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免震タワー「 Brillia Tower 有明 MID CROSS」の注目点

「Brillia Tower 有明 MID CROSS」の完成予想模型 マンション探訪記
「Brillia Tower 有明 MID CROSS」の完成予想模型

「Brillia Tower 有明 MID CROSS」は、有明1丁目に誕生する地上33階建て全300邸の大規模タワーレジデンス。大型複合商業施設「有明ガーデン」が6月17日にオープンするなど同マンションの立地する有明エリアは、街の魅力が大きく高まりつつあります。

有明のマンションの中ではお台場エリアに近いロケーション。2020年6月時点で資料請求件数が3000件を超えるなど注目を集めています。現地とモデルルームを訪ね、その魅力を探ります。

200店舗超の商業施設が入る複合施設「有明ガーデン」が6月17日オープン

6月17日に開業した「有明ガーデン」

6月17日に開業した「有明ガーデン」

6月17日に商業施設がオープンした「有明ガーデン」は地域の生活や滞在利便、賑わい創出などの機能を高め地域活性化を図る新拠点として、店舗数200店超を誇る大型商業施設、国際会議にも対応可能な最大約8,000名収容のシアター、劇団四季専用劇場、大規模な温浴施設と749室のハイグレードホテルなどからなる複合施設。

継続発展する東京湾岸の中でも近年特に公共施設・交通インフラの拡充が進み、人口増加が続いている有明エリアは、同じ湾岸エリアの豊洲や東雲に比べ、スーパーなど地域居住者の生活を支える施設が充足していない状況でした。

「有明ガーデン」の商業施設

「有明ガーデン」の商業施設

誕生したショッピングセンターの中には、食品、レストラン・カフエ、雑貨、ファッションなど様々なテナントが入店。生活利便性が大きく高まります。

もともと有明は、有明テニスの森公園や有明スポーツセンターなどがあり湾岸エリアの広大なスペースを活かした開発が行われてきた場所。小・中学校一貫校である「有明西学園」が2018年に開校するなど教育関連施設も整ってきています。

また、2021年に延期になった東京五輪の会場の整備も進み、有明アリーナなど新たな施設も生まれています。さらに、バス高速輸送システムBRTの2022年の本格運行や環状2号線の全線開通など都心へのフットワークはさらに強化される見込み。将来性の高い街の一つとして挙げられるでしょう。

有明の街並み

有明の街並み

事業主である東京建物は、分譲済みの「Brillia Mare 有明 TOWER&GARDEN」、「Brillia 有明 Sky Tower」、「Brillia 有明 City Tower」の事業主でもあり、有明エリアでは4棟目となるタワーレジデンスとなります。「Brillia Tower 有明 MID CROSS」の建設地は、有明エリアの中でもお台場エリアに近い場所に位置します。

最寄り駅の「お台場海浜公園」駅まで徒歩8分。「有明」駅もしくは「有明テニスの森」駅利用の場合は、「豊洲」駅へ出て有楽町線経由で都心のビジネスエリアへアクセスするのが一般的ですが、「お台場海浜公園」駅からは「汐留」駅へ12分、「新橋」駅へ14分でアクセス可能なのでマルチなフットワークが利用できます。

ゆりかもめ線「お台場海浜公園」駅

ゆりかもめ線「お台場海浜公園」駅

お台場エリアには、お台場海浜公園などの自然やヴィーナスフォートやアクアシティお台場といった商業施設、東京ジョイポリスやダイバーシティ東京プラザといったレジャー施設も豊富に揃っています。オフタイムも気軽に楽しめる場所が身近にあるのは、この立地の魅力でしょう。

お台場の市街地を見晴らす眺望 33階建て300戸ならではの間取りの開放感

「Brillia Tower 有明 MID CROSS」の完成予想模型

「Brillia Tower 有明 MID CROSS」の完成予想模型

建物は、免震構造採用の33階建て。「Brillia Tower 有明 MID CROSS」の魅力の一つに開放的な眺望が挙げられます。西方向にお台場エリアの街区が身近にありその先には芝浦エリアが位置し豊かな都市景観が楽しめます。住戸からの景色が広がるかはタワーレジデンスの重要な要素です。

立地が近い「Brillia 有明 City Tower」もそうですが、海と都市が重層的に織り成す西側・北側の景色は圧巻。日当たりの良い南向き、有明・東雲のレジデンスが見える東向きなど特徴的な風景を楽しめます。

