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「THE TOWER 湘南辻堂」のモデルルーム見学

住・商・公一体再開発「ライオンズ岐阜プレミストタワー35」を見学

「ライオンズ岐阜プレミストタワー35」の完成予想模型 マンション探訪記
「ライオンズ岐阜プレミストタワー35」の完成予想模型

株式会社大京と大和ハウス工業株式会は、岐阜県岐阜市の「高島屋南地区第一種市街地再開発事業(柳ケ瀬グラッスル35)」において建築中の分譲マンション「ライオンズ岐阜プレミストタワー35」のマンションギャラリーを2021年4月10日(土)より一般公開します。

同マンションは、岐阜市が設定した「まちなか居住重点区域」の中心となる柳ケ瀬エリアに位置し、官民一体の複合再開発の「住」を担うプロジェクト。地上35階建て、岐阜県最大※の総戸数335戸のタワーマンションとして、2023年3月の入居開始予定。建物は、地震による振動や衝撃を和らげる「制振構造」を採用。専有面積は46.90㎡~156.32㎡、間取りは1LDK、2LDK、3LDK、4LDKの全62タイプのバリエーションを設け、ライフスタイルに適した住まいを提案しています。

また、共用施設として、金華山や岐阜城を楽しむことができる「スカイラウンジ」のほか、自走式立体駐車場には住宅棟へダイレクトに移動ができる駐車場専用の「カーエントランス」も備えています。一般公開に先駆けて、モデルルームを見学。2020年11月の公式HP公開から既に1000件超の資料請求を集めているマンションの魅力を紹介します。(初回掲載 2021年4月8日)

「ライオンズ岐阜プレミストタワー35」の現地とモデルルーム案内図

「ライオンズ岐阜プレミストタワー35」の現地とモデルルーム案内図

《ライオンズ岐阜プレミストタワー35 物件概要》
所在地:岐阜県岐阜市徹明通2丁目18番(地番)
交通:名鉄名古屋本線「名鉄岐阜」駅下車徒歩11分、東海道本線「岐阜」駅下車徒歩13分
用途地域:商業地域
敷地面積:6467.47m²
規模・構造:鉄筋コンクリート造一部鉄骨造、地下1階、地上35階建て、陸屋根、共同住宅
総戸数:335戸(住戸、非分譲住居36戸含む)他にゲストルーム、防音ルーム、スカイラウンジ各1戸
竣工日:2023年2月(予定)
入居開始日:2023年3月(予定)
権利形態 :敷地は所有権の共有、建物は区分所有
管理形態 :住宅区分所有者全員で住宅部会を構成し、管理受託者(株式会社大京アステージ)へ委託
駐車場:303台 (自走式立体駐車場303台 ※一部屋外駐車場有)月額使用料:未定
バイク置き場:5台 月額使用料:未定
自転車置き場:388台 年額使用料:未定
設計:戸田建設株式会社
施工:戸田建設株式会社
売主:株式会社 大京 大和ハウス工業株式会社
販売戸数:未定
専有床面積:46.90m²~156.32m²
バルコニー面積:7.61m²~38.76m²
間取り:1LDK, 2LDK, 3LDK, 4LDK
販売価格:未定
管理費:未定
修繕積立金:未定
管理準備金:未定
修繕積立基金:未定
販売予定時期:2021年4月中旬予定

※上記は、参考情報です。詳細は、公式ホームページを確認ください。

柳ケ瀬エリアのランドマークに 商業施設と公益施設、住宅を一体で整備

「ライオンズ岐阜プレミストタワー35」の完成予想模型

「ライオンズ岐阜プレミストタワー35」の完成予想模型

「ライオンズ岐阜プレミストタワー35」の立地は、岐阜高島屋が隣接し柳ケ瀬商店街が連なる岐阜エリアの中心市街地。南側には、金公園、金神社が広がり再開発が進む「駅前エリア」と官庁街である「つかさのまち」エリアの間の「まちなか居住重点地区」の中心に位置します。

「住・商・公」一体のプロジェクトとして誕生し、東海圏では「住・商・公」一体のプロジェクトとしては最大級の地上35階建て約130mの高さを誇る全335邸。ランドマークとしての価値も感じるプロジェクトです。リリースされた、物件の特徴は以下の通りです。

