、阪急京都本線「総持寺」駅徒歩9分に位置し、通勤時間帯の快速利用で「新大阪」駅まで9分、「大阪」駅まで14分、「京都」駅まで18分とアクセス良好な立地です。
「ライオンズ茨木総持寺ステーショングラン」の特徴は、専有部および共用部で使用する電気を実質的に100%再生可能エネルギーで賄う、関西初の単独分譲マンションであること。非化石証書を持つ環境価値ある電気を供給するとともに、高圧一括受電方式により、低圧での個別契約に比べて割安に利用ができます。
また、脱炭素社会への先進機能を備えた物件として、省エネを実現する「ZEH-M Oriented(ゼッチ・マンション・オリエンテッド)」の認証を茨木市内の物件で初めて取得。さらに「BELS」、「CASBEE」で最高評価の5つ星を獲得するなど複数の外部性能評価を取得しています。2021年10月中旬時点で、資料請求件数は700件以上。現地とモデルルームを訪ね注目を集める次世代マンションとしての取り組みを紹介します。
物件概要(全体)
所 在 地:大阪府茨木市庄1 丁目347 番1(地番)
交 通:JR 東海道本線「JR 総持寺」駅 徒歩1 分
阪急京都本線「総持寺」駅 徒歩9 分
構 造 ・ 規 模:鉄筋コンクリート造、地上14 階建て
総 戸 数:279 戸(住戸)
専 有 床 面 積:57.19m²~80.84m²
間 取 り:1LDK+SR(納戸)~3LDK
ニューノーマルに対応した設備 脱炭素社会を考えた先進機能
ZEHとは、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略です。機器や設備による省エネや太陽光発電などの創エネの組み合わせで、年間一次エネルギー消費量の収支をほぼゼロにすることを目指した住宅のことです。マンションの建物全体をZEH-M 、住戸単体をZEHと呼び「ライオンズ茨木総持寺ステーショングラン」では、建物全体と全住戸で一次エネルギー削減20%以上を満たしています。
ZEHマンションのメリットとして挙げられるのが、断熱性が高く身体にやさしい住まいであること。部屋の隅々までムラなく暖かにすることが可能です。さらにエネルギー効率を高め家計に優しいだけでなく、地球にもやさしい住まいと言えます。なお、本物件は、環境省「令和2年度高層ZEH-M(ゼッチ・マンション)支援事業」に採択されています。
さらに、防災対策も充実しています。「SONA-L SYSTEM(ソナエルシステム)」で災害時に1 週間以上のライフラインを確保。「SONA-L SYSTEM(ソナエルシステム)」は、「災害発生後の生活持続」と「多様化する災害への対応」という概念を組み込んだ大京オリジナルの防災システム。建物に設置した太陽光発電設備と蓄電池により、災害時でも 1 週間以上ライフラインを維持することができ、避難所に行かなくても自宅で生活が可能となります。また、近年増加する浸水被害への対策として、用地選定時から厳格な基準に基づき、ハザードマップの確認や現地調査を行い、対策を講じる「ライオンズ浸水対策基準」に沿って対応しています。
さらに、ニューノーマル時代の暮らしの提案も特徴です。空気環境に配慮したエントランス・ラウンジ空間 とし1 階エントランス・ラウンジ・コワーキングスペース等の共用部においては、東京大学の坂本雄三教授監修のもと、より快適な空間とするためのシミュレーションを行った上で、IAQ(インドアエアクオリティ)機器を設置。「ジアイーノ」(パナソニック株式会社)は次亜塩素酸による除菌・脱臭を行い、「ナノイーX」・フィルターを搭載した「熱交換換気機器」によって、外気の汚れの侵入を抑制、CO2濃度に応じて風量調整をする自動換気により、共用空間の空気環境をクリーンに保ちます。
また、 マンション内のラウンジには、入居者専用の「コワーキングスペース」を設置。テレワーク・学習等の集中した作業にも使用できる個室ブースと気軽に利用できるオープンブース(半個室)を各2カ所設けています。 マンション内のエレベーターは非接触対応。乗場ボタンは直接ボタンに触れることなく、赤外線センサーに手をかざすだけで、操作できるため衛生的です。
ゴミ置場の入口は手を触れずに開閉できるオートドアとし、オゾン除菌換気システム「ジアイーノ」を導入。また、ゴミ置場内に窓を設けたり、ピクトサインで分別を分かりやすくするなど明るく使いやすい場所に。また、居住者全員がいつでも受け取り可能な各住戸専用の宅配ボックスを備える「ライオンズ マイボックス」を採用。大型荷物等を受け取れる共用ボックスも設置しています。さらに、各住戸に最大10Gbpsの超高速インターネット回線を導入するなど、ニューノーマル時代の暮らしへ配慮を感じます。
279邸、70㎡台中心の大規模マンション コンパクトな1LDK+SRも
専有部は、1LDK+SR(納戸)から3LDKまで全25タイプのプランを揃え、単身者からファミリーなど多様なニーズに対応したプランです。70㎡台の3LDKプランが中心ですが、50㎡台の2LDK プランも豊富に用意されています。
モデルルームは、3LDKタイプと2LDKタイプ。フローリングに突板を採用するなどこだわりを感じるつくりです。
徒歩1分の駅前立地ということもあり、単身者やシニア層も検討も多い模様で、2LDKタイプの希望者も多いようです。オール電化採用で、エコキュートやIHクッキングヒーターを装備。Next Power社の高圧一括受電サービスを受けられるので、電気料金も抑えられます。また、ZEHに対応するため、リビングには性能の高いエアコンが装備されています。
予定価格は、3900万円台~7900万円台、予定最多価格帯は5500万円台、5600万円台(100万円台)中心(2021年10月25日時点の参考情報)となっています。2路線利用可能で、JR京都線利用で「大阪」駅へ14分のアクセス。今後の動向に注目したいと思います。
《編集後記》
久々の関西探訪でしたが、首都圏や名古屋などの大都市圏や仙台・広島などの地方都市圏と比べ、価格上昇が緩やかな印象でした。都心のタワーマンションの売れ行きが堅調なのも相場観が変わりつつある過渡期だからかもしれません。
「ライオンズ茨木総持寺ステーショングラン」の評価ポイントとして「ZEH」を挙げる人が最も多いとのこと。サスティブナルナ社会に向けて、30代前後の若い人の関心が高まっていることが伺えます。環境に優しい設備が、より評価される時代が来るかもしれませんね。