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EYE’S PLUS 、新・洗面化粧室など提案 三菱地所レジデンス

ニュース&トピックス
+Habit のイメージ図

三菱地所レジデンスから新・洗面化粧室など新たな商品企画が発表された。三菱地所レジデンスは、2013 年より、供給実績とノウハウをもとに、カスタマーの声を活かした商品開発「EYE’S PLUS(アイズプラス)」の取り組みを行っている。

今回、「EYE’S PLUS」から新・洗面化粧室「+Habit(プラス ハビット)」および「充電ステーション」「シューズインクローゼット」を企画しリリースされた。

「+Habit」は、仕分け・整頓/習慣・秩序/時短・効率のサイクルに着目し、洗面化粧室からはじめる新習慣を提案。モノを使う時に快適で手間が省けるのはもちろん、定位置管理を家族で共有しやすくすることで家族の誰もが同じように使えてしまえる、意識も暮らしも変わる洗面化粧室。第一弾として、2024 年 10 月 5 日(土)に事前案内会を開始する「ザ・パークハウス 板橋本町」に導入する。

家事を効率的に行う工夫が満載の洗面室 充電コーナーや玄関収納も提案

「EYE’S PLUS」は、2013 年より行っている顧客の声を軸とし、プロの視点(アイズ)を加えて「新たな価値を創造(プラス)」していく三菱地所レジデンスのモノづくり。①お客様の声を集める②専門チームによる検討③メーカーと試作品製作④社内検証⑤物件導入 の一連の取り組みにより、新しい商品を提案している。

「+Habit」の特長は、定位置化を図るため、仕分けや整頓がしやすい収納場所を設置。手間や無駄が少ない形状でキレイをキープする習慣を促し、家事効率をアップ。時短を叶えるため、洗濯動線は短く設定している。

例えば、洗面台下のスライド収納を引き出しとすることで、奥にしまったモノも見える化され、手に取りやすく。上段には使用頻度の高い細かいものを、下段には使用頻度の低い掃除用具や高さのあるストックをいれても、開ければ見えるので簡単に管理ができる。

三面鏡裏収納は、奥行きをアップすることで、大容量を実現。大きめのモノもしまいやすく、様々な市販の収納ケースも入る。家族別や使用頻度により収納を小分けにカテゴライズすれば整理・整頓も楽にでき、まとめることで扉を何カ所も開けずに必要な動作を終えることもできる。

洗面化粧台の使い方イメージ(+Habit)

洗面化粧台の使い方イメージ(+Habit)

また、三面鏡下のパネルはマグネット収納ができるので、石鹸や歯ブラシなどの日用品をカウンターに直置きせずに済むことで汚れにくくなる。布巾をかければいつでも拭けて、乾かしながらしまうことができ、洗面化粧台をキレイにキープすることができる。

洗面ボウル下サイド収納の使い方イメージ

洗面ボウル下サイド収納の使い方イメージ

洗面ボウル下サイド収納は、置き場所に悩む洗濯かごを定位置化。扉上部に開口があるので、そのまま洗濯物を投入することができる。気になる洗濯物のにおいや湿気もこもらず、洗濯物を隠すことができる。

洗濯機置場吊戸・リネン庫は、洗濯機上のスペースを有効利用。日常的に洗濯で使うモノを収納できる吊戸棚には、しまいづらいピンチハンガーも収納できる寸法を確保。一時掛けがあるため、その場で洗濯物を干すことや、取り込んだ洗濯物をまとめて掛けることができる。

 

また、キッチンカウンター下部にオープン空間を設けた収納にて充電するモノの置き場を集約することを提案(充電ステーション「EYE’S PLUS STORAGE CHARGE」)。各々の自室で管理できるモノ以外について、最上段のオープン空間にはスマートスピーカーや Wi-Fi ルーター、中段には小物の電子機器類、最下段にはタブレットやノート PCなど大型の電子機器の充電場所となる。

「EYE’S PLUS STORAGE CHARGE」筆者撮影

「EYE’S PLUS STORAGE CHARGE」筆者撮影

 

「EYE’S PLUS SHOES IN CLOSET 」は、可動する 2 種類の棚板と 2本のハンガーパイプを組み合わせて使えるシューズインクローゼット。棚板の下にベビーカーを入れて収納した場合にも棚板やハンガーパイプを余らせずに使用することができる。棚とハンガーパイプは暮らしに合わせて組み替え可能であり、家族の日々の変化に合わせて利用できる。

「EYE’S PLUS SHOES IN CLOSET」筆者撮影

「EYE’S PLUS SHOES IN CLOSET」筆者撮影

 

編集付記

三菱地所レジデンスは、「一生もの」にこだわったモノづくりを掲げている。立地選定はもちろん、建物のスペックや専有部の作り込みも重要な要素。共働き比率が高まる中で、スムーズな家事ができる提案が求められている。三面鏡の奥行きを4cm増やすなどちょっとした変更ではあるが、収納しやすさはぐっと増す。住み心地に配慮した細やかな提案に注目していきたい。