『街とマンションのトレンド情報』をタイムリーに発信します。

記事本数計400本! 100万PV超 
かけがえのない人生に豊かさと自由を
より良き『住まい・社会・未来』

『リビオシティ文京小石川』ゲストサロン探訪

野村不動産「断熱性能等級 6」の物件供給を推進 「プラウド横浜新子安」発表

プラウド横浜新子安の外観完成予想図(出典 公式HP) ニュース&トピックス
プラウド横浜新子安の外観完成予想図(出典 公式HP)

野村不動産は、分譲マンションにおいて、全戸「断熱性能等級 6」の物件供給を推進する。その第一号物件として、「プラウド新子安」公式 HP がオープンした。

省エネ性能ラベル表示努力義務化に伴い、BELS に基づくラベルも全物件掲載

野村不動産株式会社は、2022 年 11月以降着工した分譲マンションについては原則ZEH水準の仕様としてきたが、今後それを上回る全戸(住棟)での「断熱性能等級 6」の物件供給を推進していくことを発表した。

その第一号物件として、「プラウド横浜新子安」の公式 HP がオープン。さらに、2024 年 4 月より開始された省エネ性能ラベル表示の努力義務化に伴う対応として、今後同年 4 月以降に建築確認申請を行った分譲・賃貸マンションにおいて、建物の省エネ性能を示す第三者評価であるBELSに基づいた省エネ性能ラベルを全物件で掲載。省エネ性能が高い住まいが促進される市場づくりを後押ししていく。

野村不動産の住まいにおける環境配慮の取組みスケジュールと、省エネ性能ラベルの記載内容に対応する取組み

野村不動産の住まいにおける環境配慮の取組みスケジュールと、省エネ性能ラベルの記載内容に対応する取組み

 

野村不動産の推進する、エネルギー消費性能★3 以上と断熱性能等級 6 を備えた物件の機能性
<エネルギー消費性能★3 以上>
・LED ライトの導入や、高効率な換気設備の計画
・冷暖房の効きをよくすることで省エネにつながり、居住者の光熱費削減に寄与
<断熱性能等級 6 以上>
・国の定める省エネ基準(断熱性能等級4)の仕様に対して、2ランク高い仕様
・ZEH 水準(断熱性能等級 5)の仕様に対して、1 ランク高い仕様
・高断熱の住宅になり、冬でも部屋が寒くなりにくく、暖房効率が上がるため光熱費削減に寄与
・光熱費削減に寄与するだけではなく、ヒートショックの低減や室内の上下温度差の低減による居住空間の快適性、作業時の集中力向上など普段の生活にも良い影響を与える
・世界基準で見た場合でも、暖房に必要な熱量が東京都と近似しているスペインやイタリア、アメリカでも断熱性能等級6に近しい数値が基準となっており、それらと同水準の断熱性

 

断熱性能等級 6 の物件推進に対応する第一号物件として、「プラウド横浜新子安」の公式 HP がオープン。【 公式 HP:https://www.proud-web.jp/mansion/f117310/

 

「プラウド横浜新子安」の特長
①断熱性能等級 6 の性能により、電気代がかかりにくく、かつ室温が一定に保たれやすくなる
②3LDK 中心、全邸 70 ㎡以上(トランクルーム面積含む)のゆとりある専有設計
③開放感と採光を享受できるヌックプラン(一部住戸のみ)※9
④全戸トランクルーム付きで収納設備が充実しており、ゆとりのある生活が可能
⑤ラウンジ・テレワークブース・食配コーナーなど、64 戸規模のマンションでありながら充実した共用設備

プラウド新子安の現地案内図(出典 公式HP)

プラウド横浜新子安の現地案内図(出典 公式HP)

 

物件概要
所 在 地: 神奈川県横浜市神奈川区入江一丁目 6 番 9 号(地番)
交 通 情 報: JR 京浜東北線 「新子安」駅徒歩 9 分 京急本線「京急新子安」駅徒歩 9 分 京急本線「子安」駅徒歩 7 分 JR 横浜線「大口」駅徒歩 10 分
構 造 ・ 規 模: 鉄筋コンクリート造地上 6 階建
建 物 竣 工 時 期: 2025 年 6 月下旬(予定)
入 居 時 期: 2025 年 8 月下旬(予定)
総 戸 数 :64 戸
敷 地 面 積: 2,532.91 ㎡
間 取 り: 2LDK+S(納戸)~4LDK
専 有 面 積 :70.00 ㎡~83.88 ㎡(トランクルーム面積 0.32 ㎡~0.73 ㎡含む)
売 主 :野村不動産株式会社
施 工 :木内建設株式会社 東京支店

2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現に向けて、住宅の省エネルギー性能を一層向上させる必要があり、従来は4までだった断熱等級を2022年に5、6、7が新設された。2030年以降は、すべての新築住宅に断熱等級5への適合が義務づけられることになっているが、野村不動産が推進していく断熱等級6は、これをも上回る基準となっている。

少子高齢化が進み、住宅の量から質への転換が望まれる中、野村不動産の断熱等級6へのいち早い取り組みは、ブランド競争が激しくなる中での差別化も意識してのものだろう。居住快適性にもつながるこうした取り組みは、ユーザー視点で見れば大歓迎だろう。新子安は、駅周辺の整備が進み再開発が活発化している桜木町~横浜、川崎~東京へのアクセスも良好。かなりの注目を集めるのではなかろうか。