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「ザ・パークハウス 武蔵小杉タワーズ」発表 

天井高2.62m超「プラウド恵比寿ヒルサイドガーデン」の魅力

「プラウド恵比寿ヒルサイドガーデン」 マンション探訪記
「プラウド恵比寿ヒルサイドガーデン」の完成予想模型

「恵比寿」駅徒歩4分の4000平米超 3方角地 ホテル等の複合施設一体型

東京メトロ日比谷線「恵比寿」駅徒歩4分。旧国有地、国家公務員宿舎原町住宅跡地の閑静な高台に誕生する「プラウド恵比寿ヒルサイドガーデン」(売主 野村不動産)全88邸。事業化にあたって国が定めた要件を満たし、ホテル、フィットネス、レストランなどを併設(予定)する複合施設一体型のレジデンスです。

再開発が進む渋谷駅前(平成31年3月)

再開発が進む渋谷駅前(平成31年3月)

恵比寿周辺は、「恵比寿ガーデンヒルズ」の誕生など山手線の中でもいち早く再開発が進んだエリア。洒落たお店が建ち並び居住エリアとしても人気の場所です。代官山エリアや広尾などにも近く、山手線で1駅の「渋谷」では100年に一度とも言われる大規模な再開発が進んでおり増加するワークプレイスの居住地としても今後注目の場所です。

「プラウド恵比寿ヒルサイドガーデン」の現地は、渋谷区恵比寿南三丁目の高台。標高は約25mとなりJR恵比寿駅のある標高約15.2mの地点よりも10m近く高い場所に位置します。第1種住居地域が連なる場所で、駅から近いのに比較的閑静な場所です。

「プラウド恵比寿ヒルサイドガーデン」

「プラウド恵比寿ヒルサイドガーデン」の完成予想模型

建設地を訪ねて感じた印象は、3方向道路に囲まれた敷地面積4000平米超の開放的な場所であること。また幅員のある道路が交差する場所で視認性も高い立地であること。駅に近い北東側部分をホテル・レストランにし南側に住居棟を配することで機能を分離するとともに住居の居住性に配慮しています。

またホテル部分と住居部分を組み合わせた外観デザインは、豪華客船を想起させる意匠性の高いものに。ランドマークとしての存在感も十分感じます。建物全体の設計・監理を日建ハウジングシステム、パブリックスペースのデザイン監修は日建スペースデザインが担当。施工は鴻池組で、周囲の森を考慮した洗練のデザインに仕上がっています。

共用部のオブジェには、世界で活躍するアーティストたちが参画。エントランス奥の雪花ガラス壁、ガラスや自然石を配した床、水面の中のアート、結晶をモチーフにした内廊下など独特の世界観を表現しています。約4000平米超の敷地に対する緑被率は、21%。建物の外周を緑が彩り建物をさらに引き立てています。

最上階 約3.15m 8階~10階 約2.72m 2階~7階 約2.62mのゆとりの天井高

「プラウド恵比寿ヒルサイドガーデン」

「プラウド恵比寿ヒルサイドガーデン」のモデルルーム

「プラウド恵比寿ヒルサイドガーデン」の専有部のプランニングの特徴は、ワイドスパンかつ天井高が高い居住性の高いつくりになっている点です。第1種住居地域である現地周辺は、第3種高度地区に指定され通常、高さ30m(通常10階建てのマンションが建つ高さ)の制限があります。

「プラウド恵比寿ヒルサイドガーデン」は、敷地面積3000平米超でかつ緑化率21%以上などの緩和要件を満たすことで1.3倍の39mまでの高さの建物を建てることが可能に。プランニングによっては、13階建ても可能な状況で11階建てとすることで1層あたりの階高を確保することでリビングダイニングの天井高にゆとりを持たせています。

「プラウド恵比寿ヒルサイドガーデン」

「プラウド恵比寿ヒルサイドガーデン」のモデルルーム

2階~7階の住戸が約2.62m。8階~10階までの住戸は約2.72m。そして最上階は約3.15mの天井高が確保されています。実際にモデルルームを見るとそのゆとりが実感できます。折り上げ天井のゆったりしたリビング。各居室も天井カセット型エアコンを装備しています。開口部が広く採光も十分で心地よい時間が期待できそうです。

モデルルームのインテリアデザインは、「リッツカールトン・グランドレーク・リゾート」「マンダリン・オリエンタル・ニューヨーク」など世界有数のホテルやリゾートを手掛けるホスピタリティインテリアデザイン事務所HBA(ハーシュ・ベドナー・アソシェイツ)が担当。その世界観には圧倒されます。

「プラウド恵比寿ヒルサイドガーデン」

「プラウド恵比寿ヒルサイドガーデン」のモデルルーム

注目のプロジェクトだけに2019年3月時点で資料請求数は、約4800件。総来場件数も1月26日のモデルルームオープン以降で1000件を超えています。価格は、恵比寿駅近の高台の稀少立地でもあり坪単価約880万円前後と相応の設定ですが既に約7割の住戸が申込済みと好調です。中でも上層階の広めの住戸は人気のようです。

渋谷区エリアのマンションは、都心エリアの中ではラインナップが揃っていてマンションの売れ行きにも差異が見られますが、立地の魅力を活かした商品へのこだわりで「プラウド恵比寿ヒルサイドガーデン」は評価されています。都心のマンションの購入層が限られる中、こうした「違い」を感じさせるプランニングは、これからさらに求められるのではないでしょうか。

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著者:岡本郁雄のマンションレポート(~2016年)