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首都圏4月中古市場、成約件数52.6%のダウン

2019年7月のマンション供給戸数は、前年比マイナス35.3%

東京湾岸エリアの風景(令和元年8月撮影) マーケット情報
東京湾岸エリアの風景(令和元年8月撮影)

2019年7月度の首都圏新築マンション供給戸数は前年同期比35.3%の減少

不動産経済研究所発表の「首都圏のマンション市場動向 2019年7月度」によれば、2019年7月の首都圏新築マンションの発売戸数は、1,932戸で前年同月比35.3%減少。前月の2,259戸よりも14.5%のマイナスとなっています。

一方、月間契約率は67.9%と前月から2.0ポイントアップ、前年同月比では0.1ポイントアップしています。

1戸当たりの平均価格は5,676万円で前年同月比で戸当たり515万円(8.3%)のダウン。平米単価は86.0万円で前年同月比で5.7万円(6.2%)ダウンしています。また販売残戸数は、7,115戸で前月比323戸の減少です。

地域別の発売戸数では、東京都区部が922戸と前年同月比35.8%の減少。都下が187戸で前年同月比55.3%の減少。神奈川が361戸で37.1%減少。埼玉県は268戸で前年同月比7.3%減少。千葉県は、194戸で同26.7%の減少です。

地域別の契約率は、都区部が66.4%、都下61.0%、神奈川県64.3%、千葉県が76.8%、埼玉県76.1%となっています。

竣工した「ブランズザ・六本木レジデンス」

竣工した「ブランズ六本木ザ・レジデンス」

個別の販売状況では、「ガーデンヒルズ四ッ谷 迎賓の森」(139戸)、「ブランズ六本木ザ・レジデンス 」(50戸)といった都心の完成済み高級物件が完売しています。9月下旬竣工予定の「Brillia 一番町」(106戸)も販売残が少なくなってきており、立地と商品企画に魅力がある都心の億ションは変わらず堅調です。

「HARUMI FLAG」の販売が8月に始まりましたが600戸供給のうち580戸に登録と順調なスタートを切りました。今後、「ブランズタワー豊洲」などの販売も始まるため1期2次以降に今の勢いが続くかはわかりませんが、良質なマンションに対するニーズが強いことの表れでしょう。

【関連記事】「HARUMI FLAG」計580戸に登録 1期2次9月14日より事前案内会

中古マンションは、前年同月比で3.0%成約件数増加 価格も2.4%のプラス

東日本不動産流通機構発表の2019年7月度の首都圏中古マンション動向によれば、成約件数は昨年同月比3.0%増加の3,233件。成約価格は、前年同月比2.4%上昇の3,442万円。成約平米単価が2.6%上昇の53.51万円です。前月比では2カ月連続の上昇です。

販売中の在庫件数は前月から増加し 47,480件となっています。新規登録件数はやや増加しており、前年同月比2.2%プラスの17,627件となっています。

成約平米単価53.51万円に対し新規登録物件の平米単価は57.52万円。前月よりも乖離は小さくなっています。このことも成約数の伸びにつながっていると思われます。

秋には、山手線内最大級のタワーレジデンス「SHIROKANE The SKY」の販売も始まります。「HARUMI FLAG」の継続期の販売もありますので、新築マンションの供給ラインナップは豊富です。

新規の大量集客に成功している物件も散見されるように、消費税引き上げの影響はほとんど感じられません。直近での購入を検討されている方は、タイミングを待つのではなく資料請求するなりモデルルームを見学するなり、まずはアクションを起こすことをおすすめします。

【編集後記】

「ブランズ六本木 ザ・レジデンス」のモデルルームを見学したのが2018年の2月。外観の意匠を考えたプランニングに驚きましたが、竣工したその姿は国際的なイメージのある六本木の街に新たな景観を醸成していました。

全戸分の駐車場を用意し、100平米超の住戸が大半の構成。上質な共用部と免震構造採用の安心のつくりなど高級物件に求められる要素を満たすレジデンスです。郊外エリアは施工費の上昇によって、設備のグレードを下げるケースも見受けられますが、立地の希少性と商品性に優れた都心マンションのニーズが底堅いことをあらためて実感しました。