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(仮称)武蔵浦和駅前計画など「高層ZEH-M支援事業」に採択

(仮称)武蔵浦和駅前計画の開発地 ニュース&トピックス
(仮称)武蔵浦和駅前計画の開発地

野村不動産は、経済産業省『超高層ZEH-M(ゼッチ・マンション)実証事業』に「プラウドタワー亀戸クロスゲートタワー」が、さらに、環境省『高層ZEH-M(ゼッチ・マンション)支援事業』に「(仮称)神楽坂袋町計画」及び「(仮称)武蔵浦和駅前計画」が採択されたことを発表しました。

ZEH及びZEH-Mとは「外皮の断熱性能等を大幅に向上させ、高効率な設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現し、再生可能エネルギーを導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅」です。

集合住宅の省エネルギー化は重要な課題ではあるものの、再生可能エネルギーのための面積(屋根面積)が限定されることから、住棟単位でのZEH(ZEH-M)の実現は難易度が高いこともあり、現状において実証事例は少なくなっています。

集合住宅のZEH化を促進するために必要な実証事業を公募し、設計仕様やエネルギー性能に関する情報を提供する事業者に対し、集合住宅のZEH化にかかる費用の一部を補助すると共に、ZEHデベロッパー登録制度を導入することでロードマップに基づくZEHの普及実現を目指すものが経済産業省が行う『ZEH-M(ゼッチ・マンション)実証事業』です。

また、環境省は、集合住宅において、ZEH-Mとなる住宅を新築する者に補助を行う『高層ZEH-M(ゼッチ・マンション)支援事業』を行っています。

「超高層ZEH-M実証事業」、「高層ZEH-M支援事業」の採択要件について
高層(6階建以上)マンションでは、太陽光発電の設置に活用できる屋根面積が限られており、ZEHの基準をクリアすることは非常に困難です。そこで、まずはZEH志向型の集合住宅の普及に向け、太陽光発電等の再生可能エネルギー設備の搭載などの創エネを除く、高断熱外皮や省エネ性能でZEH基準を満たした住宅について、2018年度よりあらたに定められた制度が「ZEH-MOriented」。「超高層ZEH-M実証事業」、「高層ZEH-M支援事業」は、ZEH-MOrientedの水準を満たすことが要件となります。

集合住宅におけるZEHの定義・判断基準

集合住宅におけるZEHの定義・判断基準

ZEH-Mの省エネ性能を実現するため、今回採択された3プロジェクトには、「床快full(ゆかいふる)」を採用しています。「床快full(ゆかいふる)」は、二重床を冷暖房に利用して住戸全体にエアコンの風を送ることで、24時間365日、住戸全体を快適に保ち、ヒートショックや熱中症のリスクを軽減する等健康維持に寄与。また、外出時には、通常より設定温度を緩和したモードでの運転を併用することで、省エネで快適性を維持し、エネルギー効率を高めた暮らしを実現します。

「床快full(ゆかいふる)」は、2020年のグッドデザイン賞ベスト100にも選出されています。

 

<床快full(ゆかいふる)概念図>

<床快full(ゆかいふる)概念図>

「プラウドタワー亀戸クロス」※採択はゲートタワーのみ
所在地:東京都江東区亀戸六丁目 交通:JR総武線「亀戸」駅徒歩2分 総戸数:934 戸(うち、ゲートタワー452戸) 階数:地上25階/地下2階 敷地面積:22,989㎡ 延床面積:96,776㎡(うち、ゲートタワー42,393㎡) 着工:2019年6月 竣工2:022年1月(予定)
「(仮称)神楽坂袋町計画」
所在地:東京都新宿区袋町 交通:都営大江戸線「牛込神楽坂」駅徒歩3分、東京メトロ東西線「神楽坂」駅徒歩7分ほか 総戸数:75戸 階数:地上5階地下1階 敷地面積:2,841㎡ 延床面積:9,888㎡
「(仮称)武蔵浦和駅前計画」
所在地:埼玉県さいたま市南区沼影一丁目 交通:JR埼京線・武蔵野線「武蔵浦和」駅徒歩1分 総戸数:277戸 階数:地上19階地下1階 敷地面積:5,986㎡ 延床面積:37,615㎡(店舗・事務所等含む)

(仮称)武蔵浦和駅前計画の開発地(左)と「プラウドタワー武蔵浦和マークス」(右)

(仮称)武蔵浦和駅前計画の開発地(左)と「プラウドタワー武蔵浦和マークス」(右)

「(仮称)武蔵浦和駅前計画」は、再開発タワーの建設が活発な「武蔵浦和」駅前の希少立地。「武蔵浦和」駅での開発実績が豊富な野村不動産のプロジェクトだけに注目が集まりそうです。「ZEH-M(ゼッチ・マンション)」の取り組みは、経済産業省、環境省からの補助があるのでディベロッパー各社の採用が2020年以降目立ちます。戸建てよりも普及が遅れているZEHマンション。今後の動向に注目したいと思います。