「Brillia Tower 有明 MID CROSS」のMタイプ(84.09平米)のモデルルーム

「Brillia Tower 有明 MID CROSS」のMタイプ(84.09平米)のモデルルーム

その開放感は、モデルルームで実感できます。Mタイプのモデルルームは、南西角部屋の高層階住戸。リビングの天井高は、2550あり梁が少なくスッキリした印象。コーナー部分は約2400mmのハイサッシを採用しており開放的な景色が楽しめます。

「Brillia Tower 有明 MID CROSS」のMタイプ(84.09平米)のモデルルーム

「Brillia Tower 有明 MID CROSS」のMタイプ(84.09平米)のモデルルーム

先行物件と比べ、同じ33階建てでもブリリアマーレ(1085戸)、ブリリア有明スカイタワー(1087戸)、ブリリア有明シティタワー(600戸)と比べ総戸数が300戸が小さい分、角部屋比率が高くワイドスパン住戸など暮らしやすい間取りが多いのが魅力。

「Brillia Tower 有明 MID CROSS」のHタイプモデルルームのリビング

「Brillia Tower 有明 MID CROSS」のHタイプモデルルームのリビング

例えば、19階から31階までは、1フロア10戸の構成で4戸が角住戸。ほかの6戸もワイドスパンプランで、6.25mの間口のある44.48平米の1LDKや11.05mの間口のある76.84平米の3LDKなど中住戸でも暮らしやすいプランニング。全住戸、居室が開口部に面するプランニングになっています。中住戸も2100mmのハイサッシを採用しています。

梁が少ないため、収納も豊富で54.90平米の2LDKでも洋室が5畳と6畳確保。コンパクトなつくりでも居住性の高さを感じます。食器洗い乾燥機やディスポーザーを全戸に標準装備。2LDK以上の住戸には、トイレカウンター付き。T3サッシで防音にも配慮しています。全フロアとも標準仕様が同じであることも選択しやすく好感が持てます。

6月23日時点で資料請求は3000件超、約600組の来場とのことですが、有明エリアから見学する人も多く、間取りの評価はとても高いようです。

カフェやワークスペース、保育施設が併設 32階にスカイエアラウンジも

「Brillia Tower 有明 MID CROSS」のプレゼンテーション

「Brillia Tower 有明 MID CROSS」のプレゼンテーション

タワーのガーデン部分と1階、2階部分は街に開かれた空間「ミッドクロススクエア」として一般に公開されます。1階にはカフェとカフェテラス、2階には地域貢献施設としてコミュニティスペースやワークスペース、保育施設が設置されます。こうした施設は、居住者の憩いのスポットとしても利用できるので豊かな暮らしにもつながりそうです。

「Brillia Tower 有明 MID CROSS」のプレゼンテーション

「Brillia Tower 有明 MID CROSS」のプレゼンテーション

また、居住者専用の共用空間として32階にスカイエアラウンジとパーティールーム、アウトドアテラスを設置。33階にもルーフトップテラスが設けられ開放的な景色を楽しみながら寛げます。

お台場エリアも身近で、有明ガーデンもオープン。サードプレイスも豊富にまわりにあるので休日の過ごし方も様々。小中一貫の「有明西学園」まで徒歩5分の距離で、子育てもしやすそう。全体プランのうち3LDKが約6割、1LDK・2LDKが約4割の構成ですが単身者から共働きファミリーまで様々な層が暮らしやすいマンションと言えそうです。

なお有明一丁目の東京湾エリアでは、水際の散策なども楽しめる「有明親水海浜公園」の整備も進んでいます。街の伸びしろが大きいのも有明エリアの魅力。タワーレジデンスですが引渡しが2021年11月下旬予定と近いのも計画が立てやすい。都心近郊で、ゆったりと生活したい方は、見学してみてはいかがでしょうか。

 

「豊洲ベイサイドクロス」にオープンした「ららぽーと豊洲3」

「豊洲ベイサイドクロス」にオープンした「ららぽーと豊洲3」

 

【編集後記】

有明に程近い豊洲駅前にも複合ビル「豊洲ベイサイドクロス」が完成し商業施設ららぽーと豊洲3もオープンしました。新型コロナウィルスの感染拡大がなければ、おそらくもっと注目されていたと思いますが終息すれば「有明ガーデン」などは多くの人でにぎわうのではないでしょうか。

将来性を考える上でポイントになるのは、街のポテンシャル。交通網の更なる整備や公園、様々な施設が誕生している有明エリアは、ポテンシャルの高い街だと思います。学校や商業施設などが整った街ですぐに生活できるのはこれからマンションを買う方のメリットです。生活施設が整ってきた有明エリアには、今後も注目したいと思います。