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48階建「月島三丁目南地区第一種市街地再開発事業」認可

早期完売も納得!「ライオンズタワー岡山千日前」の際立つ企画力

ライオンズタワー岡山千日前の完成予想模型(南側) マンション探訪記
ライオンズタワー岡山千日前の完成予想模型(南側)

大京および穴吹工務店が分譲する「ライオンズタワー岡山千日前」は、岡山県岡山市の「岡山市表町三丁目10番11番23番24番地区第一種市街地再開発事業」によって誕生する地上20階建て総戸数84戸のタワーレジデンス。2022年1月15日のモデルルーム公開から、わずか半年間という短期間で全戸完売しました。2022年10月のホームページ開設以降、数カ月で反響件数は、700件を突破。総反響件数は900件、総来場数は300組を超えています(2022年6月30日取材時点)。現地とモデルルームを訪ね、早期完売に至ったプロジェクトの魅力に迫ります。

ライオンズタワー岡山千日前の現地案内図

ライオンズタワー岡山千日前の現地案内図

物件概要「ライオンズタワー岡山千日前」
所在地:岡山県岡山市北区表町三丁目11番50号(住居表示)
交通:岡山電気軌道東山線「西大寺町」駅徒歩4分
構造・規模:鉄筋コンクリート造、鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、地下2階、地上20階建て(共同住宅は9階~20階)
総戸数:84戸(非分譲住戸15戸含む)
専有面積:55.87m²~86.42m²
間取り:2LDK・3LDK・4LDK
着工:2019年12月10日
竣工:2023年2月20日(予定)※再開発ビルの竣工は2022年12月末(予定)
設計:株式会社竹中工務店大阪一級建築士事務所
施工:竹中・荒木・小倉共同企業体
売主:株式会社大京、株式会社穴吹工務店

岡山市の中心市街地1㎞スクエア内 芸術創造劇場一体の複合再開発

「ライオンズタワー岡山千日前」は、岡山市の中心市街地である都心1kmスクエア内で建築中の再開発ビル内に誕生する複合再開発によるタワーレジデンスです。

建設中のライオンズタワー岡山千日前と岡山芸術創造劇場(全景)

建設中のライオンズタワー岡山千日前と岡山芸術創造劇場(全景)

岡山市の中心市街地である都心1kmスクエアの南東角「千日前エリア」で推進されている再開発事業。岡山芸術創造劇場ハレノワを核とし、店舗、オフィス、住宅を整備し、都市の賑わい機能の拡充と健康で安心・安全な都心内居住の回復を図り「住んで楽しい都心づくり」を目指しています。

岡山芸術創造劇場ハレノワ 大劇場(イメージ)

岡山芸術創造劇場ハレノワ 大劇場(イメージ)

再開発ビルは、ホール棟と事業棟からなる一体的な建物で、事業棟では1階は店舗・住宅エントランスとオフィスエントランス、2階から4階は劇場フロア、5階から7階はオフィスフロア、9階から20階が住宅フロアとなっています。

ライオンズタワー岡山千日前の完成予想模型 建物のホール

ライオンズタワー岡山千日前の完成予想模型 歩行者空間「千日目スクエア」

建物1階中央には、街行く人が自由に出入りでき、劇場のエントランスとなる屋根付きの歩行者空間「千日前スクエア」を計画。災害時には近隣の人々が集まる防災拠点としての運用が予定されています。

ライオンズタワー岡山千日前の完成予想模型

ライオンズタワー岡山千日前の完成予想模型

本格的なコンサートホールとして約1750席設けられた大劇場を中心に、中劇場、小劇場、ギャラリーなども整備されます。芸術・文化が身近に感じられる一体開発は、「ライオンズタワー岡山千日前」の魅力といえるでしょう。

 

全住戸が地上約38m以上、20階建て高さは約84m 中間免震構造

ライオンズタワー岡山千日前の建設現場

ライオンズタワー岡山千日前の建設現場

「ライオンズタワー岡山千日前」の住戸部分は、9階から20階に位置します。低層部の階高が高いため、全住戸が地上約38m以上に配置され、視界を遮るものがない開放的な眺望が楽しめます。最高高さは、約84m。通常の20階建てのタワーマンションよりも開けています。

