「ライオンズ蒲田レジデンス」(大京 大京穴吹不動産)は、京急本線「京急蒲田」駅徒歩10分の第一種住居地域に誕生する総戸数33戸のレジデンス。スマートフォンとも連携する先進のAIおよびIoT設備を導入しています。
建物は、南道路、西道路に面した開放的な敷地に3LDK中心のプラン構成で堅調な売れ行きを示しています。現地とモデルルームを訪ね多くの人に支持されるマンションの魅力を探ります。
品川・羽田に直結する「京急蒲田」駅徒歩10分 再開発で駅前が整備
「京急蒲田」駅は、再開発によって近年大きく街が変貌しています。高架下商業施設や西口再開発ビル「あすとウィズ」が開業。駅からペデストリアンデッキが結ばれ、東西の往来がしやすくなりました。
「京急蒲田」駅の西側は、京浜蒲田商店街あすとがJR京浜東北線「蒲田」方面に向かって伸びています。「蒲田」駅前には大田区役所などの公益施設もあり、生活利便性の高さはこの街で暮らすメリットでしょう。
「京急蒲田」駅から現地へは、ペデストリアンデッキで国道一号線を超え、フラットなアプローチ。車通りも目立たず、スムーズな動線です。
「ライオンズ蒲田レジデンス」の建設地は、南・西道路の第一種住居地域。敷地面積は1197平米超あり日当たりの良い開放的のロケーション。スーパーや教育施設も身近にあるので暮らしやすい印象です。
町工場が多く工業が盛んな大田区にあって、第一種住居地域が広がるこの界隈は静かで暮らしやすい印象。こうした良好な住環境も堅調な売れ行きの要因です。
全33戸中南向きは24戸、角部屋は18戸あり3LDK中心でルーフバルコニー付きなど多彩な住戸プラン。南方面は戸建てが広がるため上層階からの見晴らしも良好です。
24時間・365日対応のAI管理システム「AI INFO」を採用
「ライオンズ蒲田レジデンス」の商品企画の特徴は、先進のAI&IoT設備を導入している点です。その一つが、「AI INFO」(AI管理システム・スマートインフォメーションボード)の導入。従来の掲示板の役割をAIによる音声対話機能と組み合わせた共用部分設置のサイネージ「AI INFO」として進化させています。
管理会社からのお知らせなど一般的な掲示機能に加えコミュニティ情報や地域のお買い得情報などを掲示。タッチパネルと音声情報で操作可能で、24時間サービスの利用が可能です。AIがマンションでの手続きや住関連サービスの問合せ、専有設備の故障などに関する問い合わせに対応します。
モデルルームでは、実際のデモンストレーションが行われており、マイクの音声に対しAIの管理人(画面上)が回答します。
さらに、利便性と安心を高める新しい鍵のシステム「Link ×Life×Lock system」(リンクライフロックシステム)も注目点。非接触キー、ICカードに加え専用アプリを使ってスマートフォンでの利用も可能に。このことで、帰宅通知や遠隔からの施錠だけでなく、鍵の解錠や鍵の解錠時間設定も可能です。
また、スマートフォンからお風呂のお湯張りや床暖房をつける操作も可能に。次世代の暮らしが提案されています(一部機器有償)。
さらに便利さを感じるのが、メールボックスと宅配ボックスを一体化した「ライオンズマイボックス」。1BOXに複数の荷物が入り書留の受け取りも可能に。鍵をかざすだけで開閉によって荷物を通知します。
こうした先進の設備の導入は、日々の暮らしやすさの向上だけでなく働き手が減少する中で、管理コストの抑制にもつながりそうです。
換気機能付きドアなどパッシブデザイン採用 心地よい住空間を提案
「ライオンズ蒲田レジデンス」では、窓を開けずに空気の取入れが可能なパッシブデザインを採用しています。例えば、玄関ドアはスリットを設けた換気機能付きのものを採用。通気ルーバー付きのドアや自然換気ストッパー付きのサッシ、エコガラスなども採用しています。
バルコニー上部にグリーンカーテン用のフックなども設けられ防犯に配慮しながら自然を利用した心地よい暮らしをサポートしています。
設備仕様も充実していて、二重床・二重天井を採用し、戸境壁は約220㎜確保。天然御影石のキッチンカウンタートップ、食器洗い乾燥機、キッチン収納のソフトクローズ機能など住み心地に配慮した提案が目をひきます。
総戸数33戸の戸数規模に対し資料請求件数は、590件(2019年7月12日時点)を超え既に約3分の2の住戸に申し込みが入っています。購入層は地元大田区中心ですが立地評価に加え、ゆとりある3LDKの間取りも評価されているようです。
モデルルームの76平米台3LDK が6000万円台(1千万円単位)で平均坪単価は300万円弱ということですので、相応の価格設定ですが立地に加えよく練られた商品企画が支持されています。
長寿社会の今、住まいには立地や住み心地の良い空間に加え便利な機能も今後さらに求められてるでしょう。未来を見据えた商品企画の「ライオンズ蒲田レジデンス」。これからの中規模マンション理想形のひとつではないでしょうか。
【編集後記】
「京急蒲田」駅は、訪日外国人の玄関口となる羽田空港にほど近い場所。国際線も今後増便予定で更なる発展が期待される場所です。品川エリアの再開発など先進的な街づくりが進む中で、現地へのアプローチ沿いには、昔ながらの銭湯が残っています。
京急蒲田駅にある大田区観光情報センターには、大田区の観光情報が紹介されていますが、銭湯は大田区の観光資源の一つとして紹介されています。新しさと懐かしさが残っているのはこの街の良さだと感じました。
「ライオンズ蒲田レジデンス」の敷地は、2014年9月に大京穴吹不動産が取得し戸建て民泊、駐車場として活用したものを追加で敷地を購入し実現できたもの。用地取得が難しくなる昨今、時間をかけて商品化できたことも評価されるマンションづくりにつながっているのかも知れません。商品企画とともに、用地の仕入れが大切であることを改めて感じました。