1.柳ケ瀬エリアのランドマークとして誕生
高島屋南地区第一種市街地再開発事業(柳ケ瀬グラッスル35)は、高島屋南市街地再開発組合が施行者として、岐阜県岐阜市柳ケ瀬の南玄関口で推進している事業。1、2階は商業施設、3、4階は岐阜市が整備する公益的施設となり、3階には、運動を通じた健康づくりを支える健康・運動施設や岐阜市中保健センターを、4階には遊びを通じた子どもの成長と子育てをサポートする子育て支援施設を整備する予定。

分譲マンション「ライオンズ岐阜プレミストタワー35」は5階~35階に位置し、柳ケ瀬エリアのランドマークとして、中心市街地活性化の実現を目指している。

2. 岐阜県内最大の総戸数335戸のタワーマンション
建物の高さは約130m、東・北側の上層階からは眼前に秀麗な金華山を眺めることができます。西・南側は隣接建物がなく濃尾平野、名古屋方面見渡すことが可能。夜間は建物最上部のウィングをライトアップし、日中は各邸の開口部のガラス面が太陽光を反射することで、岐阜都心に新たな光をもたらすようなデザインとなっています。

3. 共用施設の充実
天井高約5mの空間に光壁を装飾した「エントランスホール」のほか、パーティーコーナーが併設された「スカイラウンジ」、「ゲストルーム」などホテルライクな共有施設を備えています。また、「防音ルーム」は、楽器演奏や映画鑑賞などさまざまな目的に利用可能。居住者用の駐車場区画を303台確保した自走式立体駐車場は、専用のカーエントランスを使用することで同乗者は雨天時も濡れることなく乗降が可能。

4. 62タイプの多彩な間取り
専有面積は46.90㎡~156.32㎡(1LDK~4LDK)で、すべての居室からの眺望を確保したプランや、すべての洋室にウォークインクロゼットを配し豊富な収納を確保したプランなど62タイプのバリエーション。また、最上階の35階には、スカイビューテラスを備えた100㎡超のトップグレード住戸を6戸用意。

5. 安心と快適な暮らしをサポートする、各種共用サービス
24時間体制のセキュリティサービス「セキュアプラス」を導入。イオンネットスーパーと提携し、食品等を配送する「食配ラボサービス」や、購読の新聞を各住戸の玄関新聞受けまで届ける「朝刊各戸配達サービス」も用意。

「ライオンズ岐阜プレミストタワー35」の完成予想模型

「ライオンズ岐阜プレミストタワー35」の完成予想模型

中心市街地の活性化を担う官民一体の複合再開発であり、居住者だけでなく地域にも配慮したプランニングです。

商業施設と子育て支援施設が建物内にあるのも利便性が高く、金公園の植栽との連続性を考えたテラス部分は、マンション利用者にとっても憩いの場になりそうです。

「ライオンズ岐阜プレミストタワー35」の完成予想模型

「ライオンズ岐阜プレミストタワー35」の完成予想模型(商業施設部分)

メインエントランスは、北側の高島屋側からのアプローチで、すぐに柳ケ瀬商店街へアクセスできます。また、商業施設の入る南側にもサブエントランスがあり日中はこちらからもマンション内へ出入りが可能になる予定です。

「ライオンズ岐阜プレミストタワー35」の完成予想模型

「ライオンズ岐阜プレミストタワー35」の完成予想模型

建物の外観デザインは、岐阜城をモチーフにしたクラシカルな色調をベースにしたつくり。非常用を含め北側にエレベーターを4基設置。エレベーターホールが窓側にあり岐阜城や長良川の眺望を楽しめるように工夫されています。

「ライオンズ岐阜プレミストタワー35」のスカイラウンジの再現コーナー

「ライオンズ岐阜プレミストタワー35」のスカイラウンジの再現コーナー

25階部分の北西角には、スカイラウンジを設置。金華山や岐阜城のライトアップや長良川の花火大会を楽しめる位置に設けています。パーティーコーナーも併設され予約制で利用が可能です。モデルルームでは、スカイラウンジの一部を再現しています。

