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「ザ・パークハウス 板橋大山大楠ノ杜」が第3回 ABINC賞「優秀賞」受賞

「ザ・パークハウス 板橋大山大楠ノ杜」の中庭 ニュース&トピックス
「ザ・パークハウス 板橋大山大楠ノ杜」の中庭

三菱地所レジデンス株式会社、三菱倉庫株式会社は、2023 年 10 月に竣工予定の「ザ・パークハウス 板橋大山大楠ノ杜」が、一般社団法人いきもの共生事業推進協議会(略称 ABINC)が主催する第 3 回 ABINC 賞「優秀賞」を受賞したことを発表した。

「いきもの共生事業所認証(ABINC 認証)」を取得した事業所のうち、特に ABINC の普及啓発や生物多様性の主流化への貢献度が高い施設を対象として表彰されるもの。第1回ABINC賞では、「ザ・パークハウス 西新宿タワー60」(三菱地所レジデンス、相鉄不動産、丸紅、西新宿 5 丁目中央北地区市街地再開発組合)が「特別賞」、第 2 回 ABINC 賞では、「ザ・パークハウス 名古屋」(三菱地所レジデンス、三菱商事都市開発、野村不動産)が「優秀賞」を受賞している。

「ザ・パークハウス 板橋大山大楠ノ杜」の敷地配置図

「ザ・パークハウス 板橋大山大楠ノ杜」の敷地配置図

「ザ・パークハウス 板橋大山大楠ノ杜」のABINC 認証のポイントととしては、生きものにやさしい工夫をした園路舗装、レインガーデンや巣箱の設置など、自然との共生への取り組みが挙げられる。同マンションは、物件旧敷地から引き継いだ灯篭や井戸、10m を超えるクスノキやソメイヨシノなどの大樹を有する環境に川のせせらぎのある庭園を造りこんだ、緑豊かな景観を持つ。

「ザ・パークハウス 板橋大山大楠ノ杜」の敷地内に保存された楠木

「ザ・パークハウス 板橋大山大楠ノ杜」の敷地内に保存されたクスノキ

中庭では、生きものに優しい工夫を施したレインガーデンを設置し、まとまりのある緑地で自然との共生への取り組みを積極的に取り入れている。四季折々の植栽に鳥や虫が訪れ、自然な風景が織りなされる庭園。生物多様性の保存には、三菱地所レジデンスの SDGs に貢献する取り組み「BIO NET INITIATIVE(ビオネット・イニシアチブ)」を導入している。

プランニングのなかでも秀逸なのが、蔵、井戸、母屋など旧敷地の歴史を承継していること。旧家母屋をコモンハウスに移設してリデザインし、マルチルームは既存の蔵を活かしている。その他にも、井戸は中庭にデザインとして活用したり、風除室に蔵の扉を設えたりと、既存の造形物を活かすことで、旧敷地でこれまで築かれてきた歴史を継承している。

「ザ・パークハウス 板橋大山大楠ノ杜」物件概要
所 在 地:東京都板橋区大山町53番地1他(地番)
交 通:東武東上線「大山」駅(南口)より徒歩 7 分
総 戸 数:187 戸(募集対象外住戸 2 戸含む)
構造・規模:鉄筋コンクリート造地上14階地下2階建
敷 地 面 積:5,280.40 ㎡(売買対象面積)、5,274.64 ㎡(建築確認対象面積)
間 取 り:2LDK~4LDK
専 有 面 積:57.76 ㎡~117.62 ㎡
竣 工 予 定:2023 年 10 月上旬
引 渡 予 定:2023 年 12 月上旬
売 主:三菱地所レジデンス、三菱倉庫
施 工:東亜建設工業

三菱地所レジデンスでは、マンションづくりにおいて「守る」「育てる」「つなぐ」「活かす」「減らす」の 5 つをテーマに、生物多様性保全の取り組みを実施している。また、マンション敷地内の植栽設計では、入居後の維持管理コストの低減に配慮しながら、雑草の発生を抑え、害虫を招きにくい樹種を選定している。生物多様性保全は、持続可能な社会にもつながる取り組み。こうした、環境共生に配慮したマンションづくりに今後も注目したい。