建物は「中間免震構造」を採用し、地震時に地面から伝わる揺れを低減。ホテルライクな内廊下設計で、オール電化によって光熱費を抑えくらしの安心・安全を守ります。エントランスホールは、高級インテリアセレクトショップ「カッシーナ・イクスシー」の家具とアートで空間演出。各住戸専用の宅配ボックス「ライオンズマイボックス」を、岡山県で初導入。住戸数に対する宅配ボックスの設置率は100%を超え、居住者全員がいつでも安心して荷物を受け取ることが可能です。

専有面積は55.87m²~86.42m²、間取りは2LDK、3LDK、4LDKの全7タイプ。南向き住戸率71%、角住戸率57%。バルコニー面積は22.07m²~44.29m²で、南向き住戸には最大奥行き約2.7mのバルコニーを確保しています。一部住戸からは、岡山城や日本三名園でもある「岡山後楽園」を望むことが可能です。

角部屋を活かす視界を拡げる工夫 コーナーに高強度な柱を配置

ライオンズタワー岡山千日前のモデルルームのLD

ライオンズタワー岡山千日前のモデルルームのLD

視界を遮るものがない開放的な眺望を追求するべく、ワイドスパンなど様々な工夫が。中でも驚いたのが、コーナーサッシの外に構造上必要な強度を確保するための円柱です。通常の柱と異なり、円形のためリビングからの視界を大きくは遮りません。

ライオンズタワー岡山千日前のモデルルームのLDのコーナー

ライオンズタワー岡山千日前のモデルルームのLDのコーナー

注意してみないと存在すら気づかない有様。施工会社の竹中工務店でも、過去に数例しか採用ケースがないとのこと。居住環境に対する作り手のこだわりを感じました。

ライオンズタワー岡山千日前のモデルルームのLDのコーナー(拡大)

ライオンズタワー岡山千日前のモデルルームのLDのコーナー(拡大)

ライオンズタワー岡山千日前のモデルルームの屋外の柱

ライオンズタワー岡山千日前のモデルルームの屋外の柱

各階平面図を見るとこの柱は、四隅に敷設されておりすべての角部屋住戸の見晴らしに配慮されています。

ライオンズタワー岡山千日前のモデルルームのバルコニー

ライオンズタワー岡山千日前のモデルルームのバルコニー

奥行き最大約2.7mの広々としたバルコニーにもこだわりを感じます(※劇場との一体開発で、容積が余っていたため実現できたようです)。バルコニー手摺は、周囲に高層建物がないことを踏まえ透明のパネルを設置。また、南側室外機に目隠しルーバーを設けることで、美観にも配慮しています。

ライオンズタワー岡山千日前のバルコニーの目隠しルーバーの説明

ライオンズタワー岡山千日前のバルコニーの目隠しルーバーの説明

こうした細やかなつくり込みは、事業性に余裕が生まれやすい再開発プロジェクトならではといえるかもしれません。

表町商店街

表町商店街 岡山創造芸術劇場「ハレノワ」のオープン告知も

首都圏同様に、岡山でも都市再生の機運は高まっているようで、今後再開発プロジェクトが複数分譲予定です。「ライオンズタワー岡山千日前」の好調な売れ行きは、表通り商店街に近接した立地環境に加え、住宅・劇場一体の再開発という希少性が高く評価されたようです。

販売価格は非公表ですが、岡山ではトップクラスともいえる坪単価220万円超想定。今の地方都市の県庁所在地のフラッグシッププロジェクトとしては、リーズナブルに感じました。地元の期待感もあり、広告宣伝活動も控えめのまま完売に至ったようです。モデルルームを見学して感じた、技術力によって立地をより一層活かしたプランニング。早期完売も納得の提案力でした。竣工後に改めて訪ねてみたいと思います。