4重のセキュリティ、DAIKYOクワッドロックシステムやカラーモニター付きインターホン・住戸玄関前カメラなどセキュリティ面も充実。建物は、直接基礎工法の制振構造で設計基準強度42N /㎥からの高強度コンクリートを採用しています。

サッシ高約2.2mの開放的な住空間 最上階は億ションとなる予定

「ライオンズ岐阜プレミストタワー35」のモデルルーム(BHタイプ 専有面積101.81㎡)

「ライオンズ岐阜プレミストタワー35」のモデルルーム(BHタイプ 専有面積101.81㎡)

「ライオンズ岐阜プレミストタワー35」の専有部は、南向きワイドスパン中心の間取り構成。開放的で使いやすい間取りが目にとまります。ロの字配棟の外廊下設計で可動ルーバー面格子を採用。プライバシーに配慮した造りになっています。

「ライオンズ岐阜プレミストタワー35」のモデルルーム(BHタイプ 専有面積101.81㎡)

「ライオンズ岐阜プレミストタワー35」のモデルルーム(BHタイプ 専有面積101.81㎡)

「ライオンズ岐阜プレミストタワー35」のモデルルームは、東南角部屋のBHタイプ 専有面積101.81㎡。3LDKを2LDK に変更しリビングダイニングは、約25.7畳の広さで天井高は、約2.5mありサッシ高は約2.2m。二重床二重天井でボイドスラブ工法を採用しており、スッキリした空間になっています。

「ライオンズ岐阜プレミストタワー35」のモデルルーム(BHタイプ 専有面積101.81㎡)

「ライオンズ岐阜プレミストタワー35」のモデルルーム(BHタイプ 専有面積101.81㎡)

キッチンには、食器洗い乾燥機やディスポーザーを標準装備。キッチンの天板には、上質感のあるフィオレストーンを採用している(タイプによって仕様は異なる)。なお、ディスポーザーは自動給水タイプのものでスイッチを入れると自動で水が流れます。

「ライオンズ岐阜プレミストタワー35」のモデルルーム(BHタイプ 専有面積101.81㎡)

「ライオンズ岐阜プレミストタワー35」のモデルルーム(BHタイプ 専有面積101.81㎡)

モデルルームでは、ワイドスパンの中住戸であるCFタイプ 2LDK 専有面積69.42㎡のリビングダイニング部分も用意されていますが、間口がワイドで使いやすそう。全体的な商品企画に加え専有部の居住性も高いと感じました。

「ライオンズ岐阜プレミストタワー35」のモデルルーム(CFタイプ 専有面積69.42㎡)

「ライオンズ岐阜プレミストタワー35」のモデルルーム(CFタイプ 専有面積69.42㎡)のリビング・ダイニング  キッチン

注目度の高いプロジェクトだけに、取材時点(2021年4月7日)の総来場予約件数(既来場含む)は300組超。竣工が2023年2月予定ですから、順調なスタートと言えるでしょう。資料請求者の内訳は、岐阜県内が約7割で約2割が愛知県内。地縁者など首都圏からの反響もあるようです。

価格は未定ですが、4000万円台、5000万円台、6000万円台が中心で最上階は全て億ションになる予定。空が見えるスカイバルコニーが最上階の各住戸に用意されており人気を集めているようです。

岐阜市の中心エリアの中心とも言える立地に誕生する住・商・公一体のタワーレジデンス「ライオンズ岐阜プレミストタワー35」。今後の動向に注目したいと思います。

【編集後記】

事業性を考えて目に見えて設備・仕様が落ちてきている首都圏市場の多くのマンションと比較すると「ライオンズ岐阜プレミストタワー35」は、とても魅力的。岐阜まで訪ねてモデルルームを見学した甲斐がありました。

マーケットボリュームを考えると一定の販売期間はかかるかもしれませんが、このマンションならではのライフスタイルが実現できるのは間違いないでしょう。成熟社会の中では、価値あるストックを増やすことがディベロッパーの役割だと考えます。こうしたプロジェクトが増えるといいですね。

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