三井不動産レジデンシャル株式会社は、東京都台東区に建設中の分譲マンション「パークホームズ入谷」のホームページを2024年11月11日に開設した。
「三島神社」の建替え(三島神社再生プロジェクト)と一体的に開発する、定期借地権付き分譲マンション。社殿の老朽化などの課題を抱えている神社を再生し、未来へ継承していくことを目指している。神社一体開発マンションとして、2010 年には「パークコート神楽坂」(赤城神社再生プロジェクト)、2014 年には「パークタワー西新宿エムズポート」(成子天神社再整備プロジェクト)が竣工しており、三井不動産グループとして 3 物件目となる。
マンションと一体開発をすることにより、社殿の建替えとともに、地域のさらなる活性化を目指していく。また、神社の既存材の一部は共用部内のアートとして再利用する計画としている。
三井不動産グループとして 3 物件目の神社一体開発マンションプロジェクト
社殿の老朽化や旧耐震基準で建築された建物であることにより、一部の神社は災害への備え等に課題を抱えている。その解決方法の一つとして、本物件は、神社の建替えと共に、竣工後の収入の一部を安定させることのできる、「定期借地権付き分譲マンションと神社の一体開発」を「三島神社」と共に推進している。
敷地は、東京メトロ日比谷線「入谷」駅徒歩 6 分、JR 山手線・京浜東北線「鶯谷」駅徒歩 12 分の利便性と、全住戸南東向きかつ寺院・公園・学校近接による眺望や日当たりの良さを享受できる立地。 2 駅 3 路線が利用可能な交通利便性の高い場所だ。 「入谷」駅は、「上野」駅まで 2 分、「銀座」駅まで 22 分、「鶯谷」駅は、「東京」駅まで 11 分、「池袋」駅まで 15 分と、都内主要エリアにいずれも乗り換えなくアクセス可能。1 駅 2 分でアクセス可能な上野エリアのさまざまな文化施設や商業施設を生活圏としつつ、本物件周辺は公園や寺院に隣接する、閑静な住宅地に立地する。
また、全住戸南東向きであり、敷地南側には寺院・公園・中学校が近接していることで、眺望・日当たりの良さを享受でき、上層階からは東京スカイツリーを望むことのできる開放的な住環境となっている。
エントランスホールは、神社の鳥居を想起させるような連続した木調の空間とし、アロマを設置することで、落ち着ける空間を演出。エレベーターホールには地窓を設置し、帰宅時に坪庭を眺めながらエレベーターに乗り込むことができる。また、本物件内の各所で「三島神社」の既存材をアートとして再利用。瓦は外構の見切り材として、灯籠は置き型照明として、床柱はオートロック操作盤設置台として生まれ変わる。
■「パークホームズ入谷」物件概要
所在地 東京都台東区下谷三丁目 10 番3、7(地番)
交通 東京メトロ日比谷線「入谷」駅 徒歩 6 分 JR 山手線・京浜東北線「鶯谷」駅 徒歩 12 分
用途地域 商業地域
構造・規模 鉄筋コンクリート造地上 14 階建
分譲後の権利形態 敷地は定期借地権の準共有、建物は区分所有
土 地 権 利 / 借 地 権 種 類 定期借地権 地上権 借地権の期間:2099 年(令和 81 年)6 月 11 日まで約 72 年 期間満了時に更地にして返還することが条件。
地代:月額(未定)、解体準備積立金:月額(未定)
敷地面積 574.99 ㎡
建築面積 376.93 ㎡
延床面積 2,990.18 ㎡
間取り 2LDK(10 戸)、3LDK(24 戸)
専有面積 51.51~72.37 ㎡
総戸数 37 戸(一般販売対象住戸 34 戸)
竣工時期 2026 年 7 月下旬予定
入居開始時期 2026 年 9 月下旬予定
事業主 三井不動産レジデンシャル株式会社
設計・施工 株式会社加賀田組
オフィシャル HP https://www.31sumai.com/mfr/X2216/