総戸数1,285戸 高さ約199mのタワーマンションを中核に形成
月島三丁目北地区市街地再開発組合は、東京都中央区月島三丁目で事業を推進する「月島三丁目北地区第一種市街地再開発事業」において、2022年10月13日に起工式を執り行い10月20日に着工したことを発表しました。
同事業は市街地再開発事業として着工しており、周囲の特性や環境等に配慮し、住宅・店舗・保育所・デイサービスが入る地上58階建てのタワーマンションを中核としたA街区、低中層建築物によるB-1街区(障がい者グループホーム等)・B-2街区(住宅他)の構成となっています。
街区は、「月島もんじゃストリート」で有名な “西仲通り商店街”に面する場所に位置。地区内は、築年数の経過した木造家屋が多く地域防災性の向上が課題となっており、また、隅田川と商店街の連続性、バリアフリー配慮の歩道整備や交流を生み出す公共施設、災害時にも活用できる広場の創出など、都市機能の更新が求められていました。
開発によって土地の合理的かつ健全な高度利用、都市機能の更新を行うとともに、エリアのランドマークとなるタワーマンションを中核とした、快適な生活環境と多様で魅力的な複合市街地の形成を進めます。
月島地区で最高となる約199メートルの高さ 1285戸のスケール
「月島三丁目北地区第一種市街地再開発事業」の高さは、月島地区で最高となる高さ約199m。新たなランドマークタワーとして誕生します。広場による地域防災機能の充実をはかり、商店街と隅田川をつなぐ広場や歩行者動線を創出し、“月島ならではの趣ある路地空間”などの賑わいある街並みを整備。公益施設の再編による機能(保育所、デイサービス等)の拡充、新設など都市型居住環境の向上にもつとめます。
参加組合員として住友不動産、東京建物、大和ハウス工業、首都圏不燃建築公社が参画。2022年10月13日に実施された起工式では、再開発組合理事や参加組合員である住友不動産㈱、東京建物㈱、大和ハウス工業㈱、一般財団法人首都圏不燃建築公社、設計・施工者である、五洋建設㈱、㈱大建設計など、約30名が参列。地鎮の儀では、地元住吉神社宮司により、工事の無事や安全と、再開発により新築される施設や月島エリアの繁栄が祈願されました。
スケジュール
2011年3月 平成23年 再開発準備組合設立
2018年12月 平成30年 都市計画決定
2020年8月 令和2年 再開発組合設立 ※
2022年10月 令和4年 着工
2026年 令和8年 竣工予定
■事業の概要
着工が、始まったばかりですので、昨今の大規模マンションの販売スケジュールを鑑みると販売は2023年の下半期以降と思われますが、販売好調な「パークタワー勝どきミッド/サウス」に続く湾岸エリアの大規模タワーマンションとして注目を集めそうです。
隅田川に近く、都心を望む北西方向の開放的なビューが魅力。2路線使える月島駅と勝どき駅の2駅が利用できるのも便利です。
2023年以降には、「HRUMI FLAG」のタワー棟や「豊海地区第一種市街地再開発事業」も予定されており湾岸エリアのタワーマンションの選択肢は増えそうです。2023年は、都心のタワーマンションを探している方にとって、チャンスの年になりそうですね。