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「三河島駅前北地区第一種市街地再開発事業」三井、野村、三菱3社で

「三河島駅前北地区第一種市街地再開発事業」計画地地図 ニュース&トピックス
「三河島駅前北地区第一種市街地再開発事業」計画地地図

三井不動産レジデンシャル株式会社、野村不動産株式会社、三菱地所レジデンス株式会社の3社は、東京都荒川区にて権利者と推進している「三河島駅前北地区第一種市街地再開発事業」について、2021年6月21日に東京都荒川区より都市計画決定の告示がされたことを発表しました。

同プロジェクトは、JR常磐線「三河島」駅の北側に位置した約1.5haの区域。地区内は老朽化した木造建物が多く、駅前にふさわしい土地の有効利用が十分になされていない状況にあります。

今回の市街地再開発事業により、駅前にふさわしい拠点性・利便性を備えた施設として、住宅・商業・業務施設・体育館を一体で整備し、地域の玄関口としての賑わいと新たな魅力を創出。また、建築物の耐震化や災害時の一時滞在施設・防災備蓄倉庫の設置に加え、駅利用者の円滑な歩行者動線や安全性に配慮した周辺道路の整備等、地域の防災性・快適性の向上を図っていきます。事業は、2026年度の竣工を目指して進められます。

プロジェクトの特徴
①三河島駅前の立地を活かした、住宅・商業・業務・体育館のミクストユースの街づくり
複合開発により、多様な方の交流を生み、街に賑わいを創出するとともに、多様な世帯・世代がともに快適に暮らせる街づくりを目指す。
②街の顔となる公共空間の整備
駅からのアプローチを快適にし、人々が賑やかに行き交う駅前空間を整備します。
また、スポーツを通じた健康増進や地域のコミュニティ活動の拠点となる体育館に加え、敷地内にはオープンスペースを設けることで、地域の憩いの場となる環境を整備する。
③ハード対策とソフト対策による防災機能の強化
道路の整備や建築物の耐震化・不燃化等のハード面での対策を推進するとともに、良好なコミュニティ形成による地域の方々の避難援助体制の充実を目指す。

これまでの経緯と今後のスケジュール
1999年1月:協議会発足
2004年6月:準備組合設立
2021年6月:都市計画決定
2022年度  :再開発組合設立認可(予定)
2023年度  :建築工事着工(予定)
2026年度  :竣工(予定)
※記載内容は予定であり、今後変更となる可能性有。

事業概要
事業名:三河島駅前北地区第一種市街地再開発事業
所在地:東京都荒川区西日暮里一丁目4番の一部、5番、6番の一部、7番
区域面積:約1.5ha
建築物の敷地面積:約9,900㎡
建築物の延床面積:約89,600㎡
建築物の主要用途:商業・業務・住宅(一般住宅、シニア住宅)・体育館
住宅戸数(予定):約760戸
事業協力者:三井不動産レジデンシャル株式会社、野村不動産株式会社、三菱地所レジデンス